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2019-10-23 04:07:34

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 >  日経平均は22,000円を試す展開か

日経平均は22,000円を試す展開か

2019/3/4

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1円安進行で買い戻しの動き強まる

先週の225先物は前週末比220円高(上昇率1.03%)の21,620円と3週連続して上昇した。米国株の強い動きが続くなか、225先物も週初は堅調に始まった。注目されたパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言は、ハト派色の強い発言となったが、織り込み済みで株式市場を一段と押し上げる材料にはならなかったために上値では伸び悩んだ。

2回目となる米朝首脳会談では、北朝鮮の非核化で合意には至らず、交渉は決裂。東アジアの地政学リスクに対する警戒感から大きく売られる場面もあり、225先物は心理的な節目の21,500円を一時下回った。しかし、ネガティブな反応は一時的なものに留まったほか、為替市場で1ドル=111円後半へと円安が進んだことから週末にかけて買い戻しの動きが強まった。

2月22日時点の裁定残高は、ネットベースで2,788億円の買い越し(前週は2,794億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでは、1億6,343万株の買い越しと2月15日時点(1億4,418万株の買い越し)比で増加している。

日経225と裁定残(2月22日時点)

週末にかけてロールオーバーの動き

先週の先物手口では、週末にかけてロールオーバーの動きが散見され始めた。225先物の手口では、週末に大きく売り越したシティGが売り方トップになったほか、週を通じてコンスタントに売りをこなしたUBS、モルガンS、ドイツなどの海外勢が売り方上位になった。

一方、週初は売りが優勢だったが週末に大きく買った野村が買い方トップになったほか、週を通じてコンスタントに買ったGS、週末にかけて買い越したSMBC日興、HSBCが買い方上位に続いた。また、TOPIX先物の手口では、週初から売り越し基調であったみずほ証券が売り方トップになった。メジャーSQを控えたロールの動きが主体で、大きくポジションを傾ける向きは見られなかった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは3週連続の低下

日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)は、前週末比0.31pt安(下落率1.81%)の16.80ptと3週連続して低下した。前の週に続き米中通商協議の進展期待を背景に、米朝首脳会談への期待感も加わり、28日には一時16.27ptまで低下した。

しかしその後、米朝首脳会談が決裂したことから、225先物が一時急落し、それに歩調を合わせる形でVIは上げに転じたが大きな変動には繋がらなかった。一方、市場予想を上回る米10-12月期GDPなどを受けて為替が円安基調を強めたことから、225先物が上昇したために週を通じてVIは低下した。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、13.4倍に迫る

NT倍率(先物)は上昇。日経平均が21,500円付近でもみ合うなか、NT倍率も13.3倍を挟んだ小動きが続いた。ただ、週末にかけて、堅調な経済指標や為替の円安推移を背景に21,641.58円まで上昇をみせる一方で、TOPIXが相対的に伸び悩んだことから、NT倍率は一時13.39倍まで上昇、13.4倍に迫った。

3日経平均は22,000円を試す展開か

今週の225先物は為替市場での円安・ドル高基調を背景に上昇が続くと見込まれる。3月4日に昨年10月高値〜12月安値の半値戻しの21,700円を上回り、上昇加速となるか。

米中両国は3月1日としていた貿易協議の期限を延長した他、新たな期限は定めず、首脳会談での最終合意を目指す。期限を設けずに協議を続けるため、市場では「米政府は合意に前向き」と捉えている。協議が順調に進む間は期待感が続き、相場を下支えしそうだ。円相場も一時1ドル=112円へと円安が進み、足元で円安基調が続けば、先行きの業績改善観測が強まり、戻りを試すことも想定される。一方で、週末8日には波乱のメジャーSQが警戒されやすい状況の中で、先物手口は限月交代によるロールオーバーが商いの中心になろうが、ヘッジに伴う動きも意識されてこよう。

テクニカル的には5日移動平均線にサポートされての上昇継続になっているため、短期上昇は継続と判断。上昇のドライバーになっている為替でドル円が112円をしっかり上抜ければ、22,000円を試しに行く展開が考えられる。今週は世界的なマクロウィークで米国ではISM非製造業景況感指数、金曜日は雇用統計が発表されます。また、明日からは中国で全人代が開催され、中国製造2025に関する議論に注目したいと思います。今週の予想レンジは21,500-22,000円とする。

経済スケジュール(3月4日〜3月8日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

3月4日

国内

08:50

マネタリーベース(2月)

 

10:00

営業毎旬報告(2月28日現在、日本銀行)

   

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存10-25年、残存25年超)(日本銀行)

   

決算発表 ピジョン

海外

16:00

トルコ・消費者物価指数(2月)

 

19:00

欧・ユーロ圏生産者物価指数(1月)

 

24:00

米・建設支出(12月)

   

印・株式市場は祝日のため休場(ヒンズー教神聖日)

   

決算発表 セールスフォース・ドットコム

3月5日

国内

09:30

サービス業PMI(2月)

 

09:30

総合PMI(2月)

   

日本国土開発が東証1部に再上場(公開価格:510円)

海外

09:30

豪・経常収支(10-12月)

 

10:45

中・財新サービス業PMI(2月)

 

10:45

中・財新総合PMI(2月)

 

12:30

豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

 

14:00

印・サービス業PMI(2月)

 

14:00

印・総合PMI(2月)

 

16:00

マレーシア・中央銀行が政策金利発表

 

16:30

スイス・消費者物価指数(2月)

 

18:00

欧・ユーロ圏総合PMI改定値(2月)

 

18:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI改定値(2月)

 

18:30

英・サービス業PMI(2月)

 

18:30

英・総合PMI(2月)

 

18:30

南ア・GDP(10-12月)

 

19:00

欧・ユーロ圏小売売上高(1月)

 

24:00

米・ISM非製造業景況指数(2月)

 

24:00

米・新築住宅販売件数(12月)

 

28:00

米・財政収支(1月)

   

中・全国人民代表大会(全人代)開幕

   

英・カーニーイングランド銀行(英中央銀行)総裁が上院で証言

   

スイス・ジュネーブ国際自動車ショーのプレスデー(6日まで、一般公開は7-17日まで)

   

米・リッチモンド連銀総裁が講演

   

韓・GDP改定値(10-12月)

3月6日

国内

10:30

原田日銀審議委員が山梨県金融経済懇談会であいさつ

   

国債買い入れオペ(残存5-10年)(日本銀行)

海外

09:30

豪・GDP(10-12月)

 

20:00

トルコ・中央銀行が政策金利発表

 

21:00

米・MBA住宅ローン申請指数(先週)

 

22:15

米・ADP全米雇用報告(2月)

 

22:30

米・貿易収支(12月)

 

24:00

加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表

 

24:30

ブ・週次景気動向調査

   

米・クリーブランド連銀総裁が討論会に参加

   

米・ニューヨーク連銀総裁が講演

   

米・地区連銀経済報告(ベージュブック)

   

経済協力開発機構(OECD)が世界経済見通しを公表

3月7日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

 

11:00

東京オフィス空室率(2月)

 

14:00

景気動向指数(1月)

   

ジャパンインターナショナルボートショー2019(10日まで)

   

決算発表 積水ハウス

海外

09:30

豪・貿易収支(1月)

 

09:30

豪・小売売上高(1月)

 

15:45

スイス・失業率(2月)

 

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(月次)(2月)

 

19:00

欧・ユーロ圏GDP確定値(10-12月)

 

21:45

欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ドラギ総裁が記者会見

 

22:00

ブ・サービス業PMI(2月)

 

22:00

ブ・総合PMI(2月)

 

22:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

 

26:00

米・家計純資産(10-12月)

 

29:00

米・消費者信用残高(1月)

   

中・外貨準備高(2月)

   

決算発表 メルク

3月8日

国内

08:30

家計支出(1月)

 

08:50

貸出・預金動向(2月)

 

08:50

GDP改定値(10-12月)

 

08:50

国際収支(経常収支)(1月)

 

13:30

倒産件数(2月)

   

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年)(日本銀行)

海外

16:00

独・製造業受注(1月)

 

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(2月)

 

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(3月7日まで1カ月間)

 

22:30

米・住宅着工件数(1月)

 

22:30

米・非農業部門雇用者数(2月)

 

22:30

米・失業率(2月)

 

22:30

米・平均時給(2月)

   

中・貿易収支(2月)

3月9日

海外

10:30

中・CPI(2月)

 

10:30

中・PPI(2月)

3月10日

海外

 

米・夏時間開始

   

中・元建て新規貸出額(2月、15日までに)

   

中・マネーサプライ(2月、15日までに)

   

中・資金調達総額(2月、15日までに)

  • 提供:フィスコ社
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