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2024-04-18 18:19:26

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年8月7日

週間マーケット展望 2017年8月7日

先週の振返り

先週は、米ダウ平均株価の過去最高値更新が続いたことを受けて、投資家心理が改善し、比較的安全な通貨とされる円を売る動きが強まる場面もあった。しかし、経済指標の悪化に押され、ドルは主要通貨に対して下落する場面もあったが、週末の米雇用統計を受けて、反発した。一方、ポンドは金融政策発表の声明を受けて、高まっていた利上げ期待が後退したことで、主要通貨に対して下落した。また、高値警戒感が指摘されていたユーロは、テーパリングに対する思惑も根強く、引き続き底固い動きが続いた。

今週の展望

今週は、前週末の流れを引き継ぎ、ドルは底固い動きが考えられるが、ユーロなどは対ドルで軟調な動きが予想され、対円でも上値の重い動きが考えられる。ただ、夏季休暇シーズンで市場参加者も少なくなることが予想されることや、米雇用統計が終了したことで、月末のジャクソンホール会議までイベントがないことなどもあり、限定的な動きが続くとの指摘もある。その中で、米当局者の発言などが予定されており、注目が集まるだろう。また、最高値更新が続いた米ダウ平均株価や、2万円を挟んだ往来相場が続く日経平均株価の2万円台定着があるのかなども注目される。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

109.86 〜 111.65

 

今週の予想

先週は、序盤に発表された米経済指標が冴えない結果となったことを受けて、ドルは軟調な動きとなった。ただ、米ダウ平均株価が過去最高値を連日更新したことが好感され、投資家心理の改善から比較的安全な通貨とされる円を売る動きが優勢となり、ドル/円は110.98まで上昇した。しかし、米当局者のハト派的発言や、経済指標の悪化などが影響し、一時109.86まで下落した。ただ、週末の米雇用統計では、雇用者数や賃金の伸びが市場予想を上回ったことや、失業率が改善したことが好感され、ドルは主要通貨に対して上昇し、ドル/円も一時111円台まで上昇した。
今週は、底固い動きが予想される。週明けも、先週の米雇用統計の結果が意識され、ドルは堅調な動きも考えられる。ただ、政治的な懸念が根強いことから、関連する報道などには注意したい。マーケットでは、夏季休暇で内外の市場参加者も減少しており、薄商いとなる可能性もあるだろう。その中で、米当局者の発言が予定されており、6月のFOMCで利上げに反対したミネアポリス連銀総裁やNY連銀総裁など、複数の当局者の講演が予定されていることから、発言の内容に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ高

中期

円高

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

129.26 〜 132.29

 

今週の予想

先週は、週明けから米経済指標が悪化したことでドル売りとなり、ユーロが対ドルで堅調な動きが続いたことから、ユーロ/円は底固い動きとなった。ただ、依然として高値を警戒する見方も根強いことから、やや上値の重い動きとなった。週末には、米雇用統計がまずまずの結果となり、米国の利上げ期待が改善したことからドル買いが強まり、対ドルでユーロが急落となったことから、対円でもユーロは軟調な動きとなった。
今週は底固い動きが予想される。先週末の米雇用統計を受けて、対ドルでユーロが下落したことから、ユーロ/円も軟調な動きとなったが、依然としてECBのテーパリングに対する思惑は根強く、底固い動きが考えられる。また、堅調な株価動向や資源価格の上昇が続く場合には、投資家のリスク志向の動きからユーロ/円は一段の上昇となることも考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

143.20 〜 146.50

 

今週の予想

先週は、週明けやや軟調な動きが見られたものの、対ドルで堅調な動きとなり、対円でも底固い動きとなった。そして、英国の製造業PMIが7ヵ月ぶりの低水準から回復し、成長鈍化懸念が緩和したことを背景に、ポンドは主要通貨に対して堅調な動きとなった。特に、対ドルでは昨年9/16以来の高値を更新、対円でも146.78まで上昇し、約2週間ぶりの高値を付けた。英中銀の金融政策発表では、市場の予想通り主要政策金利が据え置かれたが、GDPの見通しを下方修正したことが嫌気され、ポンドは大半の主要通貨に対して下落した。また、利上げを主張する委員が前回会合では3名だったが、今回2名に減ったことも意識され、ポンド/円は144.24まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。前回の金融政策発表直後には利上げ期待が高まっていたものの、今回の金融政策発表を受けて利上げ期待が後退していることや、経済成長見通しが下方修正されたこと、またEU離脱交渉を巡る不透明が景気の逆風になっていると指摘されたことを背景に、軟調な動きも考えられる。ただ、資源や株価上昇などもあり、投資家のリスク志向の動きも出ており、円が売られる展開となるようなら、底固い動きも考えられる。そして、英国経済の先行きを見極める上で、今後の経済指標の結果などが注目されるだろう。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル安

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

86.50 〜 88.70

 

今週の予想

先週は、週明け豪州経済指標の低下を受けて、やや軟調な動きとなった。その後、豪中銀の金融政策発表を控えて、期待感から堅調な動きとなったものの、最近の豪ドル高を牽制する声明を受けて、豪ドルは下落した。豪州経済の見通しは変わらず比較的順調との見方が示されたことを受けて、底固い動きが続いたが、貿易収支の黒字額が市場予想を下回ったことが影響し、豪ドル/円は週序盤の88.70から87.36まで下落し、7/13以来の安値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。先週末の米雇用統計の結果を受けて、米国の利上げ期待が改善していることや、バランスシート縮小の早期開始期待を背景に、米ドルが対豪ドルで上昇する場合には、豪ドル/円は上値の重い動きも考えられる。ただ、資源価格や株価の上昇が続いていることから、投資家のリスク志向も改善しており、資源価格が引き続き堅調な動きとなるようなら、豪ドル/円は堅調な動きが考えられる。国内では、8/8に企業景況感の発表が予定されており、2008年以来の高水準となると予想されている。引き続き堅調な結果となるようなら、豪ドルの押し上げ要因となるが、失速するようだと、景気後退懸念も出る可能性もあり注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.05 〜 8.30

 

今週の予想

先週は、南ア中銀が、今年の成長見通しを0.5%(従来予想1.0%)に引き下げていたが、ズマ南ア大統領は講演で、南ア経済は追い込まれた状態にあり、今年の成長率は0.5%に届かないだろうと述べたことを受けて、ランドは主要通貨に対して大きく下落した。その後、世界経済に対する先行き懸念が高まったことからリスク回避の円買いが強まり、ランド/円は週明けの8.52から8.20まで下落し、5/18以来の安値を付けた。
今週は、軟調な展開が予想される。最近の貴金属や原油など資源価格の上昇は南アランドにとっては支援材料となるが、その反面懸念要因も多い。大手労組のストライキを警戒する報道や、追加利下げを指摘する向きもある。そして、8/8に予定されている大統領の不信任投票は、不成立になるとの見方がコンセンサスとなっており、不成立となれば引き続き政局不透明感が続くことになるだろう。また、8/7には失業率の発表が予定されており、前回から横ばいが予想されているが、2003年以来の高水準であることから、予想通りでも懸念要因となるだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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