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2019-06-19 10:03:52

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』

サキモノの『ココがPOINT!』

2015/6/15

今週は重要イベント満載で、日経平均はどう動くか?

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  欧州勢の売りなどに押されるも下値は限定的

8-12日の225先物は週間ベースで70円の下落。週末のメジャーSQが意識されて期近のポジションを期先に置き換えるロールオーバーが商いの中心のなか、午後に値を崩す展開が目立った。欧州債券市場ではドイツ国債の利回りが一時1%を超えるなど荒い地合いとなり、ボラティリティが上昇。このボラティリティ上昇を警戒し、欧州投資家がリスク回避の日本株売りを進めたもよう。また、黒田日銀総裁の為替見通し発言を材料に円高が加速したことも先物売りを誘発した。ただ、20,000円レベルでは底堅い動きを見せたことから売りは限定的に。週末にかけては、SQ値を引き上げたい投資家による買いで値を戻す格好となった。なお6月5日時点での裁定買い残は22.7億株あったが、9日、10日の乱高下で裁定解消の動きが加速したとの観測。この乱高下で裁定買いのポジションが一気に解消されたことから、今回のメジャーSQは日経平均1銘柄辺りの売買が減少したと思われる。

日経225と裁定残(5日時点)
GSのTOPIX先物買いポジションは減少

225先物、TOPIX先物ともにロールオーバー中心となった。市場の関心を最も集めたのはゴールドマン・サックスのTOPIX先物の10万枚近い買いポジションだ。日中取引や夜間取引、立会外取引などでロールオーバーを進めた結果、推定買いポジションは8万3,224枚と5月29日時点の10万5,024枚より2万枚超減少。日経平均、TOPIXが12連騰した後、ランチバスケットのボリュームが増加していたことなどから、先物の買いポジションを現物株に置き換えるEFP(Exchange of Futures for Physicals)取引を行ったと思われる。

日経225先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
TOPIX先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
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  6月メジャーSQは過去最低水準のボリュームに

日経VI(ボラティリティ・インデックス)は18p台を下回っている。黒田日銀総裁発言で為替、先物が動いたタイミングで20p台まで上昇する場面は見られたが、瞬間的な動きに留まり、SQ週にも関わらず動意薄の展開となった。オプション市場では建玉がさほど積み上がっておらず、日経平均型のメジャーSQに関する売買は過去最低水準のボリューム(83.6万株売り、92.2万株買い、合計4800億円)に。一方、TOPIX型は7000億円近い商いが入ったと推測されている。3月のメジャーSQ(9000億円)比では減少したが、9月限の建玉がさほど減っていないことから、引続きTOPIX型主体の地合いが続くと見られる。

週末に拡大する場面が見られたものの、瞬間的な動きに留まる

NT倍率(先物)はほぼ横ばい。11日、SQに絡んだ思惑的な買いでファーストリテイリング<9983>が大幅高となったが、週末は寄付きで上場来高値(株式分割考慮)を更新した後、前日の反動などが意識されて売り優勢となった。一方、SQ算出に絡んだ売買は日経平均型が買い越しで、TOPIX型が売り越しとなったことからNT倍率(先物)は寄付き後やや拡大。ただ、売買一巡後の東京市場は模様眺めの展開が続いたことから両指数も動意薄に。NT倍率(先物)は狭いレンジでの推移に留まった。

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  重要イベント満載で、日経平均はどう動くか

今週は16.17日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるほか、18日にユーロ圏財務相会合、18.19日に日銀金融政策決定会合と重要なイベントが目白押しとなっている。SQ通過で需給面はクリアになったが、指数を手掛ける売買は手控えられるか。
一方、先週末はマザーズ指数や日経JASDAQ指数が年初来高値を更新するなど中小型株物色は活発となっている。各会合でネガティブサプライズは無いとの見方だが、欧州債券市場のボラティリティ上昇など不安材料は残っていることから、先物だけではなく東証一部の大型株でも様子見姿勢が強まると想定する。今週は20,250円を中心としたもみ合いで、レンジは19,900円から20,500円。

経済スケジュール(6月15日〜19日)

  • 提供:フィスコ社

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