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2024-04-19 02:34:19

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年5月30日

週間マーケット展望 2016年5月30日

先週の振返り

先週は、週明け新規材料に乏しい中、主要国の株価や原油価格が下落したことが嫌気され、リスク回避の円買いの動きが先行し、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。その後は、伊勢志摩サミットなどのイベントもあり、動きにくい展開となった。また、米国では、当局者の発言が相次いだものの、決定的な材料とはならなかった。英国でEU残留・離脱の国民投票に関する世論調査の結果に一喜一憂する状況が続いていたため、ドル円・クロス円は、全般的に序盤から限定的な動きが続いた。

今週の展望

今週は、動きが出る可能性が考えられる。週明けは、英米の2大市場が休場となることから、引き続き限定的な動きも考えられる。ただ、ECB理事会や米雇用統計など、重要なイベントが控えていることや、英国でもEU残留・離脱に関するTV討論会も予定されており、先週までのもみ合いの展開から動きが出る可能性が考えられる。また、先週約半年ぶりに50ドル台乗せとなり、2月の安値からほぼ倍近い上昇となった原油価格や、株価にも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

108.74 〜 112.00

 

今週の予想

先週は、週明けに原油価格や株価の下落を受けて、投資家のリスク回避の動きから、円が買われ、ドル/円も軟調な動きとなった。その後、新築住宅や耐久財受注が市場予想を大きく上回る結果となったことから堅調な動きも見られたが、上値に対する警戒感などもあり、上値の重い動きが週末まで続いた。また、週末のイエレン議長の発言を受けて、ドルが買われる場面もあった。
今週は、上値の重い動きが予想される。当局者からの利上げに関する発言が相次いだが、経済データ次第との条件が付けられることも多かったことから、今後の経済指標の結果が注目されるだろう。そして、先週末のイエレン議長の発言では、「数ヵ月以内の利上げが適切」としたことで、期待感も高まっている。特に、週末には米雇用統計の発表など、主要な経済指標の発表も続くことから、結果に注目したい。ただ、雇用統計に関しては、非農業部門雇用者数が前回程度の伸びが予想されており、予想通りの結果となる様なら、利上げ有無の判断はやや難しくなるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

121.49 〜 124.04

 

今週の予想

先週は、週明けに主要株価や原油価格が下落したことを受けて、投資家のリスク回避の動きから、ユーロ/円は軟調な動きとなった。その後、ユーロ圏財務相会合がギリシャへの融資実行と債務負担の軽減で合意したことが好感され、ユーロは堅調な動きとなる場面もあった。しかし、上値は限定的となり、週末までレンジ内で上値の重い動きが続いた。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。6/2にはECB理事会が予定されているが、現状では金利の変更は予定されていない。また、最新のECB予測が発表されるが、先週ドラギ総裁が幾分楽観的なものになっているとの予想を示しており、結果に注目が集まっている。ただ、ドラギ総裁が過度に楽観的な印象を持たない、そして追加行動の用意もあると付け加えていることから、マーケットの反応を見極めたい。また、定例会見での発言にも注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

158.88 〜 162.83

 

今週の予想

先週は、週明け株価や原油価格の下落を背景に、軟調な動きとなった。その後は、英国のEU残留・離脱に関する国民投票の世論調査で、EU残留支持が増加したことを受けて、ポンドは主要通貨に対して上昇した。ポンド/円は、週明けの158.07から162.54まで上昇したがその後は、週末まで上値の重い動きが続いた。
今週は、底固い動きが予想される。週明けの英国市場は休場となるが、英国のEU残留・離脱に関する国民投票の世論調査でEU残留支持が増加していることに加えて、G7の宣言や各国要人が、英国のEU離脱のリスクなどを示しており、EU残留支持の気運が高まる可能性も考えられる。また、国民投票直前まで公開討論会などが続くことから、注目したい。今週は、6/2にキャメロン首相のTV公開質疑応答、6/3に離脱派の英司法相のTV公開質疑応答が予定されている。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

78.18 〜 80.05

 

今週の予想

先週は、週明け世界的に株価が下落したことや、原油などの資源価格も下落したことを受けて、豪ドル/円は、軟調な動きとなった。その後は、株価や原油価格が上昇に転じたものの、米国の早期利上げ観測が高まっていることもあり、やや上値は限定的となり、週末まで狭いレンジ内の展開が続いた。
今週は、上値の重い動きが予想される。引き続き、株価や原油価格の動向が豪ドル相場に影響する可能性も考えられる。ただ、6/1にGDP、6/2に貿易収支、小売売上高など、豪州の主要な経済指標の発表が予定されており、こちらの結果にも注目したい。また、週末には米雇用統計の発表が予定されており、この結果次第で米国の利上げ期待が高まるようなら、豪ドルを圧迫する可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

6.50 〜 7.18

 

今週の予想

先週は、週明け新規材料に乏しい中、主要国の株価が下落したことを受けて、ランド/円は軟調な動きとなった。また、原油価格の下落も影響した。その後は、株価や原油価格が上昇したことから、南ア・ランドは堅調な動きとなり、ランド/円は週前半の6.91から7.10まで上昇した。ただ、週末までは上値の重い動きが続いた。
今週は、上値の重い動きが予想される。週序盤は、南アフリカの貿易収支や財政収支の発表が予定されているが、現状では前回からの悪化が予想されている。また、週末には米雇用統計や、格付け会社の南アの格付け見直しが予定されている。前者は、結果が良好であれば、6月のFOMCでの米国の利上げ期待が高まり、新興国通貨は圧迫される可能性もある。一方、後者は南アの格付け見直しで、格付けが投資不適格まで引き引き下げられる場合(一部では投資不適格引き下げられるとの見方も)には、ランド売りに反応する可能性がある。そのため、ランド/円も軟調な動きとなる可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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