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2024-04-26 02:00:50

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2018年4月2日

週間マーケット展望 2018年4月2日

先週の振返り

先週は、米中両国の要人発言を受けて、米中の貿易を巡る懸念が後退するとの観測から、投資家のリスク回避の動きが和らいだ。また、中国の習近平国家主席と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長がと会談したとの報道を受けて、朝鮮半島の緊張が緩和するとの観測が広がり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、年度末であることや、主要株価の乱高下が続いたこともあり、上値は限定的となった。そして、ドル円・クロス円は週末にかけては上値の重い動きが続いた。

今週の展望

今週は、週明け欧州主要市場がイースターのため休場となることから、週明けは限定的な動きが考えられる。ただ、米国では、週末に雇用統計を控えるなど、週明けから主要な経済指標の発表が続くことから、指標結果が注目される。また、米中の貿易問題や、北朝鮮情勢に関しては、要人発言や新展開が出てくるのか注目される。そして、新年度入りとなることから、実需の動きが活発になる可能性も考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

105.30 〜 107.29

 

今週の予想

先週は、ナバロ国家通商会議委員長が、米国はすでに中国と交渉のテーブルに着いていると発言したことや、中国の李克強首相が、中国市場はさらに開かれるとの見方を示したことを受けて、米中の貿易を巡る懸念が後退するとの観測から、投資家のリスク回避の動きが和らぎ、週明けから堅調な動きとなった。そして、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と習近平国家主席と会談したことが報じられ、朝鮮半島の緊張が緩和するとの観測から円売りが加速し、一時107.01まで上昇した。その後は、週末まで上値の重い動きが続いた。
今週は、底固い動きが予想される。先週相場を動かす要因となった米中の貿易問題や朝鮮リスクの後退は、すでに材料としては新鮮味に欠けており、今後の展開次第で再び材料視される可能性があるものの、新たな報道待ちである。マーケットでは、大きな材料の割には107円台で上値が重い動きとなったことから、一部では上昇に対する懸念も出ている。今週は、週末に米雇用統計の発表など、週明けから主要な経済指標の発表が続くことから、どこまでドル押し上げられるのか、または再び軟調な動きとなるのか、結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

129.37 〜 131.81

 

今週の予想

先週は、前週末に2017年8月以来の安値を付けたことから、値頃感も意識され、堅調な展開で始まった。また、米中要人の発言を受けて、両国の貿易を巡る緊張感が和らぐとの観測から、世界的に株価が大きく上昇となったことが影響し、ユーロ/円は週明けの129.37から131.81まで下落した。その後は、ECB理事会メンバーのハト派的発言を受けて反落となったが、中朝首脳会談が実施されたことから、再び円売りが強まった。ただ、週末にかけては、イースター休暇を控えて、上値の重い動きが続いた。
今週も、上値の重い動きが予想される。週明けは、欧州主要市場がイースターで休場となり、やや新規材料に乏しいことから、限定的な動きが考えられる。その後は、先週ユーロ相場を左右する一因となった株価の動き、またユーロ圏の経済指標では、4/4の消費者物価指数、失業率の結果に注目したい。そして、週末には米雇用統計の発表も予定されており、ユーロ相場も影響を受ける可能性があることから、こちらの結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

147.69 〜 150.50

 

今週の予想

先週は、米中要人の発言を受けて、米中の貿易を巡る懸念が後退するとの観測が広がり、投資家のリスク回避の動きが和らいだことから、ポンド/円は堅調な動きとなった。その後は、株価下落の影響で反落したものの、翌日には一転して株価が反発となり、ポンド/円も上昇するなど、乱高下する動きが続いた。ポンド/円は、週明けの148.08から一時150.60まで上昇したものの、週末には149.85まで下落した。
今週は、上値の重い展開が予想される。英国のEU離脱に関する移行期間でEUと合意したことや、英中銀の金融政策委員会で利上げを支持するメンバーが現れたことなどによるポンド買いも一服しており、マーケットでは新規の材料待ちとなっている。そして、今週は英国の主要な経済指標の発表がなく、外部の要因が影響するだろう。特に、米中貿易に関する要人発言や、世界的な株価の動き、また原油価格などの動きに左右される可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

81.25 〜 82.50

 

今週の予想

先週は、前週の軟調な流れが一服、米中の貿易を巡る緊張感が和らぐとの観測から、投資家のリスク志向が高まり、豪ドル/円は堅調な動きとなった。その後、米主要株価が下落に転じ、下げ幅を拡大したことが影響し、円が買い戻される動きとなった。しかし、中朝首脳会談が実施されたことで、北朝鮮情勢の緊張が緩和するとの見方が広がったことから、再び安全な通貨とされる円が売られる動きが強まった。豪ドル/円は、週明けの80.87から81.96まで上昇した。
今週は、底固い動きが予想される。米中の貿易に対する懸念や、朝鮮半島情勢の緊張が緩和したことは、豪ドルの下支え要因となるだろう。ただ、外部要因の変化に左右されやすいことから注意も必要だろう。国内では、4/3に金融政策発表、4/4に小売売上高、4/5に貿易収支の発表が予定されており、結果に注目したい。特に、金融政策に関しては、豪中銀が政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くとの見方がコンセンサスとなっている。政策金利の据え置き継続は過去最長となっているが、ほぼ織り込み済みであり、反応は限定的と考えられる。現時点では年内は据え置きが続くとの予想が大半を占めているが、声明や当局者の発言に変化があるのか注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.90 〜 9.15

 

今週の予想

先週は、米中の貿易摩擦を巡る緊張感が和らぐとの観測から、投資家のリスク回避の動きが強まり、ランド/円は週明けから堅調な動きとなった。また、米格付け会社が南アフリカの信用格付けを据え置く一方、格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に見直したことも影響し、ランド/円は週明けの8.94から9.09まで上昇した。その後は、南ア中銀が政策金利を市場の予想通り引き下げたことも影響し、上値の重い動きとなった。
今週も、上値の重い動きが予想される。南ア・ランドは過大評価されているとする南ア中銀総裁の発言が影響する可能性が考えられる。2017年12月の与党アフリカ民族会議(ANC)の議長選で、ラマポーザ副大統領が当選したことでランドは大きく上昇し、約2年半ぶりの高値を付けた。ただ、期待先行で、経済が伴っていないことが以前から指摘されており、高止まりしているランドに対する牽制とも受け取れる。格付け会社との話し合いが功を奏し、格付けが据え置かれたが、これから経済・財政対策に取りかかり、経済改革の進展を図ることになる。結果が表れ始まるまでは、上値の重い動きとなる可能性も考えられる。ただ、外部環境が改善すれば、底固い動きとなる場面もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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