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2024-03-29 15:20:24

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2018年2月13日

週間マーケット展望 2018年2月19日

先週の振返り

先週は、米国のトランプ政権のインフラ投資や大型減税で米国の財政赤字が拡大するとの懸念を背景に、ドルが主要通貨に対して下落した。また、米物価関連の経済指標が予想以上に上昇したことから、米国の利上げペースの加速が意識された。しかし、米長期金利の上昇で米経済の成長が抑えられるとの思惑からドル売り・円買いが優勢となり、クロス円も一時大きく下落し、週末にかけて底固い動きとなったが、ドル/円は週末に1年3ヵ月ぶりの105円台まで下落した。

今週の展望

今週は、ドルの動きが注目される。先週は、ドルが大半の主要通貨に対して下落となったが、その流れが止まるのか注目されている。米財政赤字の拡大に加えて、約8年ぶり高水準となった貿易赤字額が更に拡大するとの見方も出ており、当分ドルの圧迫要因となるだろう。一方、金融政策の先行き不透明感があるものの、ユーロは比較的堅調な動きが続くとの見方も多い。ただ、投機筋のユーロの買い越しも若干減少したものの、依然として過去最高水準であることから、上昇が続く場合には再び高値警戒感が強まる可能性もあるだろう。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

104.19 〜 107.50

 

今週の予想

先週は、米長期金利の上昇基調が米経済を圧迫するとの見方や、法人税減税などによる米財政悪化懸念を背景に、ドルは大半の主要通貨に対して下落した。また、麻生財務相が衆院予算委員会で「特別に介入が必要なほどの水準ではない」との発言も円買い・ドル売りの材料とされた。そして、週末には円買いの動きが加速し、一時105.55まで下落し、2016/11/10以来の安値を付けた。
今週は、上値の重い動きが予想される。予算教書をきっかけに、米国の財政赤字への懸念がクロースアップされており、また先日発表された米貿易収支の赤字額が2008年11月以来高水準に拡大したことも改めて注目されている。ドル安の恩恵で株価は堅調な動きが続いているものの、米金利の上昇が続く場合には、ドル安の恩恵も相殺されてしまう可能性もある。そして、先週好調だった株価が反落となる場合にも圧迫要因となる可能性も考えられる。週明けは米国市場が休場となるが、2/21には住宅関連、FOMC議事録公開が予定されており、結果や内容に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ高

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

132.00 〜 133.80

 

今週の予想

先週は、週明けやや堅調な動きから始まったものの、日経平均株価の下落が続き、投資家のリスク回避の動きから円買いの動きが強まった。さらに米物価関連の指標が予想を上回る結果となり、米国の利上げペースの加速が意識され、対ドルでユーロが下落したことから、対円でも軟調な動きとなり、一時131.61まで下落し、2017/11/23以来の安値を付けた。その後は133.30台まで急速に上昇したものの、上値の重い動きが続いた。
今週は、底固い動きが予想される。高値警戒感が強まっていたこともあり、対ドルでユーロの下落が続いていたが、先週は上昇に転じ、2014年12月以来の高値を付けた。対円では、円買いの動きに押された形となっており、週替わりで一服となれば、比較的堅調な動きとなる可能性も考えられる。そして、堅調な株価や対ドルでの上昇が続く場合には、対円でも値を戻す動きも考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

148.50 〜 150.80

 

今週の予想

先週は、週明けにやや堅調な動きが見られたものの、日経平均株価が下落したことで、投資家のリスク回避の動きが強まった。また、英国のEU離脱交渉が不調に終わったことが引き続き上値を抑える要因となっており、上値の重い動きが続いた。さらに、米国の利上げ期待の高まりを背景に、ポンドが対ドルで下落したことから、対円でも下落となり、ポンド/円は週明けの150.82から147.98まで下落した。その後は、150円台まで急速に値を戻したものの、上値の重い動きが続いた。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週は、リスク回避の円買いの動きに押される動きとなったが、堅調な動きが続いている株価が反落となるようなら、引き続きリスク回避の動きが意識される可能性も考えられる。そして、2/8の英中銀総裁の発言を受けて、英国の早期の利上げ観測が強まったものの、相場への影響は限定的となっている。目先は、英国のEU離脱交渉に関して、英国政府内での意見調整ができておらず、今後の交渉にも影響するとの見方も出ており、交渉が進展するまでは上値の重い動きが続く可能性も考えられる。また、2/21には英雇用統計、2/22には英GDPの発表も予定されており、結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

83.80 〜 85.00

 

今週の予想

先週は、豪州の企業関連の経済指標が良好な結果となったことや、株価の上昇などもあり、週明けから豪ドル/円は堅調な動きとなった。しかし、米国の利上げペースの加速が意識されたことから、ドルが主要通貨に対して上昇したことなどが影響し、豪ドル/円も一時83.33まで下落し、2017/6/15以来の安値を付けた。その後は84円台後半まで値を戻したものの、週末まで上値の重い動きが続いた。
今週は、底固い動きが予想される。週央までは春節で中国市場が休場となることや、豪州の経済指標の発表が少ないことから、やや新規材料に乏しくなるだろう。そのため、世界的な株価の動きや原油などの資源価格の動向が豪ドル相場に影響する可能性がある。しかし、このところ、豪州中銀総裁のハト派的な発言が続いていることもあり、やや上値は限定的だろう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.90 〜 9.20

 

今週の予想

先週は、世界的に株価が堅調な動きとなったことや、貴金属価格の上昇などもあり、底固い動きが続いた。そして、与党アフリカ民族会議(ANC)から辞任を求められていたズマ南ア大統領が、会見で辞任を表明したこと受けて、南ア・ランドは上昇した。対ドルでは、一時2015/3/2以来の高値を付けたが、対円では9.17までの上昇に留まった。
今週は、上値の重い動きが予想される。これまで即時の辞任を拒否してきたズマ大統領が辞任を表明したことで、新大統領にラマポーザ副大統領が就任する。これにより、南アの格下げ観測が後退することや、南ア経済の改善期待が高まっている。ただ、マーケットではすでに織り込まれていることから、今後は経済が良化するなどの結果が出るまでは、上値の重い動きが続く可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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