SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-19 08:56:09

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年8月22日

週間マーケット展望 2016年8月22日

先週の振返り

先週は、序盤から新規材料に乏しいことから、前週の流れを受けてやや軟調な動きとなった。注目された米FOMC議事録では、利上げに関しては、「インフレ率が目標の2%に向けての上昇が確認できるまで据え置く」とする意見と、「堅調な労働関連の指標結果から利上げが正当化される」との意見で、明確に分かれていることが明らかとなったため、利上げ決定までは時間を要するとの見方が広がり、ドル売り・円買いとなる場面もあった。その後は、明確な方向感に欠ける動きが続いた。

今週の展望

今週は、8/26のジャクソンホールでのイエレンFRB議長の講演が注目されている。そのため、様子見ムードが強まる可能性も考えられるが、米国の主要な経済指標や、黒田日銀総裁の講演も予定されており、結果や内容によっては動きが出る可能性も考えられる。特に、黒田日銀総裁の講演では、最近の円買いに関する話の有無が注目される。先週の、100円割れ近辺では、当局者の牽制的な発言も見られたが、やや効果が薄かった。このことが続くようなら、一段の下値を試す動きとなる可能性も考えられることから、当局者の発言がある場合には、為替の動きを注視したい。

通貨毎の展望を確認!

米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

99.06 〜 102.28

 

今週の予想

先週は、週明けの米経済指標の悪化を背景に、米国の利上げ期待が後退したとの見方が広がり、ドル売り・円買いが優勢となり、ドル/円は週明け高値の101.46から99.56まで下落し、6/24以来の安値を付けた。しかし、NY連銀総裁、アトランタ連銀総裁が9月の利上げの可能性に言及したことから、ドルは値を戻した。ただ、その後は、終盤まで上値の重い動きが続いた。
今週は、毎年恒例のジャクソンホールでのシンポジウム(8/25-8/27)が予定されており、特に8/26のイエレン米FRB議長の講演に注目が集まっている。先週、米当局者が9月の利上げの可能性を示唆する発言をしており、年内の利上げ期待も高まりつつあることから、ここでの発言が注目される。金融政策に関しては、年末までさらなる金利正常化を示唆するものの、急がない姿勢を示すという見方が多いが、具体的な利上げ時期のヒントがあるのかどうか注目される。また、主要な経済指標の発表も予定されているが、イエレン米FRB議長の講演を控えて限定的な反応が予想されるものの、予想との乖離が大きくなる場合には動きが出る可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

112.37 〜 114.04

 

今週の予想

先週は、序盤に発表されたユーロ圏の貿易収支や経常収支が前回から悪化したことから、やや軟調な動きも見られた。そして、前回のECB理事会議事要旨が公表され、景気の下振れリスクは明らかに増大したと分析が示されたが、金融政策による対応を議論するのは時期尚早としたことで、追加緩和の後退観測から上昇する場面もあったが、終盤まで方向感に欠ける展開が続いた。
今週は、上値の重い動きが予想される。今週は、新規材料に乏しく、米国のジャクソンホールでのシンポジウムを控えて様子見ムードも強まる可能性もあり、序盤は前週に続き限定的な動きが考えられる。そして、週後半のシンポジウムでは、FRB議長の講演が予定されており、ここでの発言を受けて、米国の利上げ期待が高まる場合には、対ドルでユーロは下落となり、対円でも上値の重い動きとなる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

129.24 〜 132.52

 

今週の予想

先週は、前週までの流れを引き継ぎ、週明けから軟調な動きとなった。しかし、英国の物価関連や小売売上高が予想以上に改善したことを受けて、ポンドは主要通貨に対して上昇となり、ポンド/円は序盤の安値129.24から132.26まで上昇した。ただ、週末には上値の重い動きとなり、反落となった。
今週は、上値の重い動きが予想される。引き続き、英国のEU離脱に関する思惑が上値を重くする要因となっており、関連する話題が出てくると軟調な動きとなる可能性もある。また、8/26に英国のGDP、個人消費の発表が予定されており、堅調な結果となるようなら、値を戻す動きもあるだろう。また、8月に入り、堅調な動きが続いている原油相場や、週後半に米国で行われるシンポジウムでのFRB議長の講演内容に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

75.06 〜 77.56

 

今週の予想

先週は、株価や原油価格の上昇などを受けて、週明けは比較的堅調な動きとなった。そして、米国の複数の当局者が9月利上げの可能性に言及したことから、豪ドルは対ドルで下落となり、対円でもやや軟調な動きとなった。また、格付け会社が、豪銀の格付け見通し引き下げたことも豪ドルを圧迫し、豪ドル/円は週明け高値の77.81から76.07まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週の豪中銀の議事要旨でインフレが当面低水準にとどまるとの見通しが示されていたこともあり、今後も豪州の物価指数などが注目され、利下げが意識される可能性も考えられる。今週は、豪州の主要な経済指標の発表がなく、資源価格や株価動向が影響する可能性が考えられる。また、米FRB議長の講演を受けて、米国の早期の利上げ期待が高まるようなら、豪ドルは軟調な動きが続く可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.25 〜 7.57

 

今週の予想

先週は、堅調な株価動向を受けて、週明けから堅調な動きとなった。その後は、米当局者が9月の利上げの可能性に言及したことを受けて、米国の利上げ期待が高まったことから、ドルが堅調な動きとなり、ランドは対ドルで下落した。また、南アフリカの小売売上高が予想を大きく下回り、2012年5月以来の大幅低下となったことも影響した。ランド/円は、週明け高値の7.63から7.40まで下落した。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。一部ストライキをしていた労組が合意に達したとの報道もあり、その他の労使交渉に対する楽観的な見方も出ている。ただ、個人消費の低迷など南アの経済指標の悪化も懸念される。今週は、8/24に消費者物価、8/25に生産者物価の発表が予定されているが、物価の下振れ懸念も残っていることから、結果には注目したい。また、米国の利上げ時期に関する思惑がランド相場に影響する可能性もあり、米FRB議長のジャクソンホールでの講演内容にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.