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2024-03-29 01:06:00

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年3月7日

週間マーケット展望 2016年3月7日

先週の振返り

先週は、週明けに発表された米国やユーロ圏の主要な経済指標の悪化を受けて、景気の先行きや金融政策に対する懸念から、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円はやや軟調な動きとなった。その後は、株価や原油価格が堅調な動きとなったことを受けて、円売りが優勢となった。注目された週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を上回ったものの、賃金の伸びが悪化したことから、やや限定的な動きも見られた。特に、原油価格や貴金属価格が上昇したことから、豪ドルなどの資源国通貨は堅調な動きが続いた。

今週の展望

今週は、米国の主要な経済指標の発表が少ないことから、引き続き株価や原油価格の動きに注目したい。ただ、中国の全人代(全国人民代表大会)の結果が発表されることから、景気対策などが示されるのか、その内容や規模に注目したい。そして、週後半には、ECB理事会が予定されており、預金金利の引き下げなど、追加緩和策が予想されており、結果を受けて大きく動く可能性も考えられることから注意したい。また、要人発言や、世論調査を受けて、英国のEU離脱の可能性が高まる場合には、リスク回避の動きから、ユーロ圏通貨から円へ資金シフトする可能性もあるだろう。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

112.17 〜 115.27

 

今週の予想

先週は、週明けに発表された米経済指標が軒並み市場予想を下回る結果となったことから、米景気の先行き不安が広がり、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。その後は、世界的に株価が堅調な動きとなったことから、値を戻す場面もあったが、週末の米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが高まり、やや限定的な動きとなった。そして、週末の雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を上回る結果となったものの、賃金の伸びが悪化したことから、発表直後は上昇したものの、その後短時間で急落するなど思惑が交錯する動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。先週の雇用統計はまちまちの結果となったが、全般的には比較的ポジティブと見られている。来週は、FOMCが予定されているが、すでに雇用統計の発表前から追加利上げの可能性がないと見られていたことから、統計結果の影響は小さく、週明けも影響は限定的だろう。特に、今週は、米国の主要な経済指標の発表も少ないことから、株価や原油価格の動向には特に注目したい。また、ユーロ圏の金融政策の結果次第では、やや動きが出る可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

122.10 〜 127.10

 

今週の予想

先週は、週明けに発表されたユーロ圏の消費者物価指数が低下したことを受けて、3/10のECB理事会で緩和策が拡大されるとの観測が強まり、ユーロは主要通貨に対して下落となった。ユーロ/円は、124.49から122.10まで下落し、2013年4月以来の安値を付ける動きとなった。その後は、堅調な株価動向などを受けて、週末には125.59まで上昇し、2/19以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。3/8に発表されるユーロ圏GDPや3/10のECB理事会がポイントとなる。特に、ECB理事会では、中銀預金金利を引き下げることが確実視されており、また資産買い入れ額も月額600億ユーロから拡大するとの予想も出ている。ドラギECB総裁も、以前から追加緩和の可能性を指摘していたことから、ある程度織り込み済みとも考えられる。ただ、発表直後のインパクトで一時的に動く可能性が考えられることから、注意は必要だろう。発表までは、様子見ムードが強まる可能性も考えられるが、それまでは株価の動きなどに左右される可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

158.76 〜 163.98

 

今週の予想

先週は、週明け世界的に株価が下落したことで、リスク回避の円買いが先行したが、その後は株価が大きく上昇となったことや、英ポンドの下落が続いた反動もあり、堅調な動きが続いた。週末には、序盤の安値156.22から162.46まで大きく上昇した。
今週は、底固い動きが予想される。引き続き、英国のEU離脱の懸念や、利上げ時期の後退観測を背景に、上値の重い動きも考えられるが、先月からの下落を背景に、やや値を戻す動きが続いており、引き続き堅調な動きも考えられる。ただ、原油価格や株価の動き次第では、円を買う動きが強まる可能性も考えられる。また、英国のEU離脱の可能性がクローズアップされる場合も、欧州通貨からの逃避先として円が買われる可能性も考えられることから、注意したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

82.63 〜 86.37

 

今週の予想

先週は、週明け世界的に株価が下落したことが影響して、豪ドル/円は軟調な動きとなった。その後は、株価が堅調に推移したことや、原油価格や金価格が上昇したことを受けて、資源国通貨が軒並み堅調な動きとなり、豪ドル/円も週前半の安値79.82から84.93まで上昇し、約1ヵ月ぶりの高値を付けた。また、豪州のGDPが予想を上回る結果となるなど、豪州の経済指標の改善が見られたことも、豪ドルを後押しした。
今週は、堅調な動きが予想される。先週の政策金利発表では、中銀の声明内容にほとんど変更がなかったことから、追加緩和の可能性は残っているものの、豪州経済の改善が見られたことで、追加措置の可能性が大きく後退したとの見方が広がっており、引き続き堅調な動きが続く可能性が考えられる。ただ、原油価格や株価の動き次第では、リスク回避の動きが強まる可能性もあり、原油価格や株価にも注目したい。そして、先週急速に上昇したことから、その反動も大きくなる可能性にも注意したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.22 〜 7.62

 

今週の予想

先週は、南アの経済指標が市場予想より悪化したものの、世界的に株価が上昇したことや、原油価格や貴金属価格が上昇したことを受けて、南ア・ランドは堅調な動きとなった。その後は、米国の雇用統計を控えて様子見ムードが強まったことなどから、やや上値の重い動きとなった。そして、週末には株価や原油価格などの資源価格が上昇したことを受けて、ランド/円は7.49まで上昇し、2/2以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。原油価格が堅調な動きとなっており、他の資源価格も上昇していることが好感されており、この流れが続く可能性も考えられる。ただ、原油価格も1バレル=36ドル台のポイントを上抜けるかどうかが注目されており、ここを抜け切らないようなら反落の可能性も考えられる。その場合、南ア・ランドも影響を受ける可能性が考えられるため、引き続き原油価格や株価の動向には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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