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マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 >  急変注意!9/7(木)のECB理事会では政策変更できない?

サキモノの『ココがPOINT!』

2017/09/04

急変注意!9/7(木)のECB理事会では政策変更できない?

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北朝鮮リスクによる下落は一時的

225先物は週間ベースで240円上昇した。日本時間29日6時頃、北朝鮮が弾道ミサイルを発射。北海道上空を通過した後、北太平洋に落下した。市場ではリスク回避の円買い、株売りが強まり、円建てCME先物は時間外で19,045円まで急落する場面が見られた。ただ、米朝の軍事衝突は回避されるとの思惑が高まり、過度な警戒感は後退。落ち着きを取り戻した225先物は買い戻しが進み、週末には19,700円台まで値を戻す展開となった。一方、マザーズ先物はじりじりとした反発が続いている。

なお、8月25日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆278.54億円の買い越し(前週は1兆1,760.21億円買い越し)と減少した。一方、株数ベースでも6,565.00万株の買い越しと8月17日時点(同7,343.83万株の買い越し)との比較では減少している。裁定に絡んだ活発な商いは引き続き観測されず。

日経225と裁定残(8/25時点)
225先物、TOPIX先物ともにロールオーバー増加

225先物、TOPIX先物ともに今週末のメジャーSQが意識されて9月限(期近)と12月限(期先)のロールオーバーが増加。225先物の売り方にはみずほ証券、Aアムロが並んだ一方、買い方にはクレディ・スイス、HSBCが上位に並んだ。TOPIX先物に関しては、JPモルガン、シティ、モルガンが売りに回った一方、225先物売り筆頭のみずほ証券が買い筆頭となった。

日経225先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
TOPIX先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
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先行き不透明感は感じられない状況

日経ボラティリティ・インデックス(VI)は15p台で推移している。北朝鮮による弾道ミサイル発射後、16.32pまで上昇する場面が見られたが、短期的な上げに留まり、その後は15p前後での推移となった。米朝関係のさらなる悪化を想定する投資家は少なく、VIX指数も10台で推移するなど先行き不透明感はほとんど意識されていない。

ボラティリティ
NT倍率(先物)は下げ一服

NT倍率(先物)は12.15倍台で推移している。北朝鮮による弾道ミサイル発射で225先物が売られたことから8月29日に12.09倍まで縮小する場面が見られたものの、その後は12.1倍から12.2倍のレンジで推移。225先物を中心とした売りは一服したとの様子。現物市場では、ファーストリテイリングが下げ渋る動きを見せている。

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9/7(木)のECB理事会では政策変更できない?

今週のマーケットは北朝鮮の6回目の核実験を受けて、下落して始まっている。地政学リスクの高まりから、売りで反応しているが日銀のETF買いもあり、下値は限定的になっている。

今週の注目は9/7(木)に開催される欧州中央銀行(ECB)理事会だろう。市場では、ドラギ総裁が金融緩和解除について発言することが期待されており、足元では期待先行のユーロ高が進行している。ただ、ユーロ高が急速に進んでいるため、マーケットの動きに対して、けん制発言を行う可能性もある。仮に行った場合は、ユーロ売りの売買フローが増加する一方、ドル買戻しが活発化すると想定。円安ドル高の地合いとなる可能性も想定される。

また、ECB理事会が開催される9/7(木)はヨーロッパの政治日程(9/24(日)ドイツ連邦議会選挙、同日にフランス元老院(上院議会)選挙)や9/20(水)に開催されるFOMCの直前にあたり、重要な決定をするためには不透明要因が多い。このため、9/7(木)のECB理事会では政策変更の決定はされないのではないか。ドラギ総裁が金融緩和解除の判断をするのは状況がはっきりしてくる、次回10/26(木)の会合と見られている。いずれにしても9/7(木)のECB理事会は注目度が高まっており、状況によっては急変することも想定されるため、注意が必要。

3日の核実験を受けて北朝鮮リスクは引き続き意識されるなか、今週は為替動向を注視したい。レンジは19,400円から19,900円とする。

経済スケジュール(9月4日〜9月10日)

  • 提供:フィスコ社
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