SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-19 09:19:53

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は続伸!市場では売り手不在!?底堅い動きは継続か

日経平均は続伸!市場では売り手不在!?底堅い動きは継続か

2022/8/15

【先物・オプションデビュープログラム】はじめての先物・オプション取引で最大100,000円キャッシュバック!

1インフレ減速期待、CTA買いで週末に750円高

先週の225先物は週間で370円高(上昇率1.31%)の28,540円と続伸。

米7月雇用統計で平均賃金の伸びが予想に反して6月から加速し、金融引き締め懸念が強まったが、ナスダック総合指数の下落率は小幅だった。また、雇用者数が大幅に伸びたことに伴う景気後退懸念の緩和はポジティブに捉えられ、週初は底堅く推移。

祝日前の9、10日、225先物は2日間で合計450円下落。米半導体大手エヌビディアの売上高見通しの引き下げやマイクロン・テクノロジーの弱気な見通しを受けて値がさの半導体関連株が軒並み大幅安。また、東エレク<8035>の予想外の減益決算や、ソフトバンクG<9984>の4-6月期としては日本企業で最大となる最終赤字を計上した決算などで、両者がともに大幅安となったことも指数を押し下げ、先物売りを誘発した。

一方、祝日明けの週末12日は一転して750円高と急反発。米国7月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)が共に6月から予想以上に鈍化したことでインフレ減速への期待が高まり、週前半に売られていた半導体関連や値がさ株を中心に買い戻しが強まった。

8月5日時点の裁定残高は、ネットベースで6,691億円の買い越し(前週は6,460億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、2億5,918万株の買い越しで、7月29日時点(2億5,628万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(8月5日時点)

週末は両先物で海外勢が買い越し

週末12日は先物主導の上昇となったことで、両先物ともに裁定買い(先物売り・現物買い)の動きが強まり、AアムロCやソジェンが大幅に売り越した。

買い方では週末に海外勢の買い越しが目立ち、225先物ではバークレイズが2,200枚、BofA証券とドイツが1,300枚前後の買い越し。TOPIX先物ではGSが3,900枚、JPモルガンが3,100枚、シティGが2,400枚と買い越した。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは低下、プット手仕舞い、コールの売買活発

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で1.96pt安(下落率9.63%)の18.39と低下。

米国の重要インフレ指標が揃って予想以上に減速し、インフレピークアウト期待が高まったことで、週末に株式市場は大きく上昇。オプション市場でプット(売る権利)が手仕舞われたことで、日経VIの低下に繋がった。主に9月物プットでは建玉が権利行使価格28,000円に9,600枚、27,000円に9,800枚、26,500円に8,400枚と積み上がっている。

一方、コール(買う権利)では29,000円に1万3,800枚と大量の建玉が積み上がっており、この価格帯での売買が活発だった。コールはこの他29,500円に9,500枚、30,000円に6,000枚と建玉が積み上がっている。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は横ばい、半導体関連の下落で低下も週末はCTA買いなどで持ち直す

NT倍率(先物)は横ばい。米半導体エヌビディアやマイクロン・テクノロジーの業績見通しに関するネガティブな材料のほか、東エレクやソフトバンクGの低調な決算を背景に、指数インパクトの大きい半導体関連株や値がさ株が崩れ、週半ばにかけてNT倍率は低下。

ただ、国内祝日明けの週末は一転して、米7月重要インフレ指標の6月からの減速を受けてインフレピークアウト期待が高まるなか、半導体関連株や値がさ株の買い戻しが強まった。また、商品投資顧問(CTA)による買いも加わり、225先物主導で上昇した結果、週末にNT倍率は前週末水準まで戻した。

3市場では売り手不在!?底堅い動きは継続か

今週の225先物は底堅い動きが継続か。

225先物は7月15日から1,780円も上昇した。7月米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過し、米主要IT企業を筆頭に企業決算が予想以上に健闘したことなども背景にはあるが、想定以上に強い動きが長期化している。ただ、高水準のインフレが続き、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めもピークを過ぎたかどうかはまだ不透明。企業決算もむしろこの先の7-9月期決算の方が懸念との声も多いなか、足元の株式市場の上昇には違和感がある。

しかし、今の相場を一言で表現するならば「売り手不在」だ。機関投資家の多くが一時的な上昇に過ぎないと見ているが、当の機関投資家の多くは夏休みに入っている。一方、米国で再びミーム銘柄が急騰していることからも窺えるように、個人投資家では乗り遅れまいとする動きが強い。

さらに、CTAのようなトレンドフォロー型ファンドのシステマティックな買いが断続的に入っていることでむしろ上昇に弾みが付いている。こうした相場は少なくとも今週末の米国版SQまでは続きそうだ。

今週は米中の小売売上高や米小売大手の企業決算などもあるが、相場のトレンドを変えるには至らないだろう。17日のFOMC議事要旨が水を差すかに注目したいが、参加者不在でこれも動意薄だろう。

今週の225先物予想レンジは28,000-28,900円とする。

経済スケジュール(8月15日〜8月21日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

8月15日 国内 08:50 GDP速報値(4-6月)
08:50 GDP民間企業設備(4-6月)
08:50 GDP民間消費支出(4-6月)
08:50 GDPデフレーター(4-6月)
10:00 営業毎旬報告(8月10日現在、日本銀行)
13:30 鉱工業生産(6月)
13:30 設備稼働率(6月)
決算発表 SBI
海外 10:30 中・新築住宅価格(7月)
11:00 中・鉱工業生産指数(7月)
11:00 中・小売売上高(7月)
11:00 中・調査失業率(7月)
11:00 中・不動産投資(7月)
11:00 中・固定資産投資(都市部)(7月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
21:00 ブ・経済活動(6月)
21:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(8月)
23:00 米・NAHB住宅市場指数(8月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
29:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(6月)
印・貿易収支(15日までに)
韓・株式市場は祝日のため休場(光復節)
8月16日 国内 13:30 第3次産業活動指数(6月)
海外 15:00 英・失業率(7月)
15:00 英・ILO失業率(3カ月)(6月)
15:30 印・卸売物価(7月)
18:00 独・ZEW期待指数(8月)
18:00 欧・貿易収支(6月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)
21:30 加・消費者物価指数(7月)
21:30 米・住宅着工件数(7月)
21:30 米・住宅建設許可件数(7月)
22:15 米・鉱工業生産指数(7月)
22:15 米・設備稼働率(7月)
米・中間選予備選挙(アラスカ州、ワイオミング州)
独・5年債入札
決算発表 ホーム・デポ、ウォルマート、BHPグループ
8月17日 国内 08:50 貿易収支(7月)
08:50 輸出(7月)
08:50 輸入(7月)
08:50 コア機械受注(6月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5ー10年、残存25年超)(日本銀行)
海外 11:00 NZ・ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
15:00 英・消費者物価コア指数(7月)
15:00 英・生産者物価産出指数(7月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
18:00 欧・ユーロ圏GDP)改定値(4-6月)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(8月)
21:30 米・小売売上高(7月)
23:00 米・企業在庫(6月)
米・連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(7月26-27日)
米・20年債入札
決算発表 アナログ・デバイセズ、シスコシステムズ、テンセント・ホールディングス
8月18日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
海外 10:00 中・SWIFTグローバル支払
10:30 豪・失業率(7月)
18:00 欧・ユーロ圏CPI(7月)
20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(8月)
23:00 米・中古住宅販売件数(7月)
23:00 米・景気先行指標総合指数(7月)
決算発表 アプライド
8月19日 国内 08:30 消費者物価コア指数(7月)
海外 07:45 NZ・貿易収支(7月)
15:00 英・小売売上高指数(7月)
17:00 欧・ユーロ圏経常収支(6月)
21:30 加・小売売上高(6月)
  • 提供:フィスコ社

少ない資金で大きな利益を狙いたくありませんか?そんな方はこちらを確認!

先物・オプションの関連コンテンツ

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
  • 必要証拠金額は当社SPAN証拠金(発注済の注文等を加味したSPAN証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
  • 当社SPAN証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
  • SPAN証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、またはお客さまごとに変更することがあります。
  • 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は新規建てしたセッションに限定されます。必要証拠金額はSPAN証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
  • 先物・オプションのSPAN証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
  • 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
  • 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
  • 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
  • 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
    日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。
  • 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
  • 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
  • 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は委託手数料を機関投資家から受け取ります。
  • J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.