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サキモノの『ココがPOINT!』

2016/12/12

原油急騰も加わり、年内20,000円も見えてきた

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昨年12月以来となる19,000円台回復

前週の225先物は週間ベースで660円の上昇となった。「トランプラリー」で米国株が史上最高値を連日で更新するなか、日本株も強含み、週末には昨年12月以来となる19,000円台を回復する場面が見られた。週初に実施されたイタリア国民投票では、反対派勝利となりレンツィ首相は辞任したが、市場の想定通りだったことや、大手銀行モンテ・パスキの再建に影響はなく予定通り進むとの楽観論が強まったことから、さほどネガティブ材料とはならなかった。

なお、12月2日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆3,277.02億円の買い越し(前週は1兆2,738億円の買い越し)となった。一方、株数ベースでは9,294万株の買い越しと11月25日時点(同8,948万株の買い越し)との比較では増加している。

日経225と裁定残(12/2時点)
225先物、TOPIX先物ともにロール中心

225先物、TOPIX先物ともに、期近と期先のロールオーバーが中心となり目立った手口は観測されなかった。先週末の時点では、積極的なロールオーバーは入っていなかったが、週初から一気に加速。TOPIX先物は火曜日、225先物は水曜日にそれぞれ建玉ベースでの限月交代となった。

日経225先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
TOPIX先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
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SQ値は今年最も高い水準に

日経ボラティリティ・インデックス(VI)は18.65p。欧州VSTOXX、米国VIX指数ともに今年最も低い水準で推移するなど、世界的にボラティリティは低下。楽観論が市場を支配している。なお、12月限オプションは、225型が1,8867.45円、TOPIX型が1,512.46pとともに今年最も高いSQ値となった。売買代金は225型、TOPIX型合算で約1.3兆円とそこそこのボリュームに。

ボラティリティ
NT倍率(先物)は縮小一服

NT倍率(先物)は12.4倍台半ばで推移している。一時12.3倍台まで縮小していたが、週末の9日に12.46倍まで拡大。現物市場では、ファーストリテイやファナックなど日経平均への寄与度が大きい銘柄の上げが目立った。一部市場関係者は「日経平均を引き上げたい投資家が存在する」と指摘している。

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リスクオンの地合いは継続を予想 年内20,000円も見えてきた

メジャーSQ通過を受けて、海外投資家は徐々にクリスマスモード入りし、今週は売買が減少すると見られる。利上げする公算が大きい米FOMC通過後は、さすがに「トランプラリー」も一服か。ただ、調整らしい調整の見られない強いトレンド相場となっているなか、先週末は指数インパクトが大きい銘柄の上昇が目立っていたことから、一段高の相場展開も期待できよう。

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国は、15年ぶりに協調減産で合意しており、原油価格は時間外で54ドル台まで急騰した。為替市場でも、ドル・円が115円台を回復するなどリスクオンの流れは止まっていない。今週のレンジは18,900円から19,600円とする。

年内は、12/15未明(日本時間)に発表されるのFOMCの結果と12/20の日銀金融政策決定会合、原油価格の推移次第では、年内20,000円も見えてくる。ただ、現在の日経平均EPS1,159円(12/9時点)からすると日経平均株価が20,000円時のPERは17.25倍。来年度の10%増益見込みを折り込むと日経平均EPSは1,274円となり、日経平均株価が20,000円の時のPERは15.69倍になる。非常に強気の見通しを前提に株価が推移しているため、悪材料が出た際の急落には注意しておきたい。

経済スケジュール(12月12日〜12月16日)

  • 提供:フィスコ社

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