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2024-03-29 22:24:58

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年12月11日

週間マーケット展望 2017年12月11日

先週の振返り

先週は、週明けから主要国の株価が下落したことを受けて、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ただ、欧州の政治問題に進展が見られたことから、ポンドやユーロが上昇となり、米国の税制改革法案が上院でも可決され、摺合せに進んだこと、また暫定予算も可決されたことでドルも堅調な動きとなった。ただ、トランプ米大統領が、エルサレムをイスラエルの首都と認定したことで、アラブ諸国が反発を強めるなど、新たな懸念も出てきた。

今週の展望

今週は、米英欧の金融政策発表や中銀総裁の会見も予定されており、結果や声明、発言の内容に注目したい。また、NAFTA(北米自由貿易協定)の実務者協議の再開や、米アラバマ州上院の補欠選挙、米FRB副議長人事の発表、EU首脳会議など、注目されるイベントが目白押しであり、結果が注目される。また、中東情勢、北朝鮮情勢の緊張や、ロシアゲート問題などの懸念材料も依然として燻っており、引き続き警戒が必要だろう。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

112.00 〜 114.50

 

今週の予想

先週は、週明けから主要株価が軟調な動きが続いたことや、米経済指標の悪化もあり、ドル/円はやや軟調な動きとなった。また、エルサレムをイスラエルの首都と認定したことで、アラブ諸国が反発を強めていることも、ドルの懸念材料となった。週後半には、米議会上下両院が22日までのつなぎ予算をそれぞれ可決したことや、株価、米国債利回りの上昇を好感して、ドルは堅調な動きとなった。ドル/円は、113.59まで上昇し、11/14以来の高値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。つなぎ予算が可決されたことで、目先の政府閉鎖の可能性が後退したことや、FOMCで利上げが確実視されていることから、堅調な動きが考えられる。現状では、利上げ決定はほぼ織り込まれており、マーケットでは、FOMCメンバーの経済・政策金利見通しに注目が移っている。特に、来年の利上げに前向きと受け止められる場合には、ドルの一段の上昇も考えられる。ただ、ロシアゲート問題、中東情勢の悪化など懸念材料も残っており、関連する発言や報道には注意したい。そして、11/12には米アラバマ州での上院の補欠選挙が予定されている。同州は共和党地盤とされるが、上院の議席は52対48で共和党が過半数を上回っている。民主党が勝利すると、過半数ぎりぎりとなり、造反者が出ると政策が否決されやすくなり、トランプ政権の議会運営にも影響する可能性がある。そのため、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

132.00 〜 134.50

 

今週の予想

先週は、週明けから主要国の株価下落が続いたことや、ドイツの連立交渉が進展せず、一部で再選挙の可能性も指摘されたことから、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ユーロ/円は、週明けの134.05から132.27まで下落した。しかし、第2党である社会民主党が、党大会でメルケル独首相が率いるキリスト教民主・社会同盟との連立協議開始に党員からの支持を得たとの報道を受けて、連立協議が進展するとの期待感からユーロ買いが優勢となり、ユーロ/円は週末に132.60まで上昇した。
今週は、底固い動きが予想される。ドイツの政治的懸念が後退したことや、先週のユーロ圏GDPの上昇もあり、買い安心感が出ている。ただ、マーケットでは、対ドルで1.20を上抜ける程の強さにはならないとの見方も根強く、対円では134円台前半が上値の抵抗となっている。今週は、ECB理事会の金融政策発表とドラギ総裁の定例会見が予定されており、ここでタカ派的な声明や発言があるようなら、一段の上昇も期待できるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

149.50 〜 155.57

 

今週の予想

先週は、週明け堅調な動きとなったものの、英国のEU離脱を巡るメイ英首相とユンケル欧州委員長の会談で、交渉進展につながる合意に達しなかったとの報道を受けて、交渉の難航が懸念され、ポンドは主要通貨に対して下落した。ポンド/円は、週明けの152.95から149.77まで下落した。しかし、その後英国のEU離脱に関して、アイルランドとの国境問題で合意が近いとの報道を受けて、ポンドは大半の主要通貨に対して上昇、ポンド円は153.41まで上昇し、2016/6/24以来の高値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。英国とEUの離脱交渉のハードルとなっていたアイルランド国境問題の合意が近づいたことで、12/14からのEU首脳会議で進展を宣言できる可能性も近づいている。宣言できれば一段の上昇となる可能性も考えられる。ただ、高値警戒感も出ていることから、それまではやや上値の重い動きも考えられる。また、宣言に繋がらない場合は、一段の下落となる可能性もあるだろう。また、12/12に消費者物価指数、12/13に雇用統計、12/14に小売売上高、金融政策発表など、英国の主要な経済指標の発表に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

84.35 〜 86.02

 

今週の予想

先週は、主要株価が堅調な動きとなったことや、序盤に発表された豪州の小売売上高が市場予想を上回る結果となったことを受けて、豪ドルは堅調な動きとなった。また、豪中銀が政策金利の据え置きを決定したが、声明がハト派的になる警戒感があったものの、前回と大きな変化がなかったことが好感されたことも影響し、豪ドル/円は週明けの85.38から86.20まで上昇した。しかし、内外の株価下落や、豪州のGDP、貿易収支が市場予想を下回る結果となったことを受けて、84.67まで下落する場面もあった。
今週は、上値の重い動きが予想される。米国や欧州の金融政策発表を控えており、金融政策の違いが意識される可能性が考えられる。特に、米FOMCでは利上げが確実視されていることから、米国との金利差拡大が意識され、対ドルで軟調な動きとなる可能性も考えられる。ただ、12/14には豪州の雇用統計の発表が予定されており、現時点では雇用者数は前回から増加が予想されていることから、結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.05 〜 8.30

 

今週の予想

先週は、与党アフリカ民族会議(ANC)の党首選で、ラマフォサ副大統領が選出されるとの見方が支援材料となり、ランド/円は8.18円から8.38まで上昇し、10/18以来の高値を付けた。また、南アの第3・四半期のGDPが市場予想を上回ったことも影響した。ただ、その後は、利益確定の動きや世界的に株価が下落したことが影響し、8.20台まで下落した。ただ、週末には世界的に株価が上昇したことや、米雇用統計で賃金の伸びが悪化したこと受けて、ランドは値を戻した。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週は、南アの経済指標が比較的堅調な結果が続いたが、12/13南アの消費者物価指数や小売売上高、12/14の経常収支の発表が予定されており、好調な結果が続くのか注目したい。また、米FOMCで利上げが確実視されており、決定されれば対ドルで下落、対円でも軟調な動きとなる可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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