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2024-04-19 10:14:56

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は102円安!下値は27,000円!?更なる急落に注意!

日経平均は102円安!下値は27,000円!?更なる急落に注意!

2021/12/6

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1変異株巡る報道で週前半に急落

225先物は前週末終値比720円安(下落率2.50%)の28,070円と大幅続落。

新型コロナウイルスの新たな変異株オミクロン株や米金融政策を巡り神経質な動きとなった。週初は自律反発狙いの買いから底堅くスタートするも、岸田政権による外国人の入国措置禁止の報道をきっかに売りが広がり急落。

11月最終日はMSCI指数構成銘柄の定期入れ替え実施に伴う需給イベントへの思惑がくすぶるなか、終盤に米バイオのモデルナの最高経営責任者(CEO)がオミクロン株に対する既存ワクチンの有効性に懐疑的な見解を示したことが伝わり投資家心理が悪化し急落。

12月に入ってからも冴えない動きが継続。オミクロン株を巡る懸念に加え、米連邦準備制度理事会(FRB)内でもハト派寄りとされてきたパウエル議長が、これまで使ってきたインフレに対する「一過性」の表現をやめるべきとし、量的緩和縮小(テーパリング)ペースの加速を12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で協議することに前向きな姿勢を示したことが重しとなった。

11月26日時点の裁定残高は、ネットベースで4,343億円の買い越し(前週は6,594億円の買い越し)と減少した。株数ベースでは、1億6,358万株の買い越しで、11月19日時点(2億2,948万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(11月26日時点)

両先物の売り方には海外勢がずらり並ぶ

先行き不透明感を嫌気した相場急落を受け、海外勢の大幅な売り越しが両先物で見られた。特に目立ったのが両先物で売り方累計上位に顔を出したGS、BofA証券、UBS。なお、週末のGSによる9,000枚超という大規模な売り越しはロールオーバー。

一方、買い方では、両先物ともに国内勢が上位に並んだ。下落局面では逆張り志向の個人による日経レバ買いや、下値で拾っている国内機関投資家の存在が窺える。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2変異株など巡る不透明感から日経VI上昇

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末終値比2.67pt高(上昇率11.96%)の25.00と上昇した。オミクロン株や米金融政策を巡る先行き不透明感から相場は急落。

下値不安が高まるなか、日経平均での権利行使価格27,000円に当たるプット(売る権利)などが出来高を伴って買われ、日経VIの上昇につながった。米国ではVIX指数が週半ばには危険水域とされる30ptを上回った。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、オミクロン株巡る報道で先物主導で下落、金融引き締め懸念で値がさ株に売り

NT倍率(先物)は低下。週前半は岸田政権が全世界を対象に外国人の入国措置を禁止すると表明したことや、米バイオ製薬会社モデルナの最高経営責任者(CEO)が既存ワクチンのオミクロン株への有効性低下の見解を示したことが伝わり、短期筋が手掛けることの多い225先物主導で下げ足を速めた。

議会証言で、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が量的緩和縮小(テーパリング)のペース加速を示唆したこともあり、現物株市場では値がさのハイテク株やグロース株が大きく下落。こうした流れも、先物市場での225型劣勢の展開を生んだ。結局、NT倍率は週を通して低下基調で、週末にかけて大きく低下した。

3下値は27,000円!?更なる急落に注意!

今週の225先物は神経質な展開か。

14日からの米FOMCを前に、週末には11月米消費者物価指数の発表もあり、全体として模様眺めが強まりやすいと考えられる。

また、週末には12月限先物・オプション取引に係る特別清算指数(SQ)算出が控えている。今回はメジャーSQ前の数週間内にオミクロン株やFRBの早期金融引き締めなど新たな懸念材料が相次ぎ、相場は大きく調整した。

この間、オプション取引の建玉はプット及びコールともに大きく増えており、これらのポジションを巡る動きが短期的に複雑な動きをもたらしそうだ。

225先物の現状水準としてはダウンサイドよりもアップサイドの方が大きそうだが、FOMC前で積極的な買いが期待しにくいなか、短期的には仕掛け売りなどに注意しておきたい。

また、先週の先物手口が気掛かりだ。相場が大きく下落するなか、海外勢の売り越しが両先物で目立ったが、225先物よりも、長期目線の実需筋が手掛けることが多いとされるTOPIX先物での売り越し規模が大きかった。

11月第4週の投資主体別売買によると、海外勢は現先合算で4,800億円超、将来の買い戻しが前提とされない現物株だけでも2,200億円超も売り越していた。

海外勢の日本株離れが強まっているような気がしてならない。下値は限定的も上値も限られる可能性を意識しておきたい。今週の225先物予想レンジは27,000-29,000円とする。

経済スケジュール(12月6日〜12月10日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

12月6日 国内 14:00 衆院本会議で岸田首相の所信表明演説、鈴木財務相の財政演説
臨時国会召集
海外 16:00 独・製造業受注(10月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
27:00 ブ・貿易収支(先週)
欧・ユーロ圏財務相会合
露・プーチン大統領が訪印
印・インド・ロシア外務・防衛閣僚会合(「2+2」)
12月7日 国内 08:30 実質賃金総額(10月)
08:30 家計支出(10月)
08:30 毎月勤労統計-現金給与総額(10月)
14:00 景気一致指数(10月)
14:00 景気先行CI指数(10月)
15:00 コール市場残高(11月、日本銀行)
18:15 黒田日銀総裁が「AMRO's 10th Anniversary Celebration」であいさつ
海外 12:30 豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
15:45 スイス・失業率(11月)
16:00 独・鉱工業生産指数(10月)
18:30 南ア・GDP(7-9月)
19:00 欧・ユーロ圏GDP改定値(7-9月)
19:00 独・ZEW期待指数(12月)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(11月)
22:30 加・貿易収支(10月)
22:30 米・貿易収支(10月)
22:30 米・非農業部門労働生産性(7-9月)
29:00 米・消費者信用残高(10月)
中・貿易収支(11月)
中・外貨準備高(11月)
欧・欧財務相理事会
欧・欧保健相会合
12月8日 国内 08:50 GDP改定値(7-9月)
08:50 名目GDP(7-9月)
08:50 GDPデフレーター(7-9月)
08:50 国際収支(経常収支)(10月)
08:50 貿易収支(国際収支ベース)(10月)
08:50 貸出動向 銀行計(11月)
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(11月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年)(日本銀行)
13:30 倒産件数(11月)
14:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(11月)
14:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(11月)
「サステナブル マテリアル展」開幕(10日まで)
海外 13:30 印・インド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
13:30 印・RBI現金準備率
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(12月7日まで1カ月間)
21:00 ブ・小売売上高(10月)
24:00 米・JOLT求人件数(10月)
24:00 加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表
30:30 ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表
欧・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州システミックリスク理事会(ESRB)のイベントで冒頭挨拶
独・連邦議会(下院)が新首相の指名選挙を予定、ショルツ政権発足へ
決算発表 ゲームストップ
12月9日 国内 08:50 景況判断BSI大企業全産業(10-12月)
08:50 景況判断BSI大企業製造業(10-12月)
08:50 マネーストック(11月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
11:00 東京オフィス空室率(11月)
15:00 工作機械受注(11月)
決算発表 積水ハウス
海外 10:30 中・生産者物価指数(11月)
10:30 中・消費者物価指数(11月)
16:00 独・貿易収支(10月)
16:00 独・経常収支(10月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(12月7日まで1カ月間)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
24:00 米・卸売在庫(10月)
26:00 米・家計純資産(7-9月)
中・資金調達総額(11月、15日までに)
中・マネーサプライ(11月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(11月、15日までに)
米・民主主義サミット(10日まで)
米・ミネアポリス連銀総裁がオンラインイベント(10日まで)で講演
決算発表 ブロードコム、オラクル
12月10日 国内 08:50 国内企業物価指数(11月)
SBIホールディングスによる新生銀行へのTOB期限
フレクトが東証マザーズに新規上場(公開価格:2550円)
海外 16:00 トルコ・失業率(10月)
16:00 独・CPI(11月)
16:00 英・GDP(10月)
16:00 英・鉱工業生産指数(10月)
16:00 英・商品貿易収支(10月)
21:00 印・鉱工業生産(10月)
21:00 ブ・IBGEインフレIPCA(11月)
22:30 米・消費者物価コア指数(11月)
24:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(12月)
28:00 米・財政収支(11月)
英・主要7カ国(G7)外相・開発担当相会議(12日まで)
  • 提供:フィスコ社

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