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2024-04-19 13:08:58

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年2月1日

週間マーケット展望 2016年2月1日

先週の振返り

先週は、序盤から原油価格や株価が大きく動いたものの、日米の金融政策発表に注目が集まっており、やや様子見ムードが強まっていた。米FOMCでは、景気判断が下方修正されるなど、ハト派的な声明となり、利上げのペースはより緩やかになるとの見方が広がったものの、反応は限定的だった。そして、週末の日銀の金融政策発表では、予想外のマイナス金利を導入する追加緩和を発表したことから、円が大半の主要通貨に対して大きく下落する動きとなった。

今週の展望

今週は、やや上値の重い動きも予想される。先週末、サプライズとなった日銀のマイナス金利導入だが、当面は経済への影響などの見極めが必要となり、限定的な動きも考えられる。ただ、週明けから中国の経済指標の発表があり、週末には米雇用統計も予定されている。特に、年明けからのマーケットの混乱要因は中国経済の減速懸念が引き金となっており、これに生産量を巡る駆け引きのある原油相場の動向も加わっている。そのため、指標結果には必要以上に過敏に反応する可能性もあり、注意したい。また、米国の雇用統計の結果などから、米経済の減速懸念が強まるようなら、ドルも上値の重い動きとなる可能性も考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

119.00 〜 122.00

 

今週の予想

先週は、週序盤から米経済指標の冴えない結果が続いたものの、FOMCの結果発表を控えて様子見ムードもあり、序盤は小動きの展開が続いた。そして、FOMCでは、声明がハト派的な内容となったことで、利上げのペースはより緩やかになるとの見方が広がったものの、反応はやや限定的となった。そして、週末の日銀金融政策決定会合で、予想外のマイナス金利導入を発表したことを受けて、円が主要通貨に対して売られ、ドル/円は121.70まで上昇、2015/12/18以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。先週末に安値から3円以上の上昇となったことから、週明けにはその反動も考えられる。特に、中国の経済指標の発表に注目したい。年初からの下落は中国経済の減速懸念や原油価格の下落が引き金となっており、引き続き注意が必要だろう。しかし、日銀が追加緩和を決めたことで、日米の金融政策の方向性の違いが意識されやすいことから、目先は対ドルで急速な円高にはなり難いと考えられる。そのため、底固い動きが続く可能性が考えられる。ただ、米雇用統計が悪化となる場合には、先のFOMCのハト派的な声明が意識される可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

129.04 〜 132.29

 

今週の予想

先週は、週明けに原油価格が大きく下落したことを受けて、リスク回避の動きが強まり、ユーロ/円は比較的堅調な動きとなった。その後も、主要通貨に対して堅調な動きが続き、週末には、日銀の追加緩和を受けて円が売られたことから、ユーロ/円は132.29まで上昇し、2015/12/29以来の高値を付ける動きとなった。しかし、週末に2.5円以上の上昇となった反動から調整の動きも見られ、130円台後半まで反落する動きも見られた。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週末に円売りの影響で大きく上昇したものの、ECBも3月には追加緩和の可能性があることから、当面上値は限定的だろう。特に、追加緩和の可能性が指摘されていたユーロ圏と日本だが、日本が先に追加緩和を実施したことから、よりユーロ圏の追加緩和に注目が集まる可能性があり、ピークから減少傾向だったユーロ売りのポジションが再び積み上がる可能性もあるだろう。そのため、対円でも上値の重い動きが続く可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

166.99 〜 173.77

 

今週の予想

先週は、週明け英国の経済指標が予想より悪化したことや、カーニー英中銀総裁が利上げの条件はまだ整っていないと述べたことなどが材料視され、週前半は上値の重い動きとなった。週後半には世界的に株価が上昇したことや、英GDPが前期から改善したことを受けて、堅調な動きとなった。そして、週末には、日銀がマイナス金利導入を発表したことから円が売られ、ポンド/円は174.19まで上昇し、1/6以来の高値を付ける動きとなった。ただ、その後は急騰した反動から171円台まで反落となった。
今週は、やや上値の重い展開が予想される。先週末に急速な円売りでポンド/円は押し上げられたが、その後反落する動きとなっていることから、週明けの動きに注目したい。英経済の鈍化懸念もあり、利上げ期待が後退していることから、以前ほどポンドを積極的に買い難い状況である。このことから、上値は限定的と考えられる。今週は、2/4に英中銀の金融政策の発表が予定されており、政策は現状維持がコンセンサスだが、先週の総裁の発言に沿った内容なら、軟調な動きとなる可能性も考えられることから、注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

82.70 〜 86.37

 

今週の予想

先週は、序盤に発表された豪州の企業関連の経済指標が悪化したことや、欧米の株価が下落したことを受けて序盤からやや軟調な動きとなった。しかし、その後は堅調な株価動向や、米FOMCの声明を受けて、米国の利上げのペースがより緩やかになるとの見方から堅調な動きとなった。そして、週末には日銀の追加緩和発表を受けて円買いが優勢となり、豪ドル/円は86.37まで上昇し、1/4以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、やや上値の重い動きも予想される。先週大きく上昇した反動や、週明けの中国の経済指標の結果には注目したい。ここで中国経済の懸念が再び高まるようなら、株式市場や原油相場にも波及する可能性も考えられる。また、週末には米雇用統計の発表が予定されるなど、週序盤から主要な経済指標の発表も多い。米国の利上げペースがより緩やかになりそうなら、豪ドルにはフォローとなる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.31 〜 7.80

 

今週の予想

先週は、原油価格や欧米の株価が堅調な動きとなり、また金属価格も上昇したことから、南ア・ランドは序盤から堅調な動きとなった。そして、インフレや通貨安懸念を背景に、南ア中銀が政策金利を0.50%引き上げたことを受けて、ランドは堅調な動きとなった。週末には、日銀が追加緩和を決定したことで円が売られたことや、南アの貿易・財政収支が共に予想以上の結果となったことを受けて、ランド/円は7.64まで上昇し、1/5以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。日銀の追加緩和の影響で大きく上昇したものの、週替わりで一服感が出る可能性も考えられる。また、南ア国内の状況は依然として先行き不安が高い。今週は、中国の経済指標が週前半に予定されており、ここで中国経済の減速懸念が警戒される場合には、再びリスク回避の動きが強まる可能性も考えられることから、結果には注意したい。また、米国では雇用統計の発表も控えており、こちらの結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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