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2024-03-29 20:01:16

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年5月9日

週間マーケット展望 2016年5月9日

先週の振返り

先週は、前週後半の大幅な円高への流れが一服したことや、米雇用統計の発表を控えていたこともあり、序盤のドル円・クロス円は小動きの展開となった。そして、日本市場が連休で主要市場が休場となり薄商いの中、円高が進み、ドル/円は2014/10/16以来1年7ヵ月ぶりの安値を付けた。また、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが予想を大きく下回る結果となったことを受けて、ドル売り・円買いが優勢となり、ユーロ/円は2013/4/4以来、豪ドル/円も今年の2/11以来の安値を付けた。なお、週前半に豪中銀が予想外の利下げを決定したことを受けて、豪ドルは大半の主要通貨に対して下落した。

今週の展望

今週は、やや底固い動きが予想される。急速な円高に対する麻生財務相や黒田日銀総裁の牽制発言が相次いだことから、介入への警戒感などもあり、当面は円高に進み難く、円高が続いた反動から値を戻す動きも考えられる。特に、先週前半に下落していた資源価格や株価の反発が続けば、ドル円・クロス円は堅調な動きとなるだろう。ただ、米国の利上げ期待の後退と景気減速懸念、英国のEU残留・離脱問題が国内経済に与える影響への懸念、豪州の最低金利への引き下げによる主要国との金利差縮小、ユーロ圏の終わりの見えない追加緩和策など、それぞれ懸念を抱えている。日本も同様だが、いずれかの懸念が高まれば、消去法で円を買う動きとなり易いことから注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

105.56 〜 108.21

 

今週の予想

先週は、前週後半の大幅な下落が一服したことや、週末の米雇用統計の発表を控えていることから、やや限定的な動きで始まった。しかし、日本が連休で市場参加者が少ない中、アジア市場で一段の円高が進み、ドル/円は105.56まで下落し、2014/10/16以来1年7ヵ月ぶりの安値を付けた。ただ、日本政府・日銀による介入警戒感も強まり、底固い動きとなった。また、複数の米当局者から6月の利上げの可能性が示唆されたことから、米国の利上げに対する期待感も出てドルを買う動きも見られた。ただ週末の米雇用統計では、雇用者数が予想を下回る結果となり、ドルは上値の重い動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。105円台突入の円高局面では、麻生財務相、黒田日銀総裁の牽制発言が相次いだことから、介入に対する警戒感もあり、当面は底固い動きが考えられるが、米雇用統計の悪化もあり、上値も限定的だろう。その中で、原油価格や株価が堅調な動きとなれば円が売られ、ドル/円は押し上げられる可能性もある。そして、週末には、小売売上高や生産者物価、ミシガン大消費者指数の発表が予定されており、結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

120.00 〜 123.52

 

今週の予想

先週は、週明けから米国の利上げ期待の後退観測を背景に、ユーロは対ドルで2015/8/26以来の高値を付け、対円でも堅調な動きとなった。ユーロ/円は週明けの121.83から123.52まで上昇した。そして、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが悪化し、ドルが主要通貨に対して下落、ユーロは対ドルで上昇したものの、円の上昇が強まったことで、ユーロ/円は121.49まで下落し、2013/4/4以来の安値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。円買いの動きも、前週の政府・日銀の要人からの牽制発言でやや進み難くなっていることや、下落が続いた資源価格や株価が値を戻す展開も予想され、ユーロ/円は値を戻す動きが考えられる。ユーロ圏では、5/13に発表が予定されているGDPの結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

152.53 〜 158.08

 

今週の予想

先週は、週明けやや堅調な動きが見られたものの、序盤から中盤に発表された英国の経済指標がいずれも市場予想を下回る結果となったことから、英ポンドは主要通貨に対して軟調な動きとなった。そして、週末の米雇用統計で雇用者数の伸びが悪化したことから、ドル売り・円買いが優勢となり、ポンド/円も153.66まで下落し、4/18以来の安値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。円高を牽制する日本の政府当局者からの発言を受けて、一旦円高の勢いが落ち着いていることから、ポンド/円の下値もやや限定的となるだろう。ただ、今週は、5/12に英中銀の金融政策発表が予定されており、政策の現状維持が予想されている。そして、英国のEU残留・離脱問題が経済成長を圧迫しているとの見方から全会一致での決定がコンセンサスだが、投票結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

77.60 〜 80.47

 

今週の予想

先週は、週明け堅調な動きが見られたものの、5/3の金融政策発表で、政策金利を0.25%引き下げ1.75%とすることを決定したことを受けて、豪ドルは主要通貨全てに対して大幅に下落した。そして、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を下回ったことからドル売り・円買いが優勢となり、豪ドル/円も78.18まで下落し2/11以来の安値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。2週間で8円以上下落したことから、やや下げ過ぎ感もある。円買いの影響で一段の下げとなったこともあり、一旦値を戻す動きが考えられる。円高に関しては、先週黒田日銀総裁、麻生財務相が円高牽制発言をしていることで、一旦落ち着く可能性が考えられる。また、下落が続いた原油価格などの資源価格や、株価の反発も考えられることから、豪ドル/円の反転も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.00 〜 7.36

 

今週の予想

先週は、週明けから原油価格が下落するなど、資源価格の下落が続いたことから、南ア・ランドはドルや円などの主要通貨に対して軟調な動きとなった。その後は、米雇用統計を控えて様子見ムードが高まり、小動きの展開が続いた。そして、米雇用統計の悪化を受けて、ドル売り・円買いが優勢となり、ランド/円は7.03まで下落し、3/16以来の安値を付けた。
今週は、やや底固い動きが予想される。資源価格や株価の動きに左右される動きが続いているが、やや下げも一服していることや、円高への警戒が強まっていることから、一旦値を戻す動きが考えられる。ただ、南ア経済の不透明感があることから、上値は限定的だろう。南ア国内では、今週発表が予定されている5/9の失業率、5/12の金・鉱物生産、製造業生産の結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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