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2019-06-17 13:35:52

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2018年5月23日

マーケットトピックス 2018年5月23日

前営業日トピックス

東京市場のドル/円相場は、海外市場の流れを受けて111.04円から軟調な展開で始まった。米長期金利の上昇が一服したことを受けて、利益確定の円買い・ドル売りの動きが続き、110.84円まで下落した。その後は底固く動く中、米長期金利が上昇したことから欧州勢のドル買い・円売りを先行したほ。また、中国財務省が今年7月から自動車の輸入関税を25%から15%に引き下げると発表するなど、米中通商交渉による貿易摩擦の緩和期待が具体的に表れたこともあり、ドル/円は終盤に111.19円まで上昇した。しかし、米長期金利の上昇が一服したことから円の買い戻しが強まったほか、イタリアやトルコなどの政治問題が燻っていることが影響し、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。
米国市場では、中国の自動車輸入関税引下げを好感し買い先行で始まったNYダウをはじめ、主要株価指数が下落に転じたことや、トランプ米大統領が6月に予定される米朝首脳会談を見送る可能性に言及したことなどが嫌気され、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日のアジア・タイムに約4ヵ月ぶりの高値(111.40)まで上昇した後、利益確定のドル売りに押され、上値の重い動きが続いた。東京市場では、その流れを受けて、序盤からやや軟調な動きとなった。ただ、111円台割れ近辺からドル買い意欲も強まり、111円台まで反発したものの、111円台では輸出企業から売りが入る展開となり、上値の重い動きが続いた。

(2)仲値公示にかけてはドル買いが見られたものの、やはり111円近辺では短期筋や実需筋からのドル売りが優勢となり、引き続き上値の重い動きが続いた。また、日経平均株価がマイナス圏で推移したことや、米長期金利が低下したことも影響し、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。その後、米長期金利が急上昇したことから、ドル買い円売りが優勢となり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

(3)上昇一服後は、利益確定の動きが見られたことや、イタリアのポピュリスト政党による新政権が、ユーロ離脱計画を呼び掛けたエコノミストを財務相に起用することを検討しているとの報道もあり、欧州勢のリスク回避の動きからドル円・クロス円は軟調な動きった。

(4)米国市場では、米長期金利の上昇、製造業関連の経済指標が良好な結果となったことから、序盤から堅調な動きとなった。その後、米韓首脳会談において、米朝首脳会談の実現を巡り懐疑的な見方を示したことが嫌気され、リスク回避の動きが広がった。また、OPECが生産量を引き上げる可能性があるとの報道を受けて原油相場が下落したことが影響し、資源国通貨も軟調な動きとなった。

本日のトピックス

本日は、ユーロ圏や域内主要国の経済指標の発表や、英国の消費者物価指数など、比較的影響の大きな経済指標の発表が予定されており、結果が注目される。また、イタリアやトルコなどの政治問題が燻っており、報道や要人発言には敏感に反応することから、引き続き注意したい。
米国市場では、新築住宅販売の経済指標の発表に加え、米5年債の入札が予定されており、結果が注目される。前日の2年債入札では、最高落札利回りが2008年7月以来の高水準となったこともあり、発表後にドルが買われる場面もあった。また、FOMCの議事録公開も予定されており、インフレや利上げのペースに関する見解が注目される。タカ派的な内容か、ハト派的な内容かでドルの動きが左右される可能性が考えられることから、注目したい。

5/23の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

4月新築住宅販売件数

新築住宅販売件数は、米国内で販売された新築住宅件数(売買契約締結時点)を集計した経済指標であり、地域別の販売件数や販売価格、一戸建やコンドミニアム、集合住宅を含めた数字も発表されている。そして、景気動向の先行を見る上で注目されている指標の一つである。
67.9万件 69.4万件
前回は、市場予想を上回り、4ヵ月ぶりの高水準となった。西部が28%増となったことが影響した。今回は、前回からの減少が予想されているが、依然として60万件以上が予想されており、10年ぶりの高水準を維持する見込みであることから、大きな懸念とはなり難い。ただ、予想以上に低下する場合には多少影響する可能性もあるだろう。
翌3:00 米国

FOMC議事録公表[5月1-2日分]

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マーケットでは、6月と9月の利上げはすでに織り込み済みとなっている。焦点は、今年4回目の利上げがあるのかどうかである。声明では、『景気見通しはここ数ヵ月で強まった』との文言が削除されたことから、米景気が軟調局面に陥ったと見ていると推測できる。そのため、景気見通しに関する議論や、今年4回の利上げの可能性に関連する議論があるのか注目したい。
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