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2024-03-28 21:31:47

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2018年5月14日

週間マーケット展望 2018年5月14日

先週の振返り

先週は、週明けから米長期金利が低下したことなどが影響し、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。また、トランプ米大統領が、イラン核合意からの離脱、対イラン経済制裁の再開を表明したこと受けて、中東情勢の緊迫化への懸念から投資家のリスク回避の動きが強まり、相対的に安全な通貨とされる円が買われた。その後は、米国の物価関連の経済指標の結果を受けて、米国の利上げペースの加速観測が後退したとの見方が広がり、株価が上昇。また原油価格が2014年11月以来、約3年5ヵ月ぶりの高値を付けたことも加わり、新興国・資源国通貨が堅調な動きとなった。

今週の展望

先週後半には、米国の利上げ加速観測の後退を材料に、新興国・資源国通貨が堅調な動きとなったが、依然として米国の利上げは年内あと2回との見方もあり、再び米国の利上げ期待が高まるようなら、ドル高や米金利上昇に伴う資本流出懸念が再び強まる可能性もある。その場合、新興国通貨だけではなく、アジア通貨にも波及してくる可能性が一部で指摘されていることから、注意したい。一方、トランプ米大統領が、6/12にシンガポールで北朝鮮の金委員長と会談すると発表したことから、当面のリスクが後退したとの見方もあり、今後各国の要人などの発言も予想され、リスク後退への後押しとなる可能性も考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

108.00 〜 110.50

 

今週の予想

先週は、週明けで新規材料に乏しい中、序盤は狭いレンジ内の動きが続いた。その後、トランプ米大統領が、イラン核合意からの離脱、対イラン経済制裁の再開を表明したこと受けて、中東情勢の緊迫化への懸念から投資家のリスク回避の動きが強まり、上値の重い動きとなった。しかし、米国経済が比較的順調であることや、米国債利回りが再び3%台に乗せとなったこともあり、一時110.02まで上昇し、5/2以来の110円台乗せとなった。ただ、米消費者物価指数が市場予想を下回る結果となり、米国の利上げペース加速への警戒感が後退し、ドルは上値の重い動きとなった。
今週は、110円台の大台近辺では、上値の重い動きとなっていることや、米経済指標結果を受けて、利上げペース加速観測が後退したとの見方があるものの、マーケットでは今年年内あと2回利上げとの見方も根強いことから、比較的底固い動き続く可能性が考えられる。そして、米国では、5/15に小売売上高、5/16に住宅着工件数など、主要な経済指標の発表が予定されており、結果に注目したい。また、米長期金利も3%近辺で推移しており、3%を継続的に超えてくるようなら、ドル買い・円売りの動きが強まる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ高

中期

ユーロ高

長期

ユーロ安

週間予想レンジ

129.25 〜 132.00

 

今週の予想

先週は、週明けに発表されたドイツの経済指標が予想外に悪化したことや、トランプ米大統領がイラン核合意からの離脱と経済制裁の再開を表明したこと受けて、投資家のリスク回避の動きも加わり、週明けの130.59から129.24まで下落した。その後、日本企業の海外企業に対するM&Aに関する報道や、原油、株価の上昇などから円売りが優勢となった。また、米経済指標の結果などを受けて、ユーロが対ドルで堅調な動きとなったこともあり、ユーロ/円は130.76まで上昇した。
今週は、底固い動きが考えられる。先月終盤から続いた下落が一服したことで、値を戻す動きも考えられる。ただ、3月に実施されたイタリア総選挙で2大勢力となった極右政党「同盟」とポピュリズム政党「五つ星運動」が連立政権樹立に向けて協議しており、連立政権が樹立となれば、ユーロ離脱の思惑が高まる可能性もあり、ユーロ相場に影響する可能性が考えられる。また、ユーロ圏の経済指標では、5/15にGDP、5/16に消費者物価指数の発表が予定されており、QE終了時期に関する決定が6月なのか7月なのかを見極める材料にもなることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

147.00 〜 150.00

 

今週の予想

先週は、週明け英国市場が休場だったものの、武田薬品工業によるアイルランド製薬大手シャイヤー買収合意報道を受けて、ポンドは週明けから堅調な動きとなった。ただ、イランの核問題、日中韓首脳会談など政治リスクへの懸念を背景に、一時軟調な動きとなる場面もあった。その後は、原油価格が2014年11月以来約3年5ヵ月ぶりの高値を付けことを受けて堅調な動きとなり、ポンド/円は週明けの147.06から149.31まで上昇する動きとなった。ただ、英中銀の金融政策発表では、政策金利が市場の予想通り据え置きだったが、インフレ・成長率見通しが下方修正されたことや、ハト派寄りの見解が示されたこともあり、147.48まで急落した。
今週は、底固い動きが予想される。利上げ期待の高まりが急速に失速し、現時点では英中銀の利上げは8月以降に先送りされるとの見方が強まっている。今後は、インフレや英国経済の改善がさらに重要視されるだろう。また、英国のEU離脱交渉を巡る英国与党内の動きもあり、引き続き懸念要因があるものの、イベント終了後で下げ一服となる可能性もあり、比較的底固い動きが考えられる。国内では、5/15に雇用統計の発表が予定されており、結果が注目される。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

豪ドル高

長期

もみあい

週間予想レンジ

81.50 〜 83.10

 

今週の予想

先週は、序盤に発表された、豪州の建設関連、小売売上高が冴えない結果となった。さらに、米国がイラン核合意からの離脱、対イラン経済制裁の再開を表明したこと受けて、中東情勢の緊迫化への懸念から投資家のリスク回避の動きが強まり週明けの82.25から81.14まで下落する動きとなった。その後、原油価格が大きく上昇し、2014年11月以来の高値を付けたことから、資源国通貨が堅調な動きとなり、豪ドル/円は82.57まで上昇した。
今週は、底固い動きが予想される。ドル高や米金利上昇に伴う資本流出懸念を背景に、新興国通貨だけではなく、アジア通貨にも波及しているとの見方もされていた。ドルの上昇がやや一服していることや、原油や資源価格の上昇などもあり、この底固い動きが続く可能性も考えられる。ただ、イラン情勢や米中貿易問題に対する懸念や動きが出る場合には注意も必要だろう。また、国内では、5/17に雇用統計の発表が予定されており、比較的影響を受け易いことから結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.75 〜 9.00

 

今週の予想

先週は、トランプ米大統領が、イラン核合意からの離脱、対イランの経済制裁の再開を表明したこと受けて、中東情勢の緊迫化への懸念から投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。ランド/円は、週明けの8.73から8.62まで下落する動きとなった。その後、原油価格が2014年11月以来約3年5ヵ月ぶりの高値となったことが好感され、資源国通貨が堅調な動きとなった。加えて、米当局者が週末に米国の追加利上げは必要ないとの認識を示したことに反応し、ランドは対ドルで一段の上昇となり、ランド/円も8.96まで上昇し、4/20以来の高値を付けた。
今週は、上値の重い動きが予想される。米中貿易問題に関する協議で結論が出なかったことから、上値は限定的と考えられる。南アフリカは、貿易上で中国との関係が大きいことから、米中の貿易問題の結果がランド相場にも影響するだろう。ただ、米国の指標結果や当局者の発言から、米国の利上げペースの加速観測が後退しているとの見方もあることから、下値も限定的と考えられる。また、原油をはじめとした資源価格の動きにも注目したい。国内では、5/16に失業率、小売売上高が予定されており、こちらの結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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