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2024-03-28 20:12:12

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年6月5日

週間マーケット展望 2017年6月5日

先週の振返り

先週は、週明けに英国、米国市場が休場となったことで、新規材料に乏しく、小動きの展開となった。その後は、原油価格や株価下落を背景に、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。そして、週後半に入ると、欧米の主要株価が最高値を更新し、投資家のリスク志向の動きから、円が売られる展開となった。しかし、週末の米雇用統計で、雇用者数の伸びや賃金の伸びが冴えない結果となったことから、ドルを中心に対円で軟調な動きとなった。

今週の展望

今週は、週後半に複数の重要なイベントが予定されており、結果によっては波乱となる可能性も考えられる。週前半は、様子見ムードが高まる可能性もあるが、前週末の米雇用統計の結果が意識され、ドル/円を中心に上値の重い動きが考えられる。そして、6/8には英国の総選挙やECB理事会、また米FBI前長官の公聴会も予定されており、英米の政治的懸念が高まる場合には、リスク回避の動きが強まる可能性も考えられることから、結果を見極めたい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

109.60 〜 111.75

 

今週の予想

先週は、週明け米国市場がメモリアルデーで休場となったことから、週明けは小動きの展開となった。その後、米国の主要な経済指標が予想を下回る結果が続いたことから、米景気の先行き不安を背景に、ドル/円は週明けの111.46から110.49まで下落した。しかし、ADP雇用統計が市場予想を大きく上回る結果となったことが好感され、週末の雇用統計に対する期待感も膨らみ、ドル/円は111.71まで上昇したが、週末の米雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想を下回る結果となったことで、追加利上げのペースが緩やかになるとの見方から、ドル/円は110.33まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。週明けは、前週末の米雇用統計の結果が引き続き材料視され、上値の重い動きが考えられる。そして、週後半に重要なイベントが集中しており、6/8にはコミーFBI前長官が、上院情報委員会で大統領選でのトランプ陣営とロシアの癒着疑惑に関連した証言をする予定となっており、発言内容次第ではドルが下落する可能性もある。ただ、来週6/13-6/14のFOMCでの利上げの期待感は依然として高いことから、下値は限定的と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

123.15 〜 125.81

 

今週の予想

先週は、週明けに米英市場が休場となり、新規材料に乏しく、限定的な動きとなった。その後、高値圏での動きが続いたことによる警戒感などから、週明けの124.64から123.16まで下落したものの、ECB当局者が、次回の理事会後に発表する声明で、下振れリスクについて触れた部分を削除し、「リスクは概ね均衡化している」と表明する準備があると発言したとの報道を受けて、ユーロは主要通貨に対して堅調な動きとなった。また、欧米の主要株価が最高値を更新する動きとなったことや、日経平均株価が2万円台の大台乗せとなったことを受けて、125.31まで上昇した。
今週は、6/8のECB理事会の結果が注目されており、先週報道があったように、ECB理事会でフォワードガイダンスの変更などがあれば、出口戦略への思惑が高まる可能性もあり、その場合にはユーロ買いが強まる可能性も考えられる。ただ、変更がない場合には、先週の報道で期待感が高まったこともあり、戻り売りが強まる可能性もあるだろう。また、英国の総選挙、フランスの国民議会選挙も控えており、週前半から思惑が交錯する展開が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

140.06 〜 145.50

 

今週の予想

先週は、週明け英国市場が休場となり、新規材料に乏しく、限定的な動きとなった。そして、英総選挙の世論調査で野党の追い上げも伝わったことで、リスク回避が意識され、ポンドは上値の重い動きとなった。しかし、その後与党が支持率を伸ばしているとの調査が発表されたことが好感され反発する動きとなるなど、世論調査の結果に一喜一憂する動きとなった。
今週は、6/8に英国の総選挙が予定されているが、それまでは世論調査の結果を受けて思惑が交錯する動きが予想される。解散当初は、与党の保守党が過半数を上回る勝利が見込まれていたが、最近の世論調査では、野党の労働党が追い上げを見せており、先週末には与党の保守党が過半数に16議席届かないとの調査結果も出ている。与党が過半数を獲得する場合には、ポンド買いが考えられるが、予想外に敗北となる場合には、リスク回避の動きが意識され、ポンド/円は一段の下落となる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

81.50 〜 83.00

 

今週の予想

先週は、週明けに英米市場が休場となり、新規材料に乏しい中、株価が軟調な動きとなったことが影響し、序盤から上値の重い動きとなった。その後は、原油価格が大きく下落したことなどで豪ドルは軟調な動きとなった。ただ、豪州の小売売上高が予想を上回る結果となったことや、週末の米雇用統計が冴えない結果となったことを受けて、対ドルで反発となり、豪ドル/円は底固い動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。先週末に発表された米雇用統計で、雇用者数が伸び悩んだことや、賃金が低い伸びとなったことが影響し、対ドルで堅調な動きが続く可能性も考えられ、豪ドル/円も堅調な動きが考えられる。ただ、週後半に予定されているイベント次第では、リスク回避の動きが強まる可能性もあることから注意したい。また、6/6の豪州の金融政策発表、6/7GDP、6/8貿易収支の発表に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.35〜 8.75

 

今週の予想

先週は、週明けに南アフリカの与党アフリカ民族会議(ANC)の幹部会議で、ズマ大統領に対する不信任動議を否決したことを受けて、ランドは主要通貨に対して軟調な動きとなった。また、そして、南アの財政収支が赤字に転じたことや、貿易黒字が縮小したこと、また失業率が14年ぶりの高水準となったことも影響し、ランド/円は週明けに付けた3/27以来の高値となる8.72から8.38まで下落した。しかし、その後は買い戻しの動きが強まり、8.60台まで急反発となった。
今週は、底固い動きが予想される。前週末の米雇用統計の結果を受けて、年内の追加利上げが1回に留まるとの見方が広がったことから、対ドルで堅調な動きとなり、ランド/円も底固い動きが考えられる。ただ、国内の政治問題に対する懸念や、南アの経済指標の悪化が続いたこともあり、上値は限定的な動きとなるだろう。そして、6/6の南アGDP、6/8の鉱物生産、製造業生産の結果に注目したい。悪化する場合には、経済に対する懸念が高まる可能性もある。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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