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2019-08-19 18:38:13

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日経平均は20,000円割れを試す展開か

2019/8/13

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1米中貿易摩擦の再燃などで2週連続の下落

先週の225先物は、前週末比360円安(下落率1.71%)の20,650円と2週連続して下落した。米中貿易摩擦の激化懸念が再燃して世界的な株価下落の動きが強まるなか、225先物は週初から大幅安となった。6日には一時19,960円まで下押しし、1月9日以来約7カ月ぶりに20,000円台を割り込んだ。また、為替市場で1ドル=105円台へと円高が進んだほか、世界的な金利低下基調が強まったことも投資家の警戒感を強める要因に繋がった。週後半にかけては、米国株の持ち直しの動きが見られたほか、金利の低下傾向も目先一服したことから、押し目買いも入った。しかし、東京市場は三連休を控えてリスク回避姿勢も強く、自律反発の域を抜け出なかった。なお、日経平均オプショ ン8月物の特別清算指数(SQ)推定値は20855.99円であった。

8月2日時点の裁定残高は、ネットベースで6,770億円の売り越し(前週は5,022億円の売り越し)と増加した。株数ベースでは、3億3,159万株の売り越しと7月26日時点(2億4,185万株の売り越し)比で増加している。

日経平均と裁定残(8月2日時点)

海外ファンドの売り、国内ETF買いの構図に

225先物手口では、モルガンS、CS、シティG、バークレイなど海外ファンドとみられる注文を執行した海外勢が売り手口上位を占めた一方で、買い手口では、個人投資家や日銀による上場投資信託(ETF)買いの主体とみられる野村が買い方トップになった。また、TOPIX先物の手口では、GS、バークレイ、モルガンS、JPモルガンなどの海外ファンドの売りを行った海外勢が売り方上位にならんだ。一方で、買い手口では、裁定取引業者のソジェンが週初から半ばにかけて反対売買を執行し、買い方トップになったほか、225先物同様にETF注文に絡んだ買い注文を行った野村がこれに続いた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2米中摩擦懸念からVIは4週連続の上昇

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比1.78pt高(上昇率9.93%)の19.71ptと4週連続して上昇した。世界的な景気減速への不安感から金利の低下基調が強まったことから、リスク回避の動きが広がり、VIは上昇基調が強まった。6日には一時26.46ptまで上伸し、8日にかけて警戒水準と言われる20pt台での推移が継続。週末9日には、米国株の反発や金利低下傾向も一服したことから、VIは低下し、節目の20pt割れまで水準を切り下げた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は小幅反発、週後半にかけ上昇

NT倍率(先物)は小幅反発。週の半ばにかけ、人民元相場の下落やNYダウの急落、円高の進行をうけ、日経平均は軟調な展開が続き、NT倍率は7日に13.69倍まで低下した。その後8日の日経平均は、ソフトバンクG<9984>が決算をうけ買い先行で始まったことなどが好感され5日ぶりに反発しNT倍率は13.73倍に上昇した。翌9日も日経平均続伸の流れをうけ、NT倍率も13.78倍に上昇した。

3日経平均は20,000円割れを試す展開か

今週の225先物は、国内がお盆シーズンに突入し、市場参加者減少が想定されるなか、外部環境の動向に振らされる地合いが続くだろう。トランプ米大統領は9日、対中貿易協議について「まだ合意する準備ができていない」と発言したほか、9月に予定する米中閣僚級貿易協議が「実現しなくても構わない」と述べた。

また、中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)への制裁を続ける考えも強調するなど、貿易摩擦激化への懸念も引き続き相場の重しになりそうだ。先週末から週明けにかけて米国株も下落が続いており、225先物は軟調スタートとなろう。

今週は週前半に決算ラッシュ終盤となり、週後半にかけては手掛かり材料に欠ける。薄商いということも相まって、人民元基準値や上海株動向を受けた海外短期筋による225先物に対する仕掛け的な売買には十分に警戒が必要だろう。また、為替市場も1ドル=105円台と円高傾向が続いていることもセンチメント好転を抑える要因になるとみられる。予想レンジは、20,000-21,000円とする。

経済スケジュール(8月12日〜8月16日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

8月12日 国内 株式市場は振替休日のため休場
海外 20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M、1次プレビュー)(8月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
27:00 米・財政収支(7月)
ブ・貿易収支(週次)(8/6-8/12、13日までに)
ブ・経済活動(6月、14日までに)
中・マネーサプライ(7月、15日までに)
中・資金調達総額(7月、15日までに)
中・新規元建て融資(7月、15日までに)
8月13日 国内 08:50 国内企業物価指数(7月)
13:30 第3次産業活動指数(6月)
15:00 工作機械受注(7月)
決算発表 パン・パシフィック・インター
海外 09:00 シンガポール・GDP(4-6月)
15:00 独・CPI(7月)
17:30 英・失業率(7月)
17:30 英・ILO失業率(3カ月)(6月)
18:00 独・ZEW期待指数(8月)
21:00 印・CPI(7月)
21:30 米・消費者物価コア指数(7月)
印・貿易収支(7月、14日までに)
決算発表 JDドットコム
8月14日 国内 08:50 コア機械受注(6月)
10:00 営業毎旬報告(8月10日現在、日本銀行)
決算発表 光通信、出光興産
海外 11:00 中・固定資産投資(都市部)(7月)
11:00 中・鉱工業生産(7月)
11:00 中・小売売上高(7月)
11:00 中・調査失業率(7月)
11:00 中・不動産投資(7月)
15:00 独・GDP(4-6月)
15:30 印・卸売物価(7月)
17:30 英・消費者物価コア指数(7月)
17:30 英・生産者物価産出コア指数(7月)
18:00 欧・ユーロ圏GDP(4-6月)
18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産(6月)
20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
21:30 米・輸入物価指数(7月)
決算発表 シスコ・システムズ、テンセント・ホールディングス
8月15日 国内 13:30 設備稼働率(6月)
決算発表 日本ビルファンド投資法人
海外 10:30 中・新築住宅価格(7月)
10:30 豪・失業率(7月)
16:00 トルコ・失業率(5月)
17:30 英・小売売上高指数(7月)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(8月)
21:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(8月)
21:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(8月)
21:30 米・小売売上高(7月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
22:15 米・鉱工業生産指数(7月)
22:15 米・設備稼働率(7月)
23:00 米・NAHB住宅市場指数(8月)
23:00 米・企業在庫(6月)
29:00 米・対米証券投資(6月)
決算発表 エヌビディア、アリババ・グループ・ホールディングス、ウォルマート、アプライド・マテリアルズ、レノボ
8月16日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
国債買い入れオペ(残存5-10年)(日本銀行)
海外 13:00 マレーシア・GDP(4-6月)
18:00 欧・貿易収支(6月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(8月15日まで1カ月間)
21:30 米・住宅着工件数(7月)
21:30 米・住宅建設許可件数(7月)
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(8月)
石油輸出国機構(OPEC)月報
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