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2024-04-19 23:04:09

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年5月8日

週間マーケット展望 2017年5月8日

先週の振返り

先週は、朝鮮半島情勢の緊張がやや後退したことや、株価が堅調な動きとなったこと、また米債券利回りの上昇を受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。注目された米FOMCでは、引き続き緩やかなペースの追加利上げを想定しているとの声明を受けて、利上げ期待が高まったことから、ドルは堅調な動きとなった。一方、フランス大統領選の決選投票では親EU派のマクロン氏が優勢との見方が広がったことや、英総選挙の政党別支持率で、メイ氏率いる保守党が支持率を集めたことから、政治的な波乱が後退したとの見方が広がり、ユーロやポンドも堅調な動きとなり、ドル円・クロス円は終盤まで堅調な動きが続いた。

今週の展望

今週は、底固い動きが予想される。先週懸念された米経済の失速や、英国やフランスの政治的懸念もやや解消したことから堅調な動きが続いており、この流れが続く可能性も考えられる。ただ、上昇が続いたことによる調整の可能性を指摘する声もあり、調整となる場合には上昇が続いた反動に注意したい。そして、やや懸念が後退している朝鮮半島問題だが、完全に懸念が払拭していないことから、情勢が悪い方に急転する場合に備えておきたい。また、5/9に韓国大統領選が投開票となり、結果が朝鮮半島情勢にも影響するとの見方もあることから、注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

111.20 〜 114.50

 

今週の予想

先週は、FOMCや米雇用統計を控えてやや楽観的な見通しもあり、序盤から堅調な動きとなった。FOMCでは、予想通り利上げが見送られたが、米経済成長の減速に関しては『一時的』とし、引き続き緩やかなペースの追加利上げ実施を想定しているとの声明が好感され、ドルは堅調な動きとなった。また、米債券利回りの上昇も加わり、ドル/円は週明けの111.21から113.05まで上昇したが、113円台では上値の重い動きも見られ反落する場面もあった。そして、米雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想を上回る結果となったものの、前回結果が下方修正されたことから上値の重い動きとなった。ただ、利上げ期待の高まりを背景に、堅調な動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。先週末の米雇用統計の発表後に、6月のFOMCでの利上げ予想確率が100%となっており、利上げ期待を背景に、底固い動きが続く可能性が考えられる。上昇が続いたことで、調整となる可能性も考えられるが、大きく下落するとは考えにくく、調整があった場合にはその後再び堅調な動きとなる可能性が考えられる。また、今週も物価関連や個人消費関連など、主要な米経済指標の発表に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ高

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

122.30 〜 124.60

 

今週の予想

先週は、欧州市場の休場明けから欧州の主要株価が軒並み堅調な動きとなったことを受けて、ユーロは堅調な動きとなった。そして、5/7の仏大統領選の決選投票を控えて行なわれたテレビ討論会で、中道系独立候補のマクロン前経済相が極右政党・国民戦線(FN)のルペン氏に対して優勢だったとの見方や、世論調査では依然として20ポイントの差が開いていることが好感され、ユーロは堅調な動きが続いた。ユーロ/円は、週明けの121.31から123.95まで上昇し、2016/12/15以来の高値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。5/7の選挙結果でマクロン前経済相が勝利したため、ユーロ買いが続く可能性もある。ただ、ここまである程度織り込まれて上昇していることから、結果を受けて買いが一巡した後には反落となる可能性も想定しておきたい。また、今週は主要な経済指標が少ないが、先週ドイツDAXが連日最高値を更新するなど、主要株価の堅調な動きが続いていることから、株価の動きにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

144.80 〜 148.50

 

今週の予想

先週は、引き続き総選挙で与党保守党の圧倒的優位を背景に、安定した政権樹立の可能性が好感され、ポンドは主要通貨に対して堅調な動きとなった。英総選挙の前哨戦となる地方選で、メイ首相が率いる保守党が圧勝し、国政選挙でも優位との見方を背景に、ポンドは一段の上昇となり、ポンド/円は週明けの143.82から146.13まで上昇し、昨年12/20以来の高値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。ここまで大幅な上昇が続いたことから、一旦調整が入るとの見方も根強いものの、連日上昇が続いている。そのため、下げ始める場合には大きな調整となる可能性も想定しておきたい。5/11には、英中銀のMPC(金融政策委員会)が予定されており、全会一致での決定が続いていたが、前回はメンバーの1人が直ちに利上げすることが適切と主張したことから、今回も変化があるのか注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

82.00 〜 84.50

 

今週の予想

先週は、株価が堅調な動きとなったことや、豪州の経済指標がまずまずの結果となったことを受けて、豪ドルは堅調な動きとなり、豪ドル/円は84.54まで上昇し、4/3以来1ヵ月ぶりの高値を付けた。また、豪中銀の金融政策発表で政策金利が据え置きとなり、声明を受けて近い時期の利下げの観測が後退したことも押し上げ要因となった。ただ、米国のFOMCで追加利上げ期待が高まったことや、原油などの資源価格が下落したことが影響し、一時82.68まで下落した。ただ、その後原油価格が2ドル以上反発したことなどもあり、週末には83.60台まで上昇した。
今週は、底固い動きが予想される。先週末の豪中銀の金融政策報告では、今後2年間の経済成長に対し楽観的な見方が示されたことや、追加利下げを考慮していないことが示唆されたことを受けて、底固い動きが予想される。ただ、豪州の家計債務が高水準となっていることで、個人消費の落ち込みを懸念する声や、過去最低金利が続いていることで、住宅バブルに対する懸念も燻っている。今週は、5/8の住宅関連、5/9の小売売上高など、主要な経済指標の結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.11〜 8.45

 

今週の予想

先週は、序盤に発表された製造業関連の経済指標が1年3ヵ月ぶりの低水準となるなど、さえない南アフリカの経済指標の結果が続いたことや、FOMCの声明を受けて米国の6月の追加利上げの期待が高まったこともあり、ランドは対ドルで約3週間ぶりの安値となった。また週末には、原油価格が約1年ぶりに43ドル台へ下落したことを受けて、ランド/円は一時8.18まで下げた。ただ、その後原油価格が2ドル以上反発したこともあり、ランド/円も8.38まで値を戻した。
今週は、上値の重い動きが予想される。南アフリカの経済指標の低下や、政治的不安定などを背景に、上値は限定的と考えられる。また、米国の利上げ期待が高まったことも影響する可能性が考えられる。序盤は、大きく下落した反動から値を戻す動きも考えられるが、戻り一巡後は再び軟調な動きとなる可能性も考えられる。南ア国内では、5/9に失業率、5/11に金・鉱物生産量、製造業生産の発表が予定されており、さえない結果となるようなら、資金逃避が進む可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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