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2024-04-20 10:24:46

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年9月5日

週間マーケット展望 2016年9月5日

先週の振返り

先週は、イエレンFRB議長が労働市場の改善などに伴い、過去数ヵ月間で利上げへの論拠が強まったとの認識を示したこと、フィッシャーFRB副議長がインタビューで9月の利上げは可能との認識を示したことが引き続き材料視され、ドル買い・円売りが先行した。その後も週末の米雇用統計に対する期待感からドル買い・円売りが進行し、ドル円・クロス円は堅調な動きが続いたが注目された米雇用統計では、雇用者数の伸びが予想を下回る結果となったことを受けて、ドルが売られる場面もあった。ただ、早期の利上げ期待はやや後退したものの、年内の利上げ期待はそれほど後退していないことから、再び堅調な動きとなった。

今週の展望

今週は、やや上値の重い動きも予想される。前週は堅調な動きが続いたことから、やや一服感が強まる可能性も考えられる。特に、週明けの米国市場が休場となることから、週明けは限定的な動きが考えられる。その後は、FOMCを控えた思惑や、豪州、ユーロ圏の金融政策発表も予定されており、こちらの結果や当局者の発言などに注目が集まっている。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

102.81 〜 105.20

 

今週の予想

先週は、週末に米雇用統計を控える中、前週からの複数の米当局者らのタカ派的発言を好感して、序盤から堅調な動きとなった。また、雇用統計の結果を受けて、早期の利上げ期待が高まるとの見方も徐々に強まり、日米の金利差拡大が意識され、ドル買い・円売りが続いた。そして、週末の米雇用統計では、注目される非農業部門雇用者数が予想を下回る結果となり、ドルは下落したものの、それほど悪い結果ではないとの見方から、再び堅調な動きとなった。ドル/円は、週序盤の101.76から104.33まで上昇し7/29以来の高値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。週明けは米国市場が休場となることから、序盤は限定的な動きが予想される。その後は、ISM非製造業指数やFOMCの資料となるベージュブックに注目したい。先週末の米雇用統計の結果を受けて、早期の利上げ期待がやや後退したものの、完全に消えたわけでもないことから、底固い動きが続き、指標結果などを受けて動きが出る可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

113.86 〜 117.15

 

今週の予想

先週は、米国の利上げ期待の高まりからドル買い・円売りが優勢となり、円が主要通貨に対して軟調な動きとなったことから、ユーロ/円は堅調な動きとなった。そして、週末には米雇用統計で雇用者数の伸びが予想を下回る結果となったことから、ユーロは対ドルで上昇し対円でも堅調な動きとなった。ユーロ/円は、週序盤の113.86から116.36まで上昇し、7/29以来の高値を付けた。ただ、その後はやや上値の重い動きとなった。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。9/8にはECB理事会が予定されており、金融政策の発表とECB総裁の会見が予定されている。各種政策金利は、据え置きが予想されているものの、ドラギECB総裁の会見での発言に注目が集まっている。先月の米ジャクソンホールでのシンポジウムにも参加せず、1ヵ月以上発言が聞かれていない。そのため、憶測も飛び交っており、追加刺激策の可能性を示唆するのかどうか、又はシグナルを発するのかどうかに注目したい。また、9/6はユーロ圏GDPの発表に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

135.43 〜 140.16

 

今週の予想

先週は、英国のEU離脱を選択した国民投票以降の経済指標の結果がそれほど悪化していないとの見方から、影響は限定的との見方もあり、ポンドは比較的堅調な動きとなった。また、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが悪化したことから、対ドルでポンドが上昇、円売りとなったこともあり、ポンド/円は週前半の安値の133.36から138.83まで上昇した。
今週は、底固い動きが予想される。EU離脱を選択した国民投票でポンドは下落、離脱の影響が懸念されてポンドは安値圏でのもみ合いが続いていた。ただ、ここにきてやや楽観的な見方があることや、米国の早期利上げ期待が後退したことから、底固い動きが考えられる。そして、今週も、EU離脱を選択した国民投票以降に集計された経済指標の発表が予定されており、この結果が堅調ならば、EU離脱を選択した影響は限定的だったとの見方が強まる可能性もあり、結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

77.50 〜 79.71

 

今週の予想

先週は、米国の利上げ期待の高まりを背景に、豪ドルは対ドルで軟調な動きとなったものの、円が対ドルで下落するなど、主要通貨に対して軟調な動きとなり、豪ドル/円は比較的堅調な動きとなった。そして、週末には米雇用統計で雇用者数の伸びが予想を下回ったことから、米国の早期利上げ観測が後退し、豪ドルは対ドルで上昇となり、対円でも78.74まで上昇した。
今週は、底固い動きが予想される。週明けは、前週末の流れを引き継ぐ動きが考えられる。また、9/6には豪中銀の金融政策発表が予定されているが、現状では、金利据え置きが予想されている。引き続き、一部では年内の利下げの可能性が指摘されているが、利下げの効果を見極めるとの姿勢から、据え置きが予想されている。そして、前回の利下げで利下げサイクルは終了したとの見方もあり、次の物価指数が出るまで思惑は交錯するだろう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.00 〜 7.33

 

今週の予想

先週は、前週からの流れを受けて、上値の重い動きとなった。ゴーダン南ア財務相に出頭命令を出したとの報道が出るなど、与党内の政治的不安は解消できていないことから、上値の重い動きが続いた。また、南ア最大の債券運用会社が国営企業への融資を停止との報道を受けてランドは下落、ランド/円は週明けの高値の7.17から7.01まで下落し、7/11以来の安値を付けた。しかし、週末には米雇用統計で雇用者数ののびが予想外の減少となったことから、米国の利上げ期待が後退したとの見方が強まり、対ドルでランドが上昇、ランド/円も7.22まで上昇した。
米国の早期利上げ期待の後退は、ランドの押し上げ材料となることから、週明けも底固い動きが考えられる。そして、9/6に南アのGDPの発表が予定されており、このところ、南アの経済指標の改善などが見られたことから、前期から大きな改善が予想されており、予想通りの改善が示される場合には、ランドの押し上げ材料となるだろう。また、株価や資源価格の動きも引き続き注目したい。そして、政治的な動き(財務相辞任や更迭)がある場合には、下落する可能性もあることから注意しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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