SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-21 00:19:37

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年7月11日

週間マーケット展望 2016年7月11日

先週の振返り

先週は、引き続き英国のEU離脱に関する懸念を背景に、世界的な株価の下落が続き、投資家のリスク回避の動きから、比較的安全資産とされる円を買う動きが優勢となり、ドル円・クロス円は軟調な動きが続いた。注目された週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を上回る結果となったものの、思惑が交錯し、発表直後は乱高下する場面もあった。

今週の展望

今週は、英国のEU離脱に伴う世界経済の先行き懸念を背景に、引き続き上値の重い動きが続く可能性が考えられる。今週は、英国の政策金利発表が予定されており、利下げが決定されれば、他国の金融政策にも影響する可能性も考えられる。また、ドル/円の99円台では、市場介入に対する警戒感が根強いものの、思惑が交錯することも考えられることから、この近辺ではやや荒っぽい動きとなる可能性もあるだろう。

通貨毎の展望を確認!

米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

99.06 〜 103.40

 

今週の予想

先週は、週明け米国市場が休場だったこともあり、小動きの展開となった。しかし、英国のEU離脱問題を背景に、世界的に株価が下落するなど、リスク回避の動きから円が買われ、ドル/円も週明けの102.81から100.21まで下落した。そして、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を大幅に上回る結果となったものの、前回の大幅低下と均してみれば、米景気の先行き不安が後退したとの見方は尚早との思惑から、一時99円台まで下落した。ただ、株価の上昇もあり、底固い動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。先週後半に発表された米経済指標が堅調な結果となったことから、今週発表される米物価関連や小売売上高などの主要な経済指標の結果が引き続き改善すれば、堅調な動きとなる可能性が考えられる。現状では、100円台割れ近辺では、介入の警戒感から底固い動きが続いているが、前回介入がなかったことから、介入のポイントはもう一段下ではないかとの見方もあり、100台割れとなる場合には、“滞在時間”にも注目したい。早急に値を戻す場合には底固い動きが続くが、滞在時間が長引く場合には、下値を伺う動きとなる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

109.00 〜 113.69

 

今週の予想

先週は、引き続き英国のEU離脱問題がユーロ圏経済の減速に繋がるとの警戒感を背景に、ユーロは軟調な動きとなった。また、世界的な株価下落が影響し、ユーロ/円は週明けの114.50から111.83まで下落した。今週は、上値の重い動きが予想される。英国のEU離脱に関する懸念は根強く、引き続き軟調な動きが考えられる。特に、今週は英中銀の金融政策発表が予定されており、ここで利下げが決定されるようだと、来週に予定されているユーロ圏の金融政策発表にも影響するとの懸念もあり、英中銀の結果がユーロ相場にも影響する可能性もあるだろう。また、7/15にはユーロ圏の消費者物価指数の発表も予定されており、こちらの結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

125.70 〜 132.53

 

今週の予想

先週は、英国のEU離脱決定に伴う世界経済の先行き懸念を背景に、世界的な株価下落が続いており、当事国のポンドも引き続き軟調な動きとなった。また、英中銀が追加の金融緩和に踏み切るとの見方が広がったことから、ポンドは対ドルでは1985年6月以来31年ぶりの安値を付け、対円では2012年11月以来の安値となる128.83まで下げた。
今週は、上値の重い動きが予想される。英国のEU離脱決定に伴う懸念は引き続き燻っており、すぐには払拭できないだろう。そして、今週一番の注目は7/14の英中銀の金融政策発表であり、ここで2009年3月以来の利下げが決定されるのか注目したい。市場の予想通りに利下げが決定される場合には、更に一段の下落となる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

74.53 〜 77.40

 

今週の予想

先週は、前週の流れを引き継ぎ、週明けは堅調な動きとなった。しかし、その後に発表された豪州の貿易収支や小売売上高がともに市場予想を下回る結果となったことから、豪ドル売りが優勢となった。そして、政策金利は据え置きとなったが、英国のEU離脱問題に対する懸念を背景に、株価の下落が続いたことから、豪ドル/円も週明けの77.40から74.56まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。依然として、豪中銀の追加利下げは8月に実施されるとの見方が有力であり、金利先物市場の利下げ確率も50%近辺で推移していることから、積極的には買い難いだろう。当面は、7/27予定の消費者物価指数の結果に注目が集まっている。今週は、7/12の企業関連、7/14の雇用統計の結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

6.60 〜 7.10

 

今週の予想

先週は、前週の南アの貿易収支で黒字額が過去最大となったことが引き続き材料視され、週明けは堅調な動きとなった。しかし、英国のEU離脱問題に対する懸念を背景に、世界的に株価が下落となり、南ア・ランドも軟調な動きとなった。また、南アの消費者信頼感指数の悪化などもあり、ランド/円は週明けの7.10から6.74まで下落した。その後は、6.90台まで値を戻した。
今週は、上値の重い動きが予想される。英国のEU離脱を巡る不透明感も払拭しておらず、引き続き影響が懸念される。そして、株価やコモディティー価格の下落につながるようなら、ランド/円の動きにも影響する可能性が考えられる。また、南ア国内では企業の労使交渉なども控えていることから、積極的には買い難いだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.