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2019-10-14 20:11:43

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 >  日経平均は21,500円で底値固め?今週は上昇の特異週?

サキモノの『ココがPOINT!』

2018/11/26

日経平均は21,500円で底値固め?今週は上昇の特異週?

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1世界景気の減速懸念も日銀のETF買いで反発

先週の225先物は、前週末比50円高の21,700円と週間ベースで反発して引けた。米国市場でアップルの成長鈍化が警戒されハイテク株中心に軟調地合いとなったことや世界景気の先行指標とされる原油市況の急落が東京市場を圧迫した。また、日産自<7201>のカルロス・ゴーン会長が逮捕されたことも相まって、225先物は下値を探る場面もみられた。ただ、心理的な節目である21,500円を下回る局面では、押し目買いなどが散見された。三連休を控えた週末にかけては、日銀による上場投資信託(ETF)買いが入る展開となった。

11月16日時点の裁定残高は、ネットベースで5,734億円の買い越し(前週は7,057億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでは、3億414万株の買い越しと11月9日時点(3億6,416万株の買い越し)比で減少している。

日経225と裁定残(11月16日時点)

海外勢の手口目立つ

225先物の手口では、週を通じてコンスタントに売りをこなしたソジェンやAアムロCといった海外勢の売りが上位を占めた。また、TOPIX先物の手口では、メリル、バークレイ、JPモルガン、ソジェンの海外勢がコンスタントに売りをこなし上位に名を連ねた。一方、日銀のETF買いの注文を執行したとみられるドイツが買い方筆頭になったほか、トレンドフォローのCTA絡み(商品投資顧問)の買いとみられる注文を出したCSなど海外勢の買いが上位になった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは危険水準を割り込まず

日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)は、前週末比2.31pt安(下落率10.22%)の20.29ptと週間ベースで低下した。米アップルの業績不安や、経済協力開発機構(OECD)による世界経済見通しの下方修正などを背景にVIは一時23.10ptまで上昇。その後は、日米がともに連休を控えて様子見ムードが広がるなか、週末にかけては日銀のETF買いなどが入った。VIは低下傾向となったものの、警戒水準とされる20.00ptは一度も下回らなかった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は変わらず、13.3倍を挟んだもみ合い継続

NT倍率(先物)は前週末比変わらず。週初に日経平均が21,852.92円まで上昇、NT倍率も一時13.36倍まで上昇する場面があった。その後、米ハイテク株安などから日経平均が相対的に弱含み、NT倍率も13.26倍まで下落した。ただ、週を通じてみると、前週と同様13.3倍を挟んだもみ合いが継続する格好となった。

3日経平均は21,500円で底値固め?今週は上昇の特異週?

10月の米長期金利上昇をきっかけに始まったとされるリスクパリティ絡みの海外勢による大口の売り越し基調に変化が見られ始めているとはいえ、今週も225先物は買い見送りムードが続きやすいだろう。

米中をはじめとする世界景気の先行き不透明感が根強いなか、市場では「半導体や電子部品関連銘柄を中心に下期の業績不安が拭えない」との指摘もみられ、日本企業のファンダメンタルズに着目した海外勢による積極的な買いは限られよう。また、週末の20ヵ国(G20)首脳会議での米中首脳会談が注目されるなか、G20に対する思惑も交錯しやすくなるだろう。また、12月19日に控えるソフトバンクG<9984>の携帯電話子会社の上場に伴う換金売りによる需給悪化懸念も次第に高まってくる可能性にも注意が必要だ。

ただ、日経平均が2万1,500円を割り込むとサポートが入るものの、上値を追いかけるような売買は見られない。金曜日はTOPIXが▼6bpsで日銀がETFを購入しており、対前日の下落率だけでなく水準も意識し始めた可能性もある。

10月の下落相場で疲弊してしまった投資家が多いと想定されるが、海外投資家は今年、過去最大規模(年初から現物と先物合計で11兆円の売り越し)で日本を売っている。空売り比率は38営業日連続で40%を超え、過去最長期間を更新。ここからは売り圧力も低減してくることが想定される。

また、一部報道によると、今週にあたる「11月最終営業日を含む週の日経平均は強い」というアノマリーがあるよう。具体的には2000年以降は17勝1敗、平均で+334.95円。理由としては、米国年末商戦、日本では11月末前後に支払われる9月期末の中間配当の再投資。加えて、11月の3連休明けの株高アノマリー影響が考えられる。今週の予想レンジは、21,000-22,250円とする。

経済スケジュール(11月26日〜11月30日)

日付 曜日 国内 海外 時間 内容
11月26日 国内 09:30 製造業PMI(11月)
国債買い入れオペ(残存10-25年、残存5-10年、残存25年超)(日本銀行)
海外 06:45 NZ・小売売上高(7-9月)
18:00 独・IFO企業景況感指数(11月)
19:00 ブ・FGV消費者信頼感(11月)
19:25 ブ・週次景気動向調査
22:30 米・シカゴ連銀全米活動指数(10月)
26:00 ブ・貿易収支(週次)(11月25日まで1カ月間)
英・カーニーイングランド銀行(英中央銀行)総裁がグリーンスパン元FRB議長と対談
米・ロサンゼルスモーターショーのプレスデー(29日まで、一般公開は11月30日-12月9日)
11月27日 国内 08:50 企業向けサービス価格指数(10月)
16:00 東証住宅価格
海外 06:45 NZ・貿易収支(10月)
10:30 中・工業利益(10月)
16:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(11月22日まで1カ月間)
19:00 ブ・FGV建設コスト(11月)
21:30 ブ・経常収支(10月)
21:30 ブ・海外直接投資(10月)
23:00 米・FHFA住宅価格指数(9月)
23:00 米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(9月)
24:00 米・消費者信頼感指数(11月)
米・クラリダFRB副議長が講演
米・カンザスシティー連銀総裁、アトランタ連銀総裁、シカゴ連銀総裁がパネル討論会
米・上院、ミシシッピ州補欠選挙の決選投票
決算発表 セールスフォース
11月28日 国内 国債買い入れオペ(残存3-5年、残存1-3年)(日本銀行)
霞ヶ関キャピタルが東証マザーズに新規上場(公開価格:3240円)
海外 18:00 欧・ユーロ圏マネーサプライ(10月)
19:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M)(11月)
20:00 ブ・PPI製造業(10月)
21:30 ブ・ローン残高(10月)
21:30 ブ・融資残高(10月)
21:30 ブ・個人ローン・デフォルト率(10月)
22:30 米・GDP改定値(7-9月)
24:00 米・新築住宅販売件数(10月)
米・パウエルFRB議長が講演
11月29日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
08:50 商業動態統計(10月)
10:30 政井日銀審議委員が福岡県金融経済懇談会に出席、会見
海外 09:30 豪・民間新規設備投資(7-9月)
15:45 スイス・GDP(7-9月)
17:55 独・失業率(失業保険申請率)(11月)
18:30 南ア・生産者物価指数(10月)
20:00 ブ・全国失業率(10月)
22:00 独・消費者物価指数(11月)
22:30 米・個人所得(10月)
22:30 米・個人消費支出(10月)
22:30 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(10月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
24:00 米・中古住宅販売成約指数(10月)
米・連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月7-8日会合分)
米・シカゴ連銀総裁がパネル討論会に出席
アルゼンチン・G20財務相会議(ワーキングディナー)
決算発表 ヴイエムウェア、HPインク
11月30日 国内 08:30 消費者物価指数(東京都区部)(11月)
08:30 有効求人倍率(10月)
08:30 失業率(10月)
08:50 鉱工業生産指数(10月)
13:00 自動車生産台数(9月)
14:00 消費者態度指数(11月)
19:00 外国為替平衡操作の実施状況(10月30日-11月28日)
国債買い入れオペ(残存10-25年、残存25年超、残存5-10年)(日本銀行)
当面の長期国債等の買い入れの運営について(日本銀行)
ソフトバンクIPOの仮条件決定
海外 10:00 中・製造業PMI(11月)
10:00 中・非製造業PMI(11月)
10:00 中・総合PMI(11月)
17:00 台湾・GDP改定値(7-9月)
19:00 欧・ユーロ圏失業率(10月)
19:00 欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(11月)
20:00 ブ・GDP(7-9月)
21:00 印・GDP(7-9月)
21:00 南ア・貿易収支(10月)
21:30 ブ・基礎的財政収支(10月)
23:45 米・シカゴ購買部協会景気指数(11月)
米・ニューヨーク連銀総裁が講演
韓・中央銀行が政策金利発表
アルゼンチン・G20サミット(12月1日まで)
  • 提供:フィスコ社
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