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2024-04-23 19:17:42

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年6月6日

週間マーケット展望 2016年6月6日

先週の振返り

先週は、週明け英米市場が休場となり、新規材料に乏しい中、日本や欧州の株価が上昇したことなどを受けて、投資家のリスク志向の動きから、円売りが先行した。その後は、株価や原油価格が下がるなど、不安定な動きとなったことや、ECB理事会やOPEC総会、米雇用統計などのイベントを控えてポジションの調整も進んだ。ユーロは、ECBの物価見通しが、期待外れとなったことや、米雇用統計で雇用者数の伸びが大きく悪化したことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、円買いが優勢となった。また、OPEC総会では、生産に関する合意ができなかったことから、資源国通貨もやや不安定な動きとなった。

今週の展望

今週は、底固い動きが予想される。先週は、週明けの上昇後、ドル円・クロス円は軒並み軟調な動きが続き、大きく下落した。下落が続いたことで、下げ一服感が出るようなら、値を戻す動きも考えられるが、先週末の雇用統計の影響が週明けに残る可能性も考えられる。そして、特に注目されるのが、週明けのイエレンFRB議長の講演での発言だろう。先週末の雇用統計の結果に対する見解や、今後の金融政策に対する考えなど、発言次第でマーケットが反応する可能性も高いだろう。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

105.50 〜 109.15

 

今週の予想

先週は、週明けの米国市場がメモリアルデーで休場となったものの、日本や欧州の堅調な株価などを受けて円売りが優勢となり、ドル/円は111.46まで上昇し、4/28以来の高値を付けた。その後は、株価や原油価格の下落に加えて、大きなイベントを控えたポジション調整の動きも見られ、軟調な動きとなった。そして、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが予想外の大幅に低下したことから、6月の追加利上げ期待が後退したことで、ドル/円は106.52まで下落し、5/6以来の安値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。先週の米雇用統計での雇用者数の予想外の低下となった影響が、週を跨いでも残っている場合には、軟調な動きも考えられる。ただ、値頃感の買い意欲が改善すれば、ある程度値を戻す可能性も考えられる。今週は、米国の主要な経済指標の発表はやや少ないが、改善が示されれば、雇用統計の悪化は大手企業のストライキの影響が大きかったとの流れにもなり易いだろう。そして、週明け6/6のイエレンFRB議長の講演での発言に注目したい。FOMCのブラックアウト前の発言であり、5/27のイベントでの発言を受けて、利上げ期待が高まったことから、利上げに向けた最後の一押しとの期待もあった。しかし、雇用統計の悪化で発言のトーンに変化があるのか、また雇用統計の悪化に関する見解が示されるのか、注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ高

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

119.09 〜 122.62

 

今週の予想

先週は、日欧の株価が堅調な動きとなったことを受けて、週明けは堅調な動きとなった。ただ、英国の国民投票の世論調査でEU離脱支持が増えたことが嫌気され、軟調な動きとなった。そして、注目のECBの金融政策発表では、主要金利は据え置きとなったが、ECBの物価予想で、2017年、18年の予想が据え置かれたことが嫌気され、ユーロは主要通貨に対して下落した。さらに、週末の米雇用統計で雇用者数の伸びが大きく悪化したことからリスク回避の円買いが強まり、ユーロ/円は週序盤の124.19から120.83まで下落し、2013年4月以来の安値を付けた。
今週は、やや底固い動きも予想される。物価上昇に対する期待が高まっていたため、先週の予想に反する結果に過剰反応したが、下げ一服となれば、値を戻す動きも考えられる。特に、先週は米雇用統計の悪化でユーロは対円で下落したが、対ドルでは大きく上昇している。このことから、円買いの流れが一服する場合には、対円で堅調な動きとなる可能性も考えられる。そのため、原油や株価の動きにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

153.66 〜 159.87

 

今週の予想

先週は、週明け英国市場はバンクホリデーで休場となり、材料に乏しい中、アジア市場の堅調な株価を受けて、円が売られ、英ポンドは堅調な動きとなった。しかし、英国の国民投票に関する世論調査で、EU離脱支持がEU残留支持を上回ったことが嫌気され、また、日本の消費増税延期発表などで円買いの動きが強まったことも影響し、ポンド円は軟調な動きとなった。更に、週末の米雇用統計で雇用者数の伸びが予想外の悪化となったことに加え、株価や原油価格の下落で、リスク回避の動きが強まったことから円買いが強まり、ポンド/円は週序盤の163.90から154.61まで大きく下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。依然として、国民投票に関する思惑がポンド相場を動かす要因となっており、引き続き世論調査の結果に一喜一憂する動きが予想される。今週は、英国の主要な経済指標の発表に注目したい。だだ、反応はやや限定的だろう。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

77.60 〜 80.08

 

今週の予想

先週は、週明けアジア市場の株価が堅調な動きとなったことや、豪州のGDPをはじめとした経済指標が予想に反して堅調な結果となったことも好感され、豪ドル/円は週明けの79.25から80.79まで上昇した。その後は、株価の下落や、日本の消費増税延期発表を受けて、円買いが優勢となり、78円台まで下落した。週末には、米雇用統計で雇用者数の伸びが大きく悪化し、株価が下落したことや、原油価格の下落も影響し、一時78.11まで下落となり、2/11以来の安値を付けた。
今週は、堅調な動きが予想される。先週豪州のGDPが改善したことで、改めて豪州中銀の早期利下げ観測が後退していることもあり、底固い動きが考えられる。特に、6/7には豪州中銀の金融政策発表が予定されており、据え置きが予想されている。そして、GDPの改善などを受けて、今後の金融政策に関する発言には注目が集まっており、内容次第では、豪ドル相場に影響する可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド高

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

6.95 〜 7.32

 

今週の予想

先週は、週明けやや上値の重い動きとなったが、南アの貿易収支が予想外の改善となったことを受けて、堅調な動きも見られた。しかし、米国の追加利上げに対する期待感が高まっていることや、南アの格下げに対する懸念もあり、その後は上値の重い動きとなった。ただ、週末には、格付けの据え置きが発表されたことから、ランド/円は7円台まで上昇した。
今週は、底固い動きが予想される。先週末に南アの格付けが据え置きとなったことは、ランド相場の支援材料になるだろう。ただ、南ア経済が改善したというよりは、もう少し様子を見てから判断するとのスタンスだろう。そのため、目先は南アの経済状況を見極めたい。今週は、6/8の南アGDP、6/9の鉱物生産量の結果が注目される。そして、これから南ア企業の労使交渉などもあり、ここでストライキなどに発展する場合には、格付けの引き下げに繋がる可能性もあるだろう。特に、2年前に6ヵ月近く操業停止となった鉱山労組の労使交渉も予定されていることから、今後の動向に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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