SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-29 10:44:12

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年4月3日

週間マーケット展望 2017年4月3日

先週の振返り

先週は、米国の医療保険制度改革(オバマケア)代替法案が支持されず、採決が断念されたことを受けて、ドルは週明けから軟調な動きとなった。また、英国のEU離脱の通告を控えていたことも影響し、ドル円・クロス円は週明けからやや上値の重い動きとなった。その後は、米国の経済指標の結果が好感されたことや、複数の当局者の発言から利上げ期待が高まったことなどから、ドルは堅調な動きとなった。また、株価や資源価格の上昇を受けて豪ドルを中心とした資源国通貨も堅調な動きとなった。ただ、南ア・ランドは南アフリカの内閣改造を受けて、大半の主要通貨に対して軟調な動きとなった。そして、ECBが大規模な金融緩和を継続するとの見方が広がったことを受けて、ユーロは軟調な動きが続いた。

今週の展望

今週は、やや値動きの荒い展開も予想される。先週の米当局者の発言などにより、米国の利上げのペースが緩やかになるとの見方も広がっており、利上げのペース見極める上で、米雇用統計に注目が集まっている。また、今週も複数の米当局者の発言に注目したい。また、4/6-4/7には米中首脳会談も予定されており、友好的なムードとなるのか、米国の貿易赤字の一因とも言われる中国の為替操作に関して、直接言及するのか注目が集まっている。また、内閣改造が行われた南アフリカに関する動きにも注目が集まっている。

通貨毎の展望を確認!

米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

110.10 〜 112.90

 

今週の予想

先週は、米国の医療保険制度改革(オバマケア)代替法案が採決に至らず失敗に終わったことが材料視され、米国の経済政策の先行き不透明感を背景に、週明けからドルは軟調な動きとなった。ドル/円は110.11まで下落し、昨年11/18以来の安値を付けた。しかし、その後に発表された米経済指標が軒並み好調な結果となったことや、米当局者の発言を受けて、ドル買いが優勢となり、ドル/円は112.20まで上昇した。ただ、その後は、上値の重い動きが続いた。
今週は、やや上値の重い動きも予想される。最近の米国の経済指標は、堅調な結果が続いているものの、米当局者の発言から、緩やかなペースの利上げが支持されており、米国の利上げペースを巡る先行き不透明感から、上値は限定的と考えられるが、週末に米雇用統計の発表が予定されており、引き続き利上げのペースを見る上で注目されていることから、結果を受けて動く可能性も考えられる。また、先週に続き、米当局者の発言にも注目したい。
そして、4月公表予定の米為替報告書で、中国を為替操作国に認定するかどうかが注目される中、4/6-4/7に米中首脳会議が予定されている。オバマケア代替法案が採決に至らず失敗したことでトランプ大統領への期待は剥落している。それを挽回するために、やや強気に出る可能性も考えられ、首脳会談を前に保護主義的な発言が出る場合には、やや荒っぽい動きとなる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

118.24 〜 120.50

 

今週の予想

先週は、英国のEU離脱の通告を控えて、週明けから上値の重い動きとなった。そして、英国がEU離脱を正式に通告したことに加えて、ECB当局者が政策メッセージを変えることに慎重になっているとの報道を受けて、ユーロは主要通貨に対して下落した。そして、週末にユーロ圏の消費者物価指数の伸びが鈍化したことを受けて、ECBが大規模な金融緩和を継続するとの見方が広がり、ユーロ/円は118.67まで下落し、2/28以来の安値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。英国のEU離脱に関しては、今後の交渉次第であることから、交渉が進むまではあまり材料視されないだろう。そして、先週末のユーロ圏の消費者物価の鈍化を受けて、大規模な金融緩和を継続するとの見方から、上値の重い展開も予想されているものの、中期的には依然として引き締めへの思惑も根強いことから、下値は限定的だろう。
また、フランスの大統領選挙を4/21に控え、世論調査の結果も一段と意識され始めることから、調査結果には注目したい。ただ、オランダの選挙でも極右政党が第一党とならなかったことや、世論調査の結果、フランス大統領選への懸念がやや後退していることも、ユーロの底固さを後押しするだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

137.50 〜 140.75

 

今週の予想

先週は、英国のEU離脱の通告を控えて、週明けからやや上値の重い動きとなった。そして、英国がEU離脱を正式に通告したが、今後の交渉も難航が予想されていることもあり、先行き不透明感から、ポンドは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ポンド/円は137.53まで下落し、1/17以来の安値を付けた。その後は急速に反発となり、週末には140.09まで上昇した。
今週は、やや底固い動きが予想される。リスボン条約50条(離脱条項)の発動は注目されたが、すでに織り込まれていたことから、影響は限定的となった。そして、ここからのEU側との経済や貿易などの交渉、また英経済への影響などの見極めがポイントとなるだろう。そのため、積極的には買い難いものの、最近の英国経済の底固さも見られることから、下値も限定的と考えられる。英国の経済指標では、4/7の生産関係、貿易収支の結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

84.68 〜 86.00

 

今週の予想

先週は、週明けに株価がやや軟調な動きとなったことや、米オバマケアの代替法案が採決に至らず失敗に終わったことなどから、投資家のリスク回避の動きなども見られ、豪ドル/円は軟調な動きとなった。その後は、原油価格や鉱物資源価格の上昇に加え、豪州株の上昇なども好感され、豪ドル/円は昨年12/29以来の安値となる83.82から85.75まで上昇したが、その後は上値の重い動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。先週は、豪州の主要な経済指標の発表がなかったが、このところの資源価格の上昇に加え、豪州経済の堅調さが意識され、豪州国内の主要株価も2015年5月以来の高値を付けている。引き続き資源価格や株価の上昇が続けば、一段の上昇も考えられる。また、4/3の小売売上高、4/4の貿易収支、4/5の金融政策発表など、主要な豪州の経済指標の結果に注目したい。特に、金融政策発表では、現状維持が予想されているものの、今後の利上げ見通しに関して、進展が見られるのか注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.09 〜 8.53

 

今週の予想

先週は、週明けからズマ・南ア大統領による事実上のゴーダン財務相の更迭を受けて、南アランドは大きく下落した。その後、政権与党内でゴーダン財務相の解任に反対があったとの報道もあり、一旦値を戻す場面もあったが、週末に正式に財務相の解任が決定したことから、ランド/円は週明けの8.94から8.21まで下落し、昨年12/5以来の安値を付けた。
今週は、上値の重い動きが予想される。前々任の財務相の更迭からゴーダン財務相に決まるまで1週間程度時間が経過し、その間ランドの下落が続いた経緯があったが、今回は解任と同時に新財務相が発表されており、一服する可能性も考えられる。ただ、ゴーダン財務相は、政府の支出と債務を抑えることを公約としていたことから、ジャンク級への格下げが見送られた経緯があった。今回の内閣改造では、南ア大統領寄りの人事となったことから、南アフリカの格付けに影響を与える可能性も指摘されているため、今週にも予定されている格付け会社による格付けの発表に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.