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サキモノの『ココがPOINT!』

2017/10/30

日経平均は噂で買って、事実で売る

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年初来高値を連日で更新し22,000円台に乗せる

225先物は週間ベースで600円上昇した。第48回衆議院選挙は、政権与党の勝利に終わったことから強い地合いが継続。業績への期待感も根強く、日経平均は史上最長となる16連騰を記録。欧米株高に円安推移と外部環境も追い風となり、週末には22,000円台に乗せる格好となった。なお、マザーズ先物も上昇しており、9月4日以来となる1,100p台を回復している。

10月20日時点の裁定残高は、ネットベースで2兆43,11.23億円の買い越し(前週は2兆788.11億円の買い越し)と増加した。一方、株数ベースでも1億1,784.74万株の買い越しと10月13日時点(同1億406.23万株の買い越し)比で増加している。指数の上昇傾向が強まっていることから、裁定に絡んだ売買も活発化。

日経225と裁定残(10/20時点)
モルガンが2週連続で買い筆頭

225先物の手口では、ABNアムロ、JPモルガン、UBSが売り方に並んだ一方、大和が買い筆頭となった。TOPIX先物では、ソジェンが売り筆頭となった一方、2週連続でモルガンが買い筆頭。ただ、225先物、TOPIX先物ともに3-4,000枚の買いに留まるなど目立った買いは観測されなかった。

日経225先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
TOPIX先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
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コールサイドでは22,375円、22,500円の商い増加

日経ボラティリティ・インデックス(VI)は15.01p。指数の強い動きが続いている一方、下を警戒したプットポジションの構築はさほど観測されなかった。一部市場関係者は「22,375円や22,500円コールを買う動きが活発化している」と指摘。96年に日経平均高値である22,666円手前を意識した地合いとなっているもよう。

ボラティリティ
NT倍率(先物)の拡大基調は一服

NT倍率(先物)は12.4倍台で拡大一服となっている。9月末からNT倍率(先物)の拡大基調が続いていたものの、23日の12.44倍をピークに横ばい推移。週末の現物市場では、メガバンクが上げ幅を広げるなど、TOPIX型の物色も強まっているもよう。出遅れている銀行株や不動産株などが買われる地合いとなればNT倍率(先物)は縮小する可能性も。

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日経平均は噂で買って、事実で売る

22,000円の大台到達で達成感が意識される可能性はあるが、引き続き企業業績への期待感が下支えとなり、下への動きは限定的となろう。週末は三菱UFJ<8306>が上値抵抗ラインだった780円を上回るなど銀行株が強含む格好となった。ファーストリテイリング<9983>やソフトバンクグループ<9984>といった225型だけではなくTOPIX型の物色も強まれば、幅広い銘柄に関心が広がろう。足元、円安ドル高基調は一服しているが、メガバンクや出遅れ内需株への物色が強まるか注目したい。

ただ、決算発表を終えた主要企業で市場予想の平均(コンセンサス)に届いていない企業が散見されている。例えば、好決算が期待されていた安川電機や日本電産、新日鉄住金はいずれも前期比大幅増益の中間決算を発表しているが、市場予想に届かなかったため、決算直後に売り優勢になっている。今後もこうした流れが継続するかは注意が必要。

また、一頃より影響度が低下したが、増益前提として為替レートが円安に推移することを挙げている企業も多い。この点は、27日に米国で「次期FRB議長にパウエルFRB理事が有力視されている」という報道をきっかけにドル円が1円近く円高に振れたことからも、実際にパウエル氏に決定した際には、一時的に円高に振れる可能性がある。

22,000円の大台を達成した日経平均は良い側面が注目され、噂で買われた側面が強いのではないか。日銀のETF買い入れが10月は実施されていないことから余力があるため、下値不安は乏しいが、ここから先は噂が真実なのか確かめながら、慎重に進めたい。今週のレンジは21,750円から22,300円とする。

経済スケジュール(10月30日〜11月5日)

  • 提供:フィスコ社
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