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サキモノの『ココがPOINT!』

2017/10/16

日経平均はまだ上昇するのか?

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9日続伸で96年以来の高値を更新

225先物は週間ベースで450円上昇。米国株が堅調に推移するなか、北朝鮮情勢に大きな動きが無かったことや、22日投開票の衆院選で与党・自民党が優勢と伝わり、海外勢は政権の安定を好感していること、月末から11月に控えている企業決算への期待感などを材料に買い優勢の展開となった。為替市場では、ドル・円は目立った動きが観測されなかったものの、大型株を中心とした物色を観測。指数インパクトが大きいソフトバンクグループやファーストリテイリングが上げ幅を拡大し、指数をけん引、225先物は9日続伸で1996年以来となる、21年ぶりの21,000円台回復となった。

なお、10月6日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆7,523.87億円の買い越し(前週は2兆102.48億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでも9,375.14万株の買い越しと9月29日時点(同1億386.58万株の買い越し)比で減少している。大幅な増減が継続しており海外勢による売買が活発との見方。

日経225と裁定残(10/6時点)
225先物、TOPIX先物ともにCSが買い筆頭

225先物の手口では、みずほ証券、野村が売り方上位に並んだ一方、クレディ・スイス、モルガンが買いに回った。TOPIX先物では、ゴールドマン・サックスの売りは一服しJPモルガンが売り筆頭。一方、225先物同様、クレディ・スイス、モルガンが買い方上位に入った。

日経225先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
TOPIX先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
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週末のオプション市場は大商い

日経ボラティリティ・インデックス(VI)は16.36p。オプション市場では、10月限SQに向けて21,000円コールの売りに対する先物のヘッジ買いが入ったとの観測。週末のオプション市場では、プット、コールともに10万枚を超える大商いとなった。なお、10月限オプションSQ値は20,957.62円と21,000円台には届かなかったが、9月限との比較では1,700円ほど上昇した。

ボラティリティ
NT倍率(先物)の拡大傾向が強まる

NT倍率(先物)は12.3倍台まで拡大。225型の売買が中心となっており、現物市場では、ソフトバンクグループやファーストリテイリングの上昇が目立つ。9月末に配当落ちに絡んだ売買などから、12.0倍まで縮小したが、足元、一気に拡大傾向を強めている。一部市場関係者からは、「短期筋による225先物買いとの観測だが、ターゲットがどこなのか気になるところ」との声も聞かれる。

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日経平均はまだ上昇するのか?

市場ではSQ通過後に指数の上げは一服し、多少調整を迎えるのではないかとの声があったものの、週末の225先物は上げ幅をじりじりと拡大する格好となった。9連騰していることから過熱感は感じられる地合いだが、モメンタムは強い。また、96年来、21年ぶりの高値水準で推移していることから需給面も良好といえよう。

買い手の主役は海外投資家で10月第1週は日本株を6,575億円買い越し、買い越し額は約2年半ぶりの大きさ。現物では2週連続の買い越しだったが、それまでは9週連続売り越しており、売り越していた一部資金が戻ってきた印象。先物でも4,581億円買い越しており、合計で1.1兆円超の買い越し額になっている。

また、先週は外資系金融機関の動きが目立っていた。クレディ・スイスは2年ぶりに日本株に強気に変更し、各社から個別銘柄の格付けでレーティングやターゲットプライスの上昇修正が相次いだ。上昇開始前の売り越し額を考えるならば、日本株の上昇に追い付けていない投資家の追いかけ買いはまだ入る可能性がある。

今週末(10月22日)に衆議院選挙の投開票を控えていることから選挙に絡んだ思惑は徐々に後退しそうだが、10月中旬から本格化を迎える企業業績への期待感が下支えとなりそう。225先物は21,000円を上回る水準での値固めを想定。日経平均の更なる上昇は衆議院選挙と企業決算の結果を確認しながらになろう。今週のレンジは20,700円から21,500円とする。

経済スケジュール(10月16日〜10月22日)

  • 提供:フィスコ社
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