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2024-04-20 13:57:44

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年2月27日

週間マーケット展望 2017年2月27日

先週の振返り

先週は、週明け米国市場が祝日で休場となったことから、週序盤は小動きの展開となった。そして、最近の米当局者の発言などから、米国の早期の利上げ期待が高まっていたが、FOMCの議事録でドル高による下振れリスクがあることや、財政政策の不透明感が高まっていることが指摘されていたことから、早期の利上げ期待が後退し、ドルが売られた。また、欧州の政治情勢を巡る不透明感も根強く、リスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きが続いた。

今週の展望

今週は、上値の重い動きが予想される。2/28にトランプ大統領の両院議会演説が予定されており、減税やインフラ投資に関する具体的な方針が示されるのか、発言を受けてドル買いとなった場合に動きが継続するのかどうかにも注目されている。また、3/3にはイエレンFRB議長の講演も予定されており、先週のFOMCの議事録を受けて、早期の利上げ期待が後退しているが、再び期待感が高まるような発言をするのかどうかが注目され、ユーロ圏では、オランダ総選挙やフランス大統領選に対する懸念が根強く、関連する報道などによって思惑が交錯する可能性もあるだろう。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

111.18 〜 113.78

 

今週の予想

先週は、週明け米国市場が休場となったことから、序盤は小動きの展開となった。そして、注目された米FOMCの議事録では、参加者がドル高進行への警戒感を示したことに加え、3月利上げを強く示唆する内容ではなかったため、ドル売りが優勢となった。また、欧州の政治情勢を巡る不透明感も根強く、投資家のリスク回避の動きが強まったことも影響し、ドル/円は軟調な動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。2/28にトランプ米大統領の上下両院合同会議での演説が予定されており、税制改革などの具体的な内容が示されるのか注目される。ただ、トランプノミクスに対するマーケットの期待感もやや薄れていることから、期待が高まったことによる大きな反発とはなり難いだろう。また、週末にはイエレンFRB議長の講演も予定されており、先週のFOMC議事録で早期の利上げ期待が後退していることから、再び期待を膨らませるような発言はないと考えられるが、5月や6月の可能性が高まる内容ならドル買いとなることも考えられることから、発言内容に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

117.73 〜 120.30

 

今週の予想

先週は、序盤小動きとなったものの、フランス大統領選挙の思惑が交錯し、政治的な懸念が高まったことを背景に、投機筋のユーロ売りが強まった。また、ギリシャの支援問題が燻っていることも材料視され、ユーロは軟調な動きとなり、ユーロ/円は、一時119円台割れとなった。その後、値を戻す場面もあったが、週末には改めて、オランダ総選挙・フランス大統領選など、政治的なリスクが意識され、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなり、ユーロ/円は118.24まで下落し、11/23以来の安値を付けた。
今週は、上値の重い動きが予想される。オランダ総選挙やフランス大統領選など欧州の政治情勢を巡る不透明感も根強く、引き続き軟調な動きが考えられる。そして、選挙に絡む要人の発言や、報道などを受けて思惑が交錯する可能性もあり、その場合にはやや荒っぽい動きとなることも想定しておきたい。また、ここにきてギリシャの支援問題も話題となっていることも材料視されるだろう。外部材料では、米大統領の議会での演説にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

138.55 〜 142.00

 

今週の予想

先週は、序盤から堅調な動きとなったが、英国の第4四半期GDPが速報値から上方修正されたものの、英経済を支えてきた個人消費に減速感が出ており、GDP改善の勢いが長続きしない可能性があるとの指摘も出ており、ポンドは上値の重い動きとなった。そして、週末には、世界的な株安などを背景に、リスク回避の動きが強まり、ポンド/円も下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週後半の円買いの動きはフランスやオランダの選挙に関する懸念が要因となっており、引き続き材料視される可能性が考えられる。また、英国内でも、メイ英首相が3月上旬にもリスボン条約第50条に関する法案成立を進めるとしているが、ここまでのユーロ圏要人の発言などから、離脱に関するユーロ圏との議論が進まない可能性も考えられることも懸念要因となるだろう。また、比較的好調だった英国経済もやや先行き不安の兆候が見られ始めていることから、それを見極めるために、今後の主要な経済指標の結果にも注目が集まるだろう。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

85.50 〜 88.00

 

今週の予想

先週は、資源価格の上昇に加え、豪中銀の2月の理事会の議事要旨で成長鈍化に関して楽観的な経済見通しが示されたことで、利下げの可能性が後退したとの見方が強まり、豪ドル/円は堅調な動きとなった。その後は、フランスの大統領選をめぐる不透明感を背景に、リスク回避の動きも強まり、週末には2/9以来の安値を付けた。今週は、上値の重い動きが予想される。銅や鉄鉱石価格が上昇しており、加えて株価の上昇が続くようなら、豪ドルの押し上げ要因となるだろう。また、米国の早期利上げ観測の後退観測が続く場合にも、対ドルで豪ドルが上昇する可能性も考えられる。ただ、上昇が続く米株価が下落に転じる場合には、上昇が続いた反動から大きな下げとなる可能性も一部では指摘されていることから、株価の動きにも注目したい。特に、トランプ米大統領の議会での発言内容で動きが出る可能性もあることから、注意したい。豪州国内では、3/1のGDP、3/2の貿易収支の結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.58 〜 8.85

 

今週の予想

先週は、週明け米国市場が休場となったこともあり、新規材料に乏しい中、序盤は小動きの展開が続いた。そして、米FOMCの議事録が期待されたほどタカ派的な内容ではなかったことで、米国の早期利上げ観測が後退しており、これを受けて南ア・ランドは対ドルで2015年8月以来の高値まで上昇し、ランド/円も8.80まで上昇した。しかし、週末にはリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる円を買う動きが優勢となり、ランド/円は反落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。貴金属価格など資源価格の上昇に加え、米国の利上げ期待が後退したことが、底固い動きに繋がっている。また、南アフリカの政治的な問題に関する報道もなく、小康状態であることも影響している。、米大統領の議会での演説が予定されていることから、発言の内容に注目したい。ドルが主要通貨に対して上昇する動きや、上昇が続く株価が下落に転じる場合には、ランド/円の動きにも影響する可能性も考えられる。また、南ア国内では、2/28の貿易・財政収支の発表にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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