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2024-04-19 18:33:54

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年11月27日

週間マーケット展望 2017年11月27日

先週の振返り

先週は、前週の軟調な流れが一服し、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。ただ、米FOMC議事録公開や日米の祝日で主要市場が休場となったことから、限定的な動きが続いた。その中で、米国からテロ支援国家として再認定された北朝鮮を巡る不安感を背景に、円が買われた。また、米FOMCの議事録の内容がハト派的と受けられたこと受けて、ドルは主要通貨に対して下落した。一方、ドイツの連立政権樹立に向けた協議が決裂して下落していたユーロは、連立に向けた協議の可能性が出たことを好感して、大きく買い戻された。

今週の展望

今週は、感謝祭により一時的に止まっていた米議会上院での税制改革法案審議が始まる。大幅な減税が絡んでいることから、審議が長期化する可能性も指摘されており、年内通過が可能なのかどうかが注目されている。また、再燃したロシアゲート問題、テロ支援国家に指定された北朝鮮の動きなども注目されている。税制改革法案審議の進展が見られない場合や、米政府の先行き不安が高まる場合、北朝鮮情勢の緊張が高まる場合には、リスク回避の動きが強まる可能性もあるだろう。また、英国、ドイツの政局問題なども注目されるだろう。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

110.50 〜 112.50

 

今週の予想

先週は、前週の軟調な流れが一服し、週明けから底固い動きとなった。また、株価が堅調な動きとなったことも材料視され、堅調な動きが続いた。その後、ドイツの政局の先行き不透明感や、北朝鮮情勢への警戒感などを背景に、リスク回避の動きが強まった。そして、米経済指標が悪化したことや、米FOMC議事録で多くのメンバーが近い将来の利上げが適切だと認識する一方、数人がインフレの低さに懸念を示し、当面の利上げに反対していたことが明らかとなったことから、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ドル/円は、一時111.07まで下落し、9/18以来の安値を付けた。その後は、米国の感謝祭の祝日もあり、週末まで狭いレンジ内の動きが続いた。
今週は、上値の重い動きも考えられる。感謝祭が明けたことで、米議会上院では税制改革法案の審議が始まり、審議の行方が注目される。一部では、大幅な減税を盛り込んでいることから、年内に合意できないとの予想もあり、審議の状況や経過が注目される。また、ロシアゲート問題や北朝鮮情勢の緊張が高まる場合には、一段の下げも警戒される。そして、11/29には米GDP、個人消費、11/30にPCEコア・デフレータ、12/1にはISM製造業指数の発表が予定されており、FRBがインフレ指標として重視するPCEコア・デフレータの結果には、特に注目したい。また、11/28にパウエルFRB理事が上院指名承認公聴会に出席、11/29にはイエレンFRB議長の議会証言が予定されており、発言の内容にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

131.40 〜 133.80

 

今週の予想

先週は、ドイツの3党連立に向けた協議が決裂したとの報道を受けて、ユーロは週明けから主要通貨に対して軟調な動きとなり、ユーロ/円は131.18まで下落し、9/15以来の安値を付けた。その後、堅調な株価動向を受けて、値を戻す場面もあったが、ドイツの政局の先行き不透明感を背景に、再び軟調な動きが続いた。ただ、終盤には、ユーロ圏の経済指標が良好な結果となったことに加え、独政府の連立協議が進展するとの期待感から、ユーロ/円は133.23まで上昇した。
今週は、底固い動きが予想される。連立協議が決裂したことから、政治的な空白が懸念されてユーロ売りとなったが、メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟と、第2党であるドイツ社会民主党が連立協議に応じる可能性が出てきたとの報道を受けて、ユーロが上昇に転じており、今後の展開が注目される。連立に向けた進展があれば、政治的な空白に対する懸念が解消される可能性も考えられる。ユーロ圏では、11/29に消費者信頼感、11/30に消費者物価指数の発表が予定されており、結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

147.50 〜 150.00

 

今週の予想

先週は、ロシアゲート問題の再燃やドイツの連立政権協議の決裂などを背景に、投資家のリスク回避の動きが先行し、週明けから軟調な動きとなり、一時147.64まで下落し、10/12以来の安値を付けた。その後は、世界的な株価上昇などを受けて、ポンド/円は149.37まで上昇したが、日米の休場を控えたポジション調整の動きが強まったことや、英国の2018年の成長率見通しが下方修正されたことを受けて、147.82まで下落する場面もあったが、週末には再び上昇した。
今週は、上値の重い動きが予想される。引き続き、英国のEU離脱交渉を巡る不透明感や、英政府の混乱の表面化が懸念要因となる可能性が考えられる。ただ、今週は英国の主要な経済指標の発表が少ないことから、上記の問題に関する報道がない場合には、やや方向感に欠ける展開が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

83.50 〜 87.70

 

今週の予想

先週は、前週末の流れを引き継ぎ、週明けから一段の下落となり、豪ドル/円は一時84.50まで下落し、6/26以来の安値を付けた。その後、日米の休場を控えて新規材料に乏しい中、株価が堅調な動きとなったことを受けて、85.31まで上昇した。その後、豪中銀総裁が豪州経済を楽観視したものの、利上げは長期にわたって難しいと示唆したこと受けて、豪ドルは再び主要通貨に対して軟調な動きとなった。
今週は、堅調な動きが予想される。対ドル、対円で6月以来の安値を付けたこともあり、目先は下げ一服感や値頃感の買いが下値を支える要因となるだろう。また、上昇が続く原油価格や株価などが引き続き堅調な動きとなるようなら、一段の上昇も考えられる。ただ、原油や株価の調整となる場合や、米国の利上げ期待が高まる場合には、軟調な動きが継続する可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.77 〜 8.00

 

今週の予想

先週は、株価が堅調な動きとなったことを受けて、南ア・ランドは序盤の7.95から8.08まで上昇した。ただ、日米の休場を控えて様子見ムードも高まっており、上値は限定的となった。その後、南ア中銀は、自国の政治的不透明感や、大手格付け会社による格下げの可能性を背景に、上値の重い動きが続いた。そして、引け直前に格下げが発表されたこと受けて、ランド売りが優勢となり、ランド/円は7.89まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週末に格下げが発表されたことや、南ア中銀がインフレは減速しているものの、政治的不透明性や公的債務の増大に懸念を示したことが引き続き材料視されるだろう。また、隣国ジンバブエの大統領が辞任し、大きな混乱もなく政権が交代したことが支援材料となると見られたものの、次期大統領の懸念も指摘されており、下支え要因とはならないだろう。そして、南ア国内では、11/30に貿易収支、財政収支の発表が予定されており、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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