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2024-04-20 00:19:45

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年10月31日

週間マーケット展望 2016年10月31日

先週の振返り

先週は、米国の利上げ期待の高まりや、ECBの追加緩和圧力が軽減されるとの観測、また英国の利下げ後退観測を背景に、ドルやユーロ、ポンドが堅調な動きとなった。そして、豪州の利下げ観測の後退なども加わり、投資家のリスク志向が刺激され、安全資産とされる円を売る動きが優勢となった。ただ、週末にはヒラリー・クリントン氏のメール問題が再燃し、ドルや株価が売られ、クロス円もやや下落する動きとなった。

今週の展望

今週は、主要国の金融政策発表や、主要な経済指標の発表もあり、結果を受けて動きが出る可能性が考えられる。11/1に日銀の金融政策決定会合、11/2に米FOMCの結果が発表予定となっており、いずれも政策の現状維持が予想されている。日銀は緩和スタンスの継続、FRBは早期の利上げ方針に変化はないと予想されるが、発表を受けて改めて日米の長期金利の拡大が進めば、円売り・ドル買いの動きが強まる可能性も考えられる。また11/3は英中銀MPCの金融政策発表も予定されており、利下げ観測が後退との見方が広がっているだけに、どのような結果が示されるか注目されている。そして、米雇用統計を含む主要な米経済指標の発表も予定されており、結果を受けて米国の年内利上げの可能性が高まるのか、後退するのかで、目先の方向性が変わる可能性も考えられることから、指標結果にも注目したい。また、先週末には、大統領選の民主党候補のクリントン氏のメール問題が再燃してマーケットが大きく荒れたが、11/8の大統領選までは、駆け引きが活発化する可能性もあることから、注意しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

103.73 〜 106.50

 

今週の予想

先週は、米国の年内利上げ観測が強まったことや、民主党候補のヒラリー・クリントン氏が95%以上の確率で当選するとの見通しが示されたことなどがドル買い材料となり、ドルは堅調な動きとなった。また、米国の債券利回りが上昇したことで、日米の金利差拡大が意識され、ドル/円は週明けの103.73から105.54まで上昇し、7/29以来の高値を付けた。しかし、週末には大統領選の民主党候補のクリントン氏のメール問題が再燃してドル/円は104円台中盤まで下落する場面もあった。
今週は、底固い動きが予想される。週明けから主要な経済指標の発表が予定されており、12月利上げを占う上で結果には注目したい。10/31に個人所得・個人支出、11/1にISM製造業景況指数、11/2にADP雇用統計、11/3にISM非製造業景況指数、11/4に雇用統計と続き、堅調な結果が続くようなら、一段の上昇も考えられる。また、11/2にはFOMCの政策発表も予定されているが、今回は政策変更の可能性は低いものの、年内の利上げ期待が更に高まるような声明などがあれば、一段の上昇の可能性も考えられる。しかし、利上げ期待が後退するような場合には、金利先物市場で年内の利上げ確率が70%を超えていることもあり、大きな下げにつながる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

113.71 〜 116.81

 

今週の予想

先週は、週明けから欧州の主要な経済指標の改善が続いたことを受けて、ECBへの追加緩和圧力が軽減されるとの観測を背景に、ユーロは序盤から堅調な動きとなった。また、米国の利上げ観測が強まり、米債利回りが上昇したことで日米金利差拡大が意識され、円売りが優勢となったことも影響し、ユーロ/円は、週明けの112.84から115.33まで上昇、10/11以来の高値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。先週の経済指標などの改善などが好感され、ECBが金融緩和を縮小するのではないかとの見方も出ていることから、ユーロは主要通貨に対して上昇に転じており、引き続き底固い動きが考えられる。週前半には、日米の金融政策発表が予定されており、米国の利上げ期待が低下しなければ円売りの流れが続く可能性も考えられる。また、10/31にはユーロ圏のGDP、11/3には失業率の発表が予定されており、先週に続き堅調な結果が続く場合には、一段の上昇も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

126.62 〜 131.25

 

今週の予想

先週は、英国のEU離脱に関する不透明感を背景に、引き続き上値の重い展開となった。そして、英国の第3四半期GDPが第2四半期からは減速したものの、市場予想を上回り、15四半期連続のプラス成長となった。これを受けて、ポンド/円は週前半の126.62から128.43まで上昇し、10/10以来の高値を付けた。ただ、その後は上値の重い動きが続いた。
今週は、底固い動きが予想される。英国のEU離脱に関する国民投票後、ポンド下落などが英経済を下支えしているとのデータも出ており、11/3に予定されている英中銀MPCの金融政策発表では金利が据え置かれる可能性が高まっている。そして、金利が据え置きとなり、声明や議事録を受けて今後の利下げ観測が後退するようなら、ポンド上昇となる可能性も考えられることから注目したい。ただ、EU離脱に関する懸念も根強く、積極的に買い難い状況が続く可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

78.72 〜 80.78

 

今週の予想

先週は、週明けから株価が堅調な動きとなったことや、円売りが続いたことから、豪ドル/円は序盤から堅調な動きとなった。そして、豪州の消費者物価指数が予想を上回る結果となったことから、来週、または12月に予定されている豪州の金融政策決定会合で利下げに踏み切る可能性が後退したとの見方が広がり、豪ドル買いとなった。豪ドル/円は、週明けの78.89から80.31まで上昇し、7/21以来の高値をつけた。ただ、その後は、米国の利上げ期待の高まりを背景に、対ドルで下落となったこともあり、やや上値の重い動きとなった。
今週は、上値の重い動きも予想される。注目は、週前半の予定されている日米豪の金融政策発表であるが、いずれも政策の変更の可能性は小さい。ただ、米国の利上げ期待が高まる場合、豪ドルは上値の重い動きとなる可能性も考えられる。また、それを受けて株価や資源価格が下落する場合には、豪ドル/円にも影響が出る可能性も考えられる。そして、先週の豪州の消費者物価指数の結果を受けて、年内の利下げの可能性が後退したとの見方が強まったものの、次回の消費者物価指数が伸びない場合には、再び利下げの可能性が高まるとの見方も根強く、引き続き不安は払拭できないだろう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド高

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.37 〜 7.65

 

今週の予想

先週は、週明けに株価が堅調な動きとなったことや、円売りの動きが続いたことから、ランド/円は堅調な動きとなり、週明けの7.42から7.61まで上昇し、8/16以来の高値を付けた。だ、原油など資源価格の下落もあり、やや上値の重い動きも見られた。
今週は、底固い動きが予想される。週前半に日米の金融政策発表が予定されており、結果を受けて、動きが出る可能性も考えられる。特に、米国の利上げ決定の可能性は今回低いと見られているが、年内の利上げ観測が高まる場合には、対ドルで軟調な動きとなり、対円でも上値の重い動きとなる可能性も考えられる。また、8月にゴーダン財務相に裁判所へ出頭するよう命じる召喚状が出されたが、異議申し立て期限の10/18まで異議申し立てをしなかったことから、11/2の公判に出廷し、身の潔白を表明するとの報道もある。そして、その結果次第では大きな動きとなる可能性もあることから、報道などには注目したい。また、南アフリカの財政・貿易収支、雇用統計の結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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