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2024-04-18 11:18:55

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2018年4月23日

週間マーケット展望 2018年4月23日

先週の振返り

先週は、トランプ大統領がロシアと中国の通貨の切り下げを批判したことを受けて、貿易摩擦の懸念が再燃し、ドル円・クロス円はやや軟調な動きとなった。その後は、株価が比較的堅調な動きとなったことなどから、底固い動きとなった。ただ、貿易問題やシリア情勢、米ロ関係など、依然として不透明感も残っており、その後は限定的な動きとなった。

今週の展望

今週は、週後半のECB理事会や、日銀金融政策決定会合に注目が集まっている。ECB理事会は、前回の議事録でハト派的だったと受け止められたこともあり、今回の内容に注目が集まっている。一方、日銀は新執行部での初めての会合となることから、議論の内容が焦点とされている。また、米国をはじめ、各国の主要な経済指標の発表も予定されており、先週は一部の通貨を除いては比較的落ち着いた動きとなったこともあり、結果を受けて動きが出る可能性もあるだろう。そして、日米首脳会談では、通商問題に関してトランプ大統領が強硬姿勢を示さなかったが、具体的な交渉では2018年11月の中間選挙を見据えて、ある程度強硬な姿勢を示す可能性も考えられる。その場合には、円高圧力となる可能性もあり、今後の交渉の行方にも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

106.62 〜 108.50

 

今週の予想

先週は、トランプ大統領がツイッターでロシアと中国の通貨の切り下げを批判したことで、貿易摩擦の懸念が再燃し、ドルは序盤から軟調な動きとなった。その後は、好調な米企業決算や経済データに加え、米金融当局者の発言を受け、投資家のリスク選好が強まり、ドル/円は底固い動きとなった。しかし、米貿易問題やシリア情勢など、不安要素も残っていることから、値動きは限定的となった。ただ、米国債利回りの上昇などが影響し、週末には107.85まで上昇する場面もあった。
今週は、底固い動きが予想される。米貿易問題やシリア情勢など、目先の懸念が後退しており、また堅調な企業決算が続けば株価の上昇が続く可能性もあり、堅調な動きも考えられる。ただ、要人発言などにより再び懸念が高まる可能性もあり、警戒は必要だろう。そして、来週のFOMCを控えて米金融当局者の発言がない(ブラックアウト期間)ものの、4/23に中古住宅販売、4/24に新築住宅販売、4/26に耐久財受注、4/27にGDP、個人消費など、主要な米経済指標の発表が続くことから、結果に注目したい。良好な結果となるようなら、ドルの下支え要因となるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ高

長期

ユーロ安

週間予想レンジ

131.00 〜 133.50

 

今週の予想

先週は、ここまでの流れを引き継ぎ、ユーロは主要通貨に対して堅調な動きとなったものの、ユーロ圏や、域内主要国の経済指標が冴えない結果が続いたことから、上値の重い動きが続いた。ただ、米国の貿易摩擦やシリア情勢の緊張が後退したこともあり、投資家のリスク選好の動きも出ており、週後半は堅調な動きとなった。ユーロ/円は、週前半の132円台から133円台まで上昇するも、週間の変動幅が1円程度と比較的狭い動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。4/26のECB理事会の政策発表や、その後のドラギ総裁の会見が注目されている。金利などの政策は、現状維持がコンセンサスだが、声明やドラギ総裁の会見での発言内容には比較的大きく反応する可能性も考えられることから注意したい。特に、前回のECB理事会の議事要旨がハト派的だったことで、引き続きハト派的な議論が行われるのか注目される。そして、対ドルでは、2015年以来の高値水準での動きが続いていることから、ユーロ高を牽制する声明や発言があるのかにも注目したい。また、マーケットでは、利上げは2019年6月以降で2回との見方も出ているが、利上げの時期などに言及があれば、敏感に反応する可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

148.40 〜 152.50

 

今週の予想

先週は、英国の2018年5月の利上げ期待や、本邦企業による英国企業の大型買収の思惑などを背景に、週明けから堅調な動きとなった。特に、対ドルで一時2014/6/24以来の高値を付け、ポンド/円も堅調な動きとなった。しかし、英国の消費者物価指数が1年ぶりの低水準となったことで、2018年5月の利上げを疑問視する見方が出る可能性が指摘されたこともあり、ポンド/円は軟調な動きとなった。また、英中銀総裁が来月の利上げが既定路線ではないと示唆したことや、本邦企業による英国企業の買収に英国企業側が拒否したとの報道もあり、ポンドは主要通貨に対して大きく下落した。ポンド/円は、週明けの153.76から150.72まで下落する動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。2018年5月の英中銀の金融政策発表での利上げ予想確率は、4/16時点の96%から50%まで低下しており、2018年5月の利上げを疑問視する声が高まるようなら利上げ期待もさらに低下し、ポンド相場を圧迫する要因となる可能性も考えられる。そして、英国の経済指標が冴えない結果が続くなど、英経済に対する懸念も指摘されていることから、今週発表される英経済指標の結果が注目されている。特に、4/27のGDPが冴えない結果となるようなら、一段の下げとなる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

81.90 〜 84.00

 

今週の予想

先週は、週明けにトランプ大統領がロシアと中国が自国通貨を押し下げているとの見方を示したことを受けて、再び貿易摩擦への懸念が高まったことが嫌気され、豪ドルは上値の重い動きとなった。その後、米国の貿易問題や、シリア情勢に対する懸念が後退したことに加え、株価が堅調な動きとなったことから、投資家のリスク選好の動きが強まり、豪ドル/円は堅調な動きとなった。ただ、豪州の雇用統計で、雇用者数の伸びが予想を大きく下回り、前回も下方修正されたことを受けて、終盤まで軟調な動きとなった。
今週は、米中貿易摩擦、シリア情勢の緊張の後退は豪ドルの下支え要因となるが、このところの豪州の経済指標は冴えない結果が続いており、やや上値の重い動きが考えられる。特に、4/24に消費者物価指数、4/27生産者物価指数の発表が予定されており、結果が注目される。インフレが抑制されていることもあり、豪中銀は20ヵ月連続で政策金利を過去最低水準に据え置いている。マーケットでは、来年後半まで金利が据え置かれるとの予想もあり、物価関連の経済指標の結果には敏感に反応することから、結果に注目したい。また、米中貿易摩擦やシリア情勢に関して、新たな懸念が出るようなら、豪ドル相場が圧迫される可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.00 〜 9.05

 

今週の予想

先週は、週明けに米国と中露関係に関する懸念が高まり、やや上値の重い動きとなった。その後、米国の貿易問題や、シリア情勢に対する懸念が和らいだとの見方が広がったことから、投資家のリスク回避の動きが和らぎ、堅調な動きとなった。また、南アフリカのインフレ率が低下したことや、小売売上高が市場予想を上回る結果となったことも加わり、ランドは堅調な動きが続いた。ランド/円は、週明けの8.87から9.00まで上昇し、2週間ぶりの高値を付けた。ただ、週末には株価や資源価格の下落などもあり、8.89まで下落した。
今週は、米国の貿易問題や、シリア情勢に対する懸念が落ち着いていることから、底固い動きが考えられる。また、ラマポーザ・南ア大統領が、2017年11月以降の主要通貨に対するランド上昇に関して、均衡に近いが、まだそこまで達していないとの見方を示したこともランドの下支え要因と考えられる。ただ、ランド高は、南アの輸出企業にとっては圧迫材料となることから、当面は上値も限定的となるだろう。国内では、4/24に景気先行、4/26に生産者物価指数の発表が予定されており、引き続き堅調な結果が続くようなら、ランドの下支え要因にもなるだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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