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2024-04-25 03:40:12

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年12月19日

週間マーケット展望 2016年12月19日

先週の振返り

先週は、前週の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、ドルは、FOMCの政策発表を控えてやや限定的な動きとなった。そして、FOMCで1年ぶりの利上げが決定されたことや、メンバーの経済予測で来年の利上げペースが9月時点の2回から3回に引き上げられたことも影響し、ドルは主要通貨に対して上昇した。そして、日米の金利差拡大が意識され、ドル買い・円売りとなり、クロス円も堅調な動きとなった。特に、ドル/円は2/3以来、ユーロ/円は5/3以来、豪ドル/円は1/4以来の高値を付けた。

今週の展望

今週は、やや限定的な動きが予想される。週前半には日銀の金融政策決定会合の結果発表が予定されているが、政策の現状維持が予想されていることから、限定的な動きが見込まれている。ただ、改めて日米の金利差拡大や、日米欧の金融政策の違いが意識される場合には、再びドルが買われる展開も考えられる。その後は、クリスマス休暇や年末年始を控えて調整の動きとなる可能性も考えられる。特に、利上げ期待を背景に上昇していたドルや、連日最高値を更新していた米株、利回り上昇が続いた債券市場で調整の動きが出る可能性も指摘されている。大きな下げには繋がり難いと考えられるものの、昨年もクリスマス休暇にかけて軟調な動きとなったことから、一応注意は必要だろう。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

116.00 〜 119.00

 

今週の予想

先週は、FOMCの金融政策発表を控えて、週前半は小動きの展開が続いた。そして、FOMCで1年ぶりの利上げが決定されたことや、ドットチャートで来年の利上げペースが9月時点の2回から3回に引き上げられたことを受けて、ドルが主要通貨に対して上昇となり、ドル/円は118.68まで上昇し、2/3以来の高値を付けた。ただ、週末には、やや上値の重い動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。年内最後の大きなイベントとなったFOMCで利上げが決定されたことから、ここまで続いた上昇に対する調整懸念も出ている。ただ、12/20には日銀の金融政策発表が控えており、それまではやや上値の重い展開も考えられる。そして、予想通り日銀の政策が現状維持となれば、改めて日米の金融政策の違いが意識され、再びドル買い・円売りとなる可能性も考えられる。ただ、その後は、年末年始の休暇シーズンを控え、ポジション調整の動きとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

121.58 〜 124.00

 

今週の予想

先週は、週明けから株価が上昇したことから、堅調な動きとなった。その後、米FRBが利上げを決定したことから、ドルが主要通貨に対して上昇となり、ユーロは対ドルで下落した。しかし、日米の金利差拡大観測を背景に、円売りが優勢となったことから、ユーロ/円は堅調な動きとなり、週明けの121.58から124.09まで上昇し、5/31以来の高値を付けたが、対ドルで2003年1月以来の安値を付けたことで、対円でも反落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。週前半は日銀の金融政策発表が予定されており、日本とユーロ圏、米国の金融政策の格差が改めて意識される可能性も考えられる。ただ、金融政策に関しては、米国に対する日本とユーロ圏ではそれ程差がないものの、ユーロ圏では、一部主要国の銀行に対する不安も再燃していることから、対ドルでの下落が続くようなら、対円でも上値の重い動きが続く可能性が考えられる。ただ、銀行問題が進展すれば反発の可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

144.93 〜 148.47

 

今週の予想

先週は、前週の堅調な流れを受けて、週明けから堅調な動きとなった。株価上昇に加えて円売りの流れが継続したことや、英国の物価関連の指標が軒並み上昇したことを受けて、英ポンドは主要通貨に対して堅調な動きとなり、対円では週明けの144.93から148.47まで上昇し、6/24以来の高値を付けた。その後、英国の金融政策発表があり、市場の予想通り、政策金利などが据え置かれたものの、声明で最近のポンド高に関して言及され、インフレの軌道が低くなる可能性が示唆されたことから、週末まで上値の重い動きが続いた。
今週は、週前半に日銀の金融政策発表が控えており、マーケットでは現状維持が予想されているが、日米金利差動向に対する思惑が交錯する可能性もあり、注目したい。その後は、年末に向けたポジション調整の動きとなる可能性も指摘されていることや、先週ポンド高に対する懸念が指摘されたこともあり、上値の重い動きが続く可能性も考えられる。その中で、12/23の英国GDP、経常収支の発表に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

84.58 〜 87.15

 

今週の予想

先週は、前週の堅調な流れを引き継ぎ、週明けから堅調な動きとなった。堅調な株価動向や、原油価格が2015年8月以来の高値を付けたことなどが影響し、堅調な動きとなった。米国の利上げ決定を受けて、豪ドルは対ドルで下落したものの、円売りが優勢となったことで、豪ドル/円は堅調な動きが続いた。また、豪州の雇用者数が予想を上回る伸びとなったこと受けて、豪ドルが買われ、豪ドル/円は週明けの85.75から87.53まで上昇した。ただ、週末の利益確定の動きや、IMFが中国経済に対する懸念を示したことを受けて、反落した。
今週は、上値の重い動きも予想される。先週末には、調整の動きなどもあり、この流れが続くのか注目したい。週前半は日銀の金融政策発表に注目したい。マーケットでは、現状維持がコンセンサスだが思惑が交錯する可能性も考えられる。その後は、豪州の主要な経済指標の発表もなく、年末を控えた調整の動きが強まる可能性もあることから、上昇が続いた株式市場の動きなどにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.27 〜 8.52

 

今週の予想

先週は、週明けで新規材料に乏しい中、南アフリカの非農業部門雇用者数が前期から上昇したことを好感して、南ア・ランドは堅調な動きとなり、ランド/円も8.52まで上昇し、8/12以来の高値を付けた。また、株価が堅調な動きが続いたことも影響した。しかし、米FOMCで利上げが決定されたことで、ランドが対ドルでやや軟調な動きとなったことから、対円でも上値の重い動きが続いた。
今週は、上値の重い動きが予想される。米国が利上げした影響が今後どの程度出るのか注目される。また、高値を付けている株価や、低下が続く貴金属価格の動向も影響するだろう。週序盤には、日銀の金融政策発表が予定されているが、現状維持が予想されており、反応は限定的だろう。そして、それが終われば、年内大きなイベントが終了することから、ここまで続いた堅調な流れが一服となる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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