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2024-04-19 15:37:28

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年4月11日

週間マーケット展望 2016年4月11日

先週の振返り

先週は、米国の追加利上げ観測の後退で、日米の金利差縮小も意識され、ドル売り・円買いが優勢となった。また、株価が不安定な動きとなったこともあり、投資家のリスク回避の動きが強まった。そして、日本の為替介入に対する懐疑的な見方が広がったこともあり、円は主要通貨に対して上昇が続いた。特に、ドル/円は107.68まで下落し、2014/10/27以来の安値を付た。ただ、週末には麻生財務相や菅義偉官房長官、財務省幹部などの円高牽制発言があり、値を戻す動きも見られたが、やや戻りは限定的となった。

今週の展望

今週は、前週の円高の流れが一服するのか注目したい。先週末に日本の政府要人などから、「場合によっては必要な措置を取る」との円高牽制発言があったことから、為替介入に対する警戒感を指摘する向きもある。
しかし、今週は、4/13からG20(財務相・中央銀行総裁会議)が予定されていることから、為替介入策は取り難いだろう。そのため、牽制発言やレートチェックの噂などで動く可能性もあることから注意したい。また、週末に原油生産国の生産凍結会合を控えて、思惑が交錯する可能性もあることから、原油価格の動向にも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

106.20 〜 110.00

 

今週の予想

先週は、米FRBが早期の追加利上げに慎重な姿勢であることや、日米の金利差は拡大しないとの思惑が広がったことを受けて、ドル売り・円買いが優勢となった。また、株価が軟調な動きとなったことも影響した。そして、日本の為替介入に対する懐疑的な見方から、ドル/円は107.68まで下落し、2014/10/27以来の安値を付けた。週末には、財務相などから円高牽制発言があり、一時109円台まで値を戻した。
今週は、やや上値の重い展開が予想される。円高の流れに対する警戒感から、財務相や財務省幹部からの円高牽制発言があったものの、大きな反発とはならなかった。日米企業決算の本格化を前に株価が堅調な動きとなれば、円売りが続く可能性も考えられる。ただ、円高に対する牽制発言はあったものの、4/13-4/14にG20が予定されていることから、日本の為替介入に対する懐疑的な見方もある。そのため、思惑が交錯してやや荒い値動きとなる可能性も考えられることから、注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

122.56 〜 125.31

 

今週の予想

先週は、株価が軟調な動きとなったことや、米国の追加利上げペースが緩やかになるとの見方が改めて材料視され、投資家のリスク回避の動きが強まり、比較的安全な資産とされる円を買う動きが優勢となった。また、日本の為替介入に対する懐疑的な見方が広がったことも、円買いに拍車をかけた。ユーロ/円は、週明けの127.36から122.56まで下げた。しかし、週末には、日本政府要人からの円高牽制発言や、株価が堅調な動きとなったことを受けて、124円台まで上昇した。
今週は、やや底固い動きも考えられる。先週末に、日本の政府要人や財務省幹部が円高牽制発言をしたことから、一旦円高の流れが落ち着く可能性も考えられる。そして、FRB議長が米国の追加利上げに慎重な姿勢を示したこともあり、引き続きユーロは対ドルで堅調な動きも考えられる。そのため、ユーロ/円も比較的堅調な動きとなる可能性も考えられるが、ユーロ圏では追加緩和の可能性があることから、調整も入りやすく、注意が必要だろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

150.00 〜 156.57

 

今週の予想

先週は、米国が早期の追加利上げに慎重な姿勢であることが改めて意識されたことや、日本の当局による円売り介入は困難との見方を背景に、円買いが優勢となった。また、国民投票を6月に控えて、英国がEUから離脱する可能性があらためて意識されていることもあり、ポンド/円は、週明けの159.59から151.66まで下落した。
今週は、上値の重い展開が予想される。今週は、4/12に消費者物価、小売物価など物価関連指標、4/14には金融政策発表など、主要な英国の経済指標が発表される。金融政策の変更は考えにくく、現状維持がコンセンサスである。特に、全会一致での据え置きが続いており、英国のEU離脱・残留を問う国民投票を巡る不透明感が影響していると前回指摘されている。先週の世論調査でも、依然としてEUからの離脱、残留が拮抗しており、不透明感が高まっていることから、声明で懸念が示される場合には、再びポンド相場に影響する可能性も考えられることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

79.82 〜 83.73

 

今週の予想

先週は、週明けから原油価格が下落したことなどを受けて、序盤は軟調な展開なった。そして、豪中銀の金融政策発表では、予想通り政策金利が据え置かれたものの、豪中銀総裁が、対ドルで豪ドル高が再び進行していることに対する懸念を示し、追加利下げの可能性を示唆したことを受けて、豪ドルは軟調な動きとなった。豪ドル/円は、週明けの85.80から80.69まで下落し、3/1以来の安値を付けた。ただ、週末には、株価や原油価格の上昇などを好感して、82.47まで上昇する場面もあった。
今週は、上値の重い動きが予想される。年初から対ドルでの上昇が続いており、2015年6月以来の高値水準で推移している。豪中銀は、豪ドル高が経済成長の妨げになる恐れがあると懸念を示しており、豪ドル高が利益や雇用ペースに影響し始めた場合、追加利下げの余地もあるとしたことで、豪ドルの上昇に対する警戒感も出ている。特に、今週は、4/14に豪州の雇用統計の発表が予定されており、ここで雇用が悪化するようなら、追加利下げが意識され始める可能性もあることから、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.00 〜 7.40

 

今週の予想

先週は、週序盤まで原油価格の下落が続いており、資源国通貨が相対的に軟調な動きとなったことや、南アの経済指標が市場予想を下回り、1年9ヵ月ぶりの低水準に落ち込んだことを受けて、南ア・ランドは軟調な動きとなった。また、円が主要通貨に対して上昇したことから、ランド/円は、週明けの7.63から7.06まで下落し、3/16以来の安値を付けた。週末には、資源価格や株価が反発したことから、ランド/円も7.28まで反発した。
今週は、軟調な展開が予想される。先週は、リスク回避の動きで円が買われたが、今週はその流れが一服すると考えられる。ただ、南アフリカでは、南ア国債の格下げ懸念や、政局不安も燻っていることから、上値は限定的と考えられる。また今週は、小売売上高や金、鉱物生産量など、南アフリカの経済指標の発表が予定されており、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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