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2024-04-20 22:20:21

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2018年2月26日

週間マーケット展望 2018年2月26日

先週の振返り

先週は、週明け米国市場がプレジデンツ・デーの祝日で休場となったものの、アジアや欧州の株価が堅調な動きとなったことや、休場明けの米国市場で、米長期債利回りが上昇したことから、円が売られた。その後は、株価が下落したことや、米長期金利が低下したことを受けて、日米の金利差が縮まるとの見方が広がり、円買い・ドル売りが優勢となり、クロス円も軟調な動きとなった。

今週の展望

今週は、相場の方向性が注目される。ドル円・クロス円は、一旦安値から上昇に転じたものの、先週後半には再び下落となったことから、引き続き下げが続くのか、週替わりで再び底固い動きとなるのか注目される。特に、ここまで株価や米長期金利の動きが相場に影響していたことから、引き続き今週の動きにも注目したい。また、パウエル米FRB議長の初めての議会証言が予定されており、どのような方針を示すのか、発言の内容が注目されている。一方、欧州ではドイツの連立に絡む投票やイタリア総選挙など、政治関連の投票を控えていることから、思惑が交錯する可能性もある。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

106.10 〜 108.28

 

今週の予想

先週は、前週末に105円台まで下落した流れが一服し、週明けから堅調な動きとなった。週明けの米国市場は、プレジデンツ・デーの祝日で主要市場が休場だったことから、小動きながら底固い動きとなった。その後、注目されたFOMC議事録では、メンバーが米景気や物価が上向くとの見通しを強めたことが明らかとなり、今年の利上げペースが加速するとの期待感が高まり、ドルは主要通貨に対して上昇した。ドル/円は、週明けの106.10から107.90まで上昇し、1週間ぶりの高値を付けた。その後は、株価下落や米長期金利の低下を背景に円買いが強まり、106.52まで下落した。
今週は、底固い動きが予想される。先週週央まで今年初めて4営業日続伸となり、年初からのドル売り・円買いの動きが一服したように見えたが、米長期金利の指標となる10年債利回りが3%の大台を前にして低下となったことが影響して下落に転じていることから、今週の動きが注目される。また、2/28、3/1にはパウエルFRB議長の初めての議会証言が予定されており、注目が集まっている。これまでのFRBの政策を踏襲し、緩やかな利上げ方針を示すと見られているが、発言の内容によっては、米金利や株価に影響する可能性もあることから、注目したい。また、週明けから米国の主要経済指標の発表が続くことから、こちらの結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

130.80 〜 133.06

 

今週の予想

先週は、前週の軟調な流れが一服し、週明けから堅調な動きとなった。日本や欧州の株価が堅調な動きとなったことなどもあり、ユーロ/円は週明けの131.82から133.06まで上昇した。その後は、FOMC議事録を受けて、米国の利上げ期待が高まったことから、ユーロは対ドルで軟調な動きとなった。また、ユーロ圏の経済指標の下振れが続いたことや、ECB理事会の議事要旨でフォワードガイダンスの文言の調整は時期尚早との見方が示されたことが明らかとなり、ユーロ/円は130.94まで下落した。
今週は、底固い動きが予想される。現状の水準は、昨年9月から12月にかけて底固い動きが続いた水準であり、値頃感の買いが入りやすい水準でもある。ただ、ドイツの第2党である社会民主党(SPD)が、メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との連立合意を受け入れるか否かについて、2/20から投票(郵便)が行われており、3/4に結果が発表される予定となっている。世論調査機関では、予想が難しく混戦との見方を示しており、結果が明らかになるまでは、思惑が交錯する可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

147.98 〜 151.00

 

今週の予想

先週は、週明けから堅調な動きとなり、ポンド/円は週明けの148.88から150.93まで上昇した。その後、英国の雇用統計で、3ヵ月ベースの失業率が上昇したことなどもあり、英ポンドは軟調な動きとなった。また、FOMC議事録を受けて米長期金利が上昇となり、株価が下落したことから、投資家が消極姿勢を強め、円を買う動きが優勢となり、ポンド/円は148.54まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。最近の英国の経済指標は冴えない結果が続いており、英国経済に対する先行き不透明感も出ていることが影響するだろう。また、先週メイ首相と主要閣僚がEU離脱に向けた政府の方針を話し合っており、首相は今週の演説でEU離脱に関して明らかにすると発表している。政権内では穏健派と強硬派で意見が分かれているが、一部報道ではハードブレグジットを主張する閣僚の意見を受け入れたとの報道も出ており、内容が注目される。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

82.60 〜 84.50

 

今週の予想

先週は、週明けから株価が堅調な動きとなったことなどもあり、序盤から堅調な動きとなった。その後、豪中銀の議事録で、政策金利は当面過去最低水準に留まる見通しが示されたことから、豪ドルの上値が抑えられたものの、豪州の賃金指数が市場予想を上回る結果となったこと受けて、豪ドル/円は84.86まで上昇し、1週間ぶりの高値を付けた。しかしFOMC議事録を受けて、米国の利上げペースの加速観測が高まったことや、円が買われたこともあり、その後は83.28まで下落し、2017/6/15以来の安値を付けた。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。所得の伸びが緩やかで、低水準のインフレ率である一方、家計債務が増加していることから、賃金の増加には敏感に反応した。マーケットでは、バランスが考慮され、当面利上げは見送られるとの見方も出ており、米国の利上げ期待の高まりも加わり、豪ドルは上値の重い動きが続く可能性も考えられる。また、豪ドル高が経済成長やインフレの加速を鈍化させる恐れがあるとしたことも影響するだろう。その中で、世界的に株価が堅調な動きが続けば、投資家のリスク志向の動きから円売りとなる可能性もあり、その場合には豪ドル/円にとっては支援材料となるだろう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.06 〜 9.25

 

今週の予想

先週は、週明け米国市場が休場となったこともあり、序盤から小動きの展開となった。そして、ギガバ南ア財務相が、財政演説で付加価値税の引き上げなど増税する一方、歳出を抑制する方針を示したことや、今年の経済成長率の見通しを上方修正したことが好感され、ランド/円は9.11から9.27まで上昇し、2015年8月以来の高値を付けた。ただ、その後は、FOMC議事録を受けて米国の利上げペースが加速するとの見方が広がると、ランドは反落となった。今週は、上値の重い動きが予想される。2/16のラマポーザ新大統領の所信表明、2/21のギガバ財務相の財政演説は、ともにマーケットでは好感されたものの、経済の建て直しや、南アの格付けを投資適格水準に戻すためには時間が要するとの見通しが示されたことから、引き続き上値の重い動きが続く可能性が考えられる。当面は、南ア政府が掲げる政策の効果が出てくるのかを見極めたい。国内の経済指標では、2/28の生産者物価指数、財政収支、貿易収支の結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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