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サキモノの『ココがPOINT!』

2014/11/4

黒田バズーカ砲第二弾炸裂、日経平均株価急騰!!今後の投資戦略は!?

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黒田バズーカ砲第二弾炸裂、日経平均株価急騰!!

先週は、28日(火)こそ、小反落したものの、堅調相場が31日(金)まで続いておりました。そして、31日の場中に日本銀行が大規模な追加金融緩和を発表しました。その内容は以下の通りです。
(1)マネタリーベースを、年間約80兆円ペース(約10〜20兆円追加)で増加させる。
(2)長期国債保有残高を、年間80兆円ペース(約30兆円追加)で増加させる。
(3)買い入れる国債の平均残高期間を7年⇒7〜10年に拡大させる。
(4)ETFおよびJ-REITの保有残高が年間それそれ約3兆円(3倍増)、約900億円(同)増加するように買い入れる。
(5)新たにJPX日経400に連動するETFを買い入れの対象とする。

これにより、日経平均株価は更に急騰し、一時876円高の16,534円をつけ、終値でも756円高の16,413.76円と、アベノミクス相場での9月25日高値16,374.16円を上抜けています。

しかも、31日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続伸し、前日比195ドル10セント(1.1%)高の1万7,390ドル52セントで終えました。9月19日に付けた最高値(1万7,279ドル74セント)を上回り、約1カ月ぶりに最高値を更新しています。日銀が市場の大方の予想に反して追加の金融緩和に踏み切ったことで、世界的な株高につながり、米株式にも買いが優勢となったようです。ドル円相場でも、金融緩和縮小の米国と、追加緩和に踏み切った日本との金利差拡大の思惑から、一時114円台をつけました。

NY株最高値、114円台の円安を受けてシカゴ日経平均先物(CME)も大幅高となり、CME225(12月限):17,345円となっていました。

表1:日経平均株価 四本値・前日比・出来高
日付 始値 高値 安値 終値 前日比 出来高(株)
2014/10/27(月) 15,404 15,424 15,334 15,389 97 1,820,380,000
2014/10/28(火) 15,363 15,374 15,263 15,330 -59 1,874,420,000
2014/10/29(水) 15,442 15,595 15,395 15,554 224 2,187,170,000
2014/10/30(木) 15,597 15,701 15,585 15,658 104 2,795,850,000
2014/10/31(金) 15,817 16,534 15,817 16,414 756 4,012,780,000
  • ※当社WEBを用いてSBI証券が作成。
図1:日経平均株価(日足 6ヶ月間)
図1:日経平均株価(日足 6ヶ月間)
図2:NYダウ(日足 6ヶ月間)
図2:NYダウ(日足 6ヶ月間)
  • ※当社WEBを用いてSBI証券が作成。
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今週は、企業決算発表がピーク、週末には米雇用統計

今週は、国内主力企業の2014年4月〜9月期の決算発表がピークをむかえます。図3に、当社の決算発表スケジュール(11月)を紹介していますが、先週の約900社に引き続き、今週は約1,000社が決算発表します。日経平均株価をファンダメンタル面からサポートする日経平均採用銘柄の1株当りEPSが、企業の上方修正によって上昇するのか、要注目です。
また、週末には、量的金融緩和第3弾(QE3)終了後、初の米雇用統計があります。

11月は3日が文化の日で祝日のため、4日から始まります。相場格言で「二日新甫は荒れる」といいますが、10月のジェットコースターのような急落、急騰で高値更新を受けての11月もボラティリティの高い相場が続きそうです。

また、10月31日の日経平均株価の急騰を受けて、日本証券クリアリング機構が定める平成26年11月5日(水)夜間立会から平成26年11月7日(金)までの間に適用するSPANパラメーターが臨時変更されており、日経225先物が63万円→69万円、TOPIX先物が45万円→51万円に引き上げられています。

図3:企業決算スケジュール
図3:企業決算スケジュール
表2:今週後半の主なスケジュール
日付 時間(日本時間) 内容
11月5日(水) 8:50 日本 マネタリーベース (10月)
19:00 欧州 ユーロ圏小売売上高(9月)
22:15 米国 ADP全国雇用者数(10月)
0:00 米国 ISM非製造業景況指数(10月)
11月6日(木) 21:30 米国 新規失業保険申請件数
14:00 日本 景気動向指数(9月・速報)
21:00 欧州 BOE政策金利発表(英国)
21:45 欧州 ECB金融政策発表
22:30 米国 新規失業保険申請件数
11月7日(金) 22:30 米国 雇用統計(10月)
11月8日(土) - 中国 貿易収支(10月)
  • ※当社WEBを用いてSBI証券が作成。
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黒田バズーカ砲第一弾を振り返ると・・・、基本はロング目線の日計り取引を

先週は、想定外の日銀の追加緩和があり、まさに株式・為替・債券市場に黒田バズーカ砲第二弾と呼ばれるほどの衝撃がありました。今後の相場を占う上で参考になるのが、前回日銀が金融緩和発表を行った2013年4月4日以降の日経平均株価の推移です。図4が4月4日から3か月間の日経平均株価の日足チャートです。前回では、金融緩和が発表された4月4日からバーナンキFRB議長が量的金融緩和の終了を示唆して株式市場が暴落したいわゆる「バーナンキ・ショック」までの1ヶ月半で、日経平均は約4,000円上昇しました。また、図5のようにドル円は同期間に約10円円安に振れています。

当然、前回と今回とでは状況も異なり、全く同じ展開にはならないと思います。しかし、参考にはなります。また、この追加緩和によって、消費税増税の引き上げへの援護射撃になったことは間違いないでしょう。

前回の例、消費税引き上げ決定のタイミングを考慮すると、消費税引き上げの判断があるとされる12月10日ごろまでは、日経平均株価は下がりにくいことになります。当然、これだけの急騰の後なので、反落局面はあると思いますが、この上昇トレンドが否定されるほどの下げにはならないと考えます。

このような相場環境下での日経平均先物の投資戦略を考えると、ボラティリティ(変動率)が高まっていて、リスクが高まっているので、通常の枚数より少しポジションを小さくしてオーバーナイトのポジションを減らすか、逆指値でのロスカット注文を入れておくなどの、リスク管理を徹底したほうが良さそうです。

そのうえで、11月相場は、基本ロング目線で反落場面をコツコツ拾って、小反発時に反対売買をこまめに行って、小幅の利益を積み重ねる投資手法がおススメです。

【リスク管理】ボラティリティの高い相場に備えるなら?

図4:黒田バズーカ砲第一弾時の日経平均株価(日足 3か月間)
図4:黒田バズーカ砲第一弾時の日経平均株価(日足 3か月間)
図5:黒田バズーカ砲第一弾時のドル円相場(日足 3か月間)
図4:黒田バズーカ砲第一弾時のドル円相場(日足 3か月間)

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