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2024-04-19 23:00:29

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年3月6日

週間マーケット展望 2017年3月6日

先週の振返り

先週は、世界的に株価が堅調な動きとなったことや、米国の複数の当局者の発言により、米国の早期利上げ期待が高まったことから、ドルが主要通貨に対して上昇した。また、日米の金利差拡大観測から、ドル買い・円売りとなり、クロス円も堅調な動きとなった。週末には、イエレンFRB議長が3月の利上げの可能性を示唆したことから、2週間ぶりの高値を付けたものの、ある程度織り込み済みであることや、FOMCの前に米雇用統計も予定されていることから、一旦調整の動きとなった。

今週の展望

今週は、週末に米雇用統計が予定されているものの、マーケットの注目は来週FOMCに移っていることから、様子見ムードが強まり、限定的な動きが続く可能性も考えられる。先週相場を動かした米当局者の発言は、FOMCのブラックアウト期間入りしていることから、政策関連の発言が禁止されている。また、米国の経済政策の具体的内容や、英国とEUの離脱交渉開始もFOMC後となることから、FOMCが中心材料となるだろう。そして、米雇用統計の結果発表までは、株価や金利の動向などの動きを見ながらの展開が予想される。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

112.75 〜 115.62

 

今週の予想

先週は、注目されたトランプ米大統領の議会演説では、具体的な内容がなかったことから、一時下げる場面もあったが、無難に終えたことで懸念材料とはならなかった。そして、米主要株価が堅調な動きが続いたことや、複数の当局者のタカ派的な発言を受けて、米国の早期の利上げ期待が高まったことから、ドルは主要通貨に対して堅調な動きが続いた。また、日米の金利差拡大が意識され、ドル買い・円売りとなったこともあり、ドル/円は週序盤の111.70から114.74まで上昇した。
今週は、底固い動きが予想される。マーケットでは、来週のFOMCで利上げが決定されるのかどうかに注目が移っていることから、様子見ムードから限定的な動きが予想される。週末には米雇用統計の発表が予定されているものの、予想外の大幅な落ち込みとならない限り、ドル相場への影響は限定的だろう。ただ、早期の利上げ期待が高まっていることで、ドル相場にもある程度織り込まれていることから、上値も限定的と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

119.26 〜 122.00

 

今週の予想

先週は、世界的に株価が上昇となったことに加え、フランス大統領選を巡る世論調査で、中道系候補のマクロン前経済相の支持率が上昇し、極右政党・国民戦線のルペン党首との差を縮めていることが好感され、ユーロ/円は堅調な動きとなった。また、米国の利上げ期待の高まりから、日米金利差拡大が意識され、円が売られたことも影響し、ユーロ/円は週明けの118.26から121.04まで上昇した。
今週は、底固い動きが予想される。フランス大統領選挙に対する懸念が後退していることや、来週の米FOMCが控えていることによる様子見ムードの高まりから、底固い動きが考えられる。そして、3/7にはユーロ圏のGDP、3/9にはECB理事会(金融政策発表)が予定されているが、金融政策に関してはユーロ圏の経済指標の好調な結果が続いていることなどもあり、引き続き現状維持が見込まれている。また、ECB理事会後の総裁の会見にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

138.55 〜 141.00

 

今週の予想

先週は、週明けから軟調な動きとなり、序盤に一時138.84まで下落し、2/7以来の安値を付けた。その後は、欧米の堅調な株価動向に加え、英国の建設関連の経済指標が改善したことを受けて、ポンド/円は底固い動きとなった。ただ、EU離脱交渉に対する不透明感もあり、動き難い展開が続いた。
今週は、底固い動きが予想される。マーケットでは、来週予定されている米国のFOMCで利上げが決定されるかどうかが注目されている。それを占う意味で、今週発表される米雇用統計の結果に注目が集まっており、それまでは様子見ムードから限定的な動きが続く可能性も考えられる。また、近くEU離脱交渉が始まる可能性があることから、それまでは動きにくいとの見方もあり、当分は様子見が続く可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

85.50 〜 87.50

 

今週の予想

先週は、米国の早期の利上げ期待が高まったことや、堅調な株価の動きに加え、鉱物資源の価格が上昇したことも好感され、底固い動きとなった。そして、豪州のGDPが市場予想を上回る結果となったことを受けて、豪ドル/円は週明けの85.85から87.48まで上昇した。ただ、終盤には、米国の利上げ期待の高まりを背景に、対ドルで一段の下落となり、豪ドル/円も上値の重い動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。豪中銀総裁が、歴史的低水準にある政策金利をさらに引き下げても経済効果はほとんどないと発表したことから、利下げサイクルの終了との思惑が広がっており、底固い動きが続いている。 3/7に予定されている豪州政策金利発表では、過去最低の1.50%で据え置かれると予想されている。そして、ここで改めて利下げ終了が確認できるような声明が出るようなら、豪ドルの上昇も考えられるが、株価や原油価格が調整となる場合には、やや影響が限定的となる可能性も考えられる。また、米雇用統計の結果次第で米国の利上げ期待が更に高まるようなら、上値の重い動きとなる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.53 〜 8.80

 

今週の予想

先週は、週明けからやや軟調な動きとなった。そして、南アフリカの貿易収支で、赤字額が予想以上に拡大したことを受けて、南ア・ランドは主要通貨に対して下落となり、ランド/円も8.53まで下落し、2週間ぶりの安値を付けた。しかし、欧米の株価が堅調な動きとなったことが好感され、値を戻したものの、米国の早期の追加利上げの期待感が高まったことで、ランドが対ドルで下落、ランド/円も上値の重い動きが続いた。
今週は、上値の重い動きが予想される。複数の米当局者の発言により、米国の早期利上げ観測が高まっており、対ドルで1年6ヵ月ぶりの高値水準から反落している。対円では、日米の金利差拡大が意識され、円売りが続いていることから底固い動きも見られる。今週は、米当局者の発言がないことや、週末の米雇用統計を控えて動きにくいものの、ここまで堅調な動きが続いている株価や貴金属価格が大きく調整となる場合には、影響が出る可能性も考えられる。南アフリカの経済指標では、3/7に発表されるGDPの結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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