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2024-04-19 19:50:47

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は203円安、日米メジャーSQ控え急落には注意!

日経平均は203円安、日米メジャーSQ控え急落には注意!

2020/12/7

1コロナワクチン期待から買い続き5週連続の上昇

先週の225先物は前週末比150円高(上昇率0.56%)の26,780円と5週連続して上昇した。週初は月末の持ち高調整売りなどで下落したが、名実ともに12月相場入りすると買い気が強まった。米バイオ医薬品企業モデルナが新型コロナワクチンの緊急使用許可を申請したことからワクチン普及に伴う経済活動再開期待が高まったほか、米国での追加経済対策への期待も広がり、買いが優勢となった。

その後は、過去最高値圏にあるNT倍率の修正から「225先物売り、TOPIX先物買い」の動きのほか、急ピッチの上昇に対する高値警戒感もあり、ワクチン期待と拮抗するなか売り買いが交錯した。週末4日は、米製薬大手ファイザーのコロナワクチンの供給計画引き下げが海外メディアによって報じられ投資家心理がやや後退。米雇用統計の発表を控え買い見送りムードも強まるなか、根強い押し目買い意欲も健在で一進一退となった。

11月27日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆510億円の売り越し(前週は1兆1,232億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、3億1,171万株の売り越しで、11月20日時点(3億5,377株の売り越し)から減少している。

日経平均と裁定残(11月27日時点)

買い戻し一巡感、225先物では目立った動きなし

225先物の手口では、1,000枚超の売り越し動きが観測されたのは週初30日のドイツとCSのほかでは、2日のJPモルガンのみでその他に特段目立った動きはなかった。買い手口でも、1,000枚超の動きが観測されたのはAアムロC、野村のみでそのほか目立った動きは観測されず。11月から観測された海外投資家による先物主導での買い戻しには一服感がみられる。

TOPIX先物の手口では、2日に5,000枚超、3日に4,000枚超売り越したみずほ証券が売り方トップになったほか、GS、UBS、BofA証といった外国勢が上位に並んだ。一方、買い手口では、週末4日に6,000枚超買い越したJPモルガンが買い方筆頭に躍り出たほか、ソジェン、BNPパリバなどに目立った動きがみられた。また、週末にかけて大きく買い越したSMBC日興も上位に並んだ。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは3週連続で低下し、1カ月半ぶりに20pt割れ

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比1.61pt安(下落率7.46%)の19.97ptと3週連続して低下し、危険水域とみられる20pt台を1カ月半ぶりに下回って終了した。週初の30日は、急ピッチの株価上昇に対する反動や新型コロナウイルスへの警戒感からVIは上昇してスタートした。

ただ、その後は、新型コロナワクチンの実用化による経済活動の本格再開への期待が強まり、日経平均が堅調に推移するなかVIは週末まで水準を切り下げる展開が続き、一時19.95ptまで低下。10月15日以来約1カ月半ぶりに20pt台を下回って終了した。

この先は、10月末以降、日経平均は急ピッチで上昇してきただけに上昇一服感が台頭し始めており、VIはこう着感を強めそうだ。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、週を通して15倍台を維持

NT倍率(先物)は上昇。週初はファーストリテイリング<9983>などの値がさ株のほか、東京エレクトロン<8035>やTDK<6762>といった電子部品株、エムスリー<2413>などのグロース株がNT倍率を牽引し週初から15倍台を突破。

その後は、高値警戒感から225先物売り・TOPIX先物買いの動きが優勢に。週後半では前半に買われたグロース株が利益確定売りに押される一方、景気敏感株やバリュー株が買われ、NT倍率は修正を迫られる展開となった。しかし、それでも週末の段階で15倍台を維持するなどNT倍率は記録的な高値更新が続いている。

3日経平均は203円安、日米メジャーSQ控え急落には注意!

今週の225先物は、もみ合い展開が想定されるが日米の先物・オプション取引のSQを控え、値動きが荒くなる可能性があるため、注意が必要。日本のメジャーSQは12月11日、米国のSQは12月18日になっている。SQ後は海外の機関投資家やファンド勢が徐々にクリスマス休暇入りし、個人投資家の存在感が増していく傾向があると言われており、ちょっとしたニュースでマーケットが大きく動く可能性があるので、注意が必要。10月末からの相場急騰の反動で利益確定売りが出やすい半面、下値での買い需要は根強いとみられ、225先物は26,500円を挟んだ動きが予想される。

今回の225先物の上昇相場は、10月末の欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁の追加金融緩和発言をきっかけに過剰流動性相場の継続が期待されてきたことを追い風に急ピッチで上昇してきた。そのECBは10日に金融政策決定会合を開催する予定。想定通りに追加緩和が実施された場合に素直に好感されるかどうか市場の反応にも注目したい。

国内では、景気ウォッチャー調査、機械受注、工作機械受注など経済指標の発表が多く予定されている。更なる改善が示されれば、FAなどを中心に機械関連株、中国関連株などへの追い風になりそうだが予想レンジは26,400-27,000円とする。

経済スケジュール(12月7日〜12月11日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

12月7日

国内

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存25年超)(日本銀行)

14:00

景気先行CI指数(10月)

14:00

景気一致指数(10月)

 

決算発表 積水ハウス

海外

16:00

独・鉱工業生産指数(10月)

20:00

ブ・FGVインフレ率IGP-DI(11月)

20:25

ブ・週次景気動向調査

27:00

ブ・貿易収支(週次)(12月6日まで1カ月間)

27:00

米・消費者信用残高(10月)

 

中・貿易収支(11月)

 

中・外貨準備高(11月)

 

国際オリンピック委員会(IOC)理事会(11日まで)

 

欧・EUの予算・景気対策巡る合意期限

12月8日

国内

08:30

毎月勤労統計-現金給与総額(10月)

08:30

実質賃金総額(10月)

08:30

家計支出(10月)

08:50

GDP改定値(7-9月)

08:50

GDP民間企業設備(7-9月)

08:50

GDP民間消費支出(7-9月)

08:50

GDPデフレーター(7-9月)

08:50

国際収支(経常収支)(10月)

08:50

BOP経常収支調整(10月)

08:50

貸出動向 銀行計(11月)

08:50

銀行貸出動向(含信金前年比)(11月)

09:01

マンパワー雇用調査(1-3月)

13:30

倒産件数(11月)

14:00

景気ウォッチャー調査 現状判断(11月)

14:00

景気ウォッチャー調査 先行き判断(11月)

海外

15:45

スイス・失業率(11月)

18:30

南ア・GDP(7-9月)

19:00

欧・ユーロ圏GDP改定値(7-9月)

19:00

独・ZEW期待指数(12月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(12月7日まで1カ月間)

21:00

ブ・IBGEインフレIPCA(11月)

22:30

米・非農業部門労働生産性(7-9月)

 

米・大統領選挙の各州の選挙結果の認定期限

 

米・トランプ大統領が新型コロナウイルスワクチンに関する会合開催

12月9日

国内

07:45

菅首相がGZEROサミットであいさつ

08:50

マネーストック(11月)

08:50

コア機械受注(10月)

15:00

工作機械受注(11月)

海外

10:30

中・消費者物価指数(11月)

10:30

中・生産者物価指数(11月)

16:00

独・貿易収支(10月)

16:00

独・経常収支(10月)

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(12月7日まで1カ月間)

17:00

南ア・消費者物価指数(11月)

24:00

米・JOLT求人件数(10月)

24:00

米・卸売在庫(10月)

24:00

加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表

 

ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(セリック金利)発表(10日までに)

12月10日

国内

08:50

景況判断BSI大企業全産業(10-12月)

08:50

景況判断BSI大企業製造業(10-12月)

08:50

国内企業物価指数(11月)

08:50

対外・対内証券投資(先週)

11:00

東京オフィス空室率(11月)

海外

16:00

英・GDP(10月)

16:00

英・鉱工業生産指数(10月)

16:00

英・商品貿易収支(10月)

16:00

トルコ・失業率(9月)

21:00

ブ・小売売上高(10月)

21:45

欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見

22:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

22:30

米・消費者物価コア指数(11月)

28:00

米・財政収支(11月)

 

中・元建て新規貸出額(11月、15日までに)

 

中・マネーサプライ(11月、15日までに)

 

中・資金調達総額(11月、15日までに)

 

欧・EU首脳会議(11日まで)

 

米・アメリカ食品医薬品局(FDA)諮問委員会がファイザーとビオンテックの新型コロナワクチン巡り会合

 

決算発表 アドビ、ブロードコム

12月11日

国内

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)

 

半導体やIoT供給網の国際展示会「セミコンジャパンバーチャル」開催(18日まで)

 

DCMHDによる島忠のTOB期限

海外

21:00

印・鉱工業生産(10月)

21:00

ブ・IBGEサービス部門売上高(10月)

22:30

米・生産者物価コア指数(11月)

24:00

米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(12月)

25:00

露・GDP(7-9月)

 

米・暫定予算期限

 

欧・ユーロ圏首脳会議

 

英・イングランド銀行(英中央銀行)が金融安定報告書公表

  • 提供:フィスコ社

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