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2024-03-29 16:16:00

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年5月15日

週間マーケット展望 2017年5月15日

先週の振返り

先週は、フランスの大統領選で前経済相のマクロン氏が勝利したことでリスク回避の動きが後退し、週明けからドル円・クロス円は堅調な動きとなった。また、米債券利回りが上昇したことから、ドル買い・円売りが優勢となり、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。ただ、上昇一巡後は、株価が軟調な動きとなったことや、米国の個人消費関連の経済指標が冴えない結果となったことから、上値の重い動きとなった。また、最近のドル円・クロス円の上昇を受けて、調整の動きも加わり、週後半は一段の下げとなった。

今週の展望

今週は、やや上値の重い動きが予想される。ドルやユーロなどは対円で上昇が続いたが、大きなイベントが終了したことから上値の重い動きとなっており、週序盤は引き続き調整の動きが続く可能性も考えられる。調整が一巡すれば、米国の利上げ期待の高まりを背景に、日米の金利差拡大が意識され、ドル買い・円売りとなり、クロス円も底固い動きとなる可能性も考えられる。ただ、トランプ米大統領によるFBI長官の電撃解任の余波や、朝鮮半島をめぐる地政学的リスクへの警戒感も依然として残っており、引き続き注意は必要だろう。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

112.00 〜 114.50

 

今週の予想

先週は、前週末の米雇用統計が強い数字となり、米国の利上げ期待が高まったことが引き続き意識されたことを受けて、週明けから堅調な動きとなった。また、フランスの大統領選で前経済相のマクロン氏が勝利したことでリスク回避が後退したことも加わった。そして、米国の主要な経済指標の堅調な結果が続いたこともあり、ドル/円は週明けの112.40から114.37まで上昇し、3/15以来の高値を付けた。ただ、週末には、個人消費関連の経済指標が予想を下回る結果となったことや、最近のドル高が続いた調整の動きも加わり、反落となった。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週の個人消費関連の経済指標が予想ほど改善しなかったことを受けて、6月の米国の利上げ期待もやや低下しており、結果が注目される。ただ、ここまで約1ヵ月間で6円以上の上昇となったことから、引き続き調整の動きも考えられ、経済指標の結果が冴えない結果となるようなら、軟調な動きが続く可能性も考えられる。そして、来月のFOMCでの利上げ期待がやや低下したものの、依然として高いことから、下値は限定的と考えられ、下げが一巡すれば再び堅調な動きとなる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

122.32 〜 124.50

 

今週の予想

先週は、フランスの大統領選の決選投票でマクロン前経済相が勝利したことで、リスク回避の動きが後退したことから、ユーロは週明けから堅調な動きとなった。また、欧州主要株価が上昇したことも好感され、ユーロ/円は週明けの122.98から124.54まで上昇し、2016/5/12以来の高値を付けた。その後は、先週まで9円以上の上昇となった反動も加わり、反落となった。
今週は、軟調な展開が予想される。大きなイベントが終了し、マクロン氏が勝利したことを受けた上昇もやや一服感が出ていることから、上値の重い動きが考えられる。そして、イベント終了で影響の大きな材料もないことから、株価などの動きに影響を受ける可能性も考えられる。ただ、ドル円・クロス円の上昇が続いたことから、調整の円買い戻しの動きも考えられ、株価下落や対ドルで軟調な動きが加わる場合には、ユーロ/円の下げ幅が拡大する可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

144.45 〜 148.00

 

今週の予想

先週は、フランスの大統領選で前経済相のマクロン氏が勝利したことでリスク回避の動きが後退したことや、6/8の英国の総選挙の世論調査で依然として保守党の圧勝、安定政権樹立に対する期待感が高いことを材料に、ポンドは堅調な動きとなった。そして、ポンド/円は、週明けの145.67から148.11まで上昇し、2016年12月以来の高値を付けた。しかし、英中銀のインフレリポートで、今年のGDP伸び率を下方修正されたことを受けてポンド売りが強まり、ポンド/円は週末にかけて145円台まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週の高値まで約1ヵ月間で12円以上の上昇となったことから、調整を含めた動きが続く可能性も考えられる。ただ、この1ヵ月間の上昇も、メイ英首相が総選挙を6/8に前倒しで実施するとの方針を表明したことから始まっており、世論調査の優勢も材料となっていることから、世論調査でメイ首相が率いる国政与党の保守党の優勢が剥落しなければ、下値は限定的と考えられる。そして、5/16には物価関連、5/17には失業率、5/18には小売売上高など、英国の主要な経済指標の発表に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

82.45 〜 84.55

 

今週の予想

先週は、週序盤に発表されたオーストラリアの経済指標が予想を大きく下回る結果が続いたことから、週前半はやや軟調な動きとなった。その後は、原油価格の上昇なども影響し、堅調な動きとなり、週明けの83.18から84.34まで上昇した。ただ、米国の利上げ期待の高まりから、豪ドルは対米ドルでやや軟調な動きとなったことから、対円でも上値の重い動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。5月上旬のRBA理事会や金融政策報告書で、経済成長に対する楽観的な見方が示されたことが引き続き、下支え要因となるものの、米利上げ期待の強さから対ドルで上値の重い動きが予想され、目先は売り買い交錯する動きも考えられる。その中で、5/18の豪州の雇用統計が注目される。前回の発表では、雇用者数が2015年10月以来の大幅増となり、豪ドルを押し上げる要因となったが、今回はその反動から伸び幅が縮小すると予想されており、結果を受けた反応に注目したい。また、中国の主要な経済指標の発表も影響する可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.28〜 8.70

 

今週の予想

先週は、前週の米雇用統計が強い数字となったことで、米国の利上げ期待が高まったことが改めて意識され、南ア・ランドは対ドルで下落となり、ランド/円は序盤から軟調な動きとなった。ただ、その後は、懸念されたフランス大統領選や朝鮮半島情勢リスクが後退したとの見方から、安全資産とされる円売りが優勢となり、ランド/円は、週序盤の8.28から8.56まで上昇し、3/30以来の高値を付けた。また、南アの経済指標が改善したことも、ランドの押し上げ材料となった。
今週は、上値の重い動きも考えられる。週明けには、南アの裁判者が南ア大統領の不信任案投票が匿名投票となるのかどうかの判断が下される可能性があり、結果には注目したい。匿名投票となる場合、造反票が出るとの見方もあり、裁判所の判断がランド相場に影響する可能性も考えられる。南ア国内の経済指標は、5/17の小売売上高だけで、やや新規材料に乏しいものの、米国の利上げ期待が高まるようなら、対ドルで下落となり、その影響でランド/円も上値の重い動きとなる可能性もあるが、政治的問題などがクリアになれば、ランド相場は底固い動きとなる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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