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2024-04-20 11:41:05

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年1月25日

週間マーケット展望 2016年1月25日

先週の振返り

先週は、序盤やや底固い動きも見られたが、その後は原油価格や世界的な株価の下落を受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。特に、米国の経済指標の悪化が続いたことから、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。一方、ドラギECB総裁が、追加緩和の3月実施を示唆したことを受けて、ユーロも主要通貨に対して下落する動きとなった。ただ、週後半には、下落が続いた原油価格が反発したことや、株価も大きく上昇する動きとなったことから、リスク回避の動きも和らぎ、ドル円・クロス円は堅調な動きが続いた。

今週の展望

今週は、原油の需給に関連する新たなニュースなどに注目したい。先週後半に値を戻した原油価格や株価だが、問題や懸念が解消したわけではなく、値頃感や調整の動きが強まったように思われる。
また、今週は、日米の金融政策発表が予定されているが、サプライズは考え難い。1/27の米FOMCではイエレンFRB議長の会見予定がないことから、現状維持予想がコンセンサスであるが、声明文でのハト派的な文言には注意したい。また、日銀の金融政策決定会合では、追加緩和の可能性は低いが、先週のECB総裁の発言が意識され、黒田総裁の発言などに過敏に反応する可能性も考えられることから注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

116.50 〜 119.50

 

今週の予想

先週は、週明け米国市場は休場となったものの、116円台で下げ一服感が広がったことや、値頃感の買い戻しも入り、序盤のドル/円は底固い動きとなった。その後、世界的に株価が大きく下落し、リスク回避の円買いから、ドル/円は一時115.99まで下落、2015/1/16以来の安値を付ける動きとなった。また、米経済指標が市場予想を下回る結果が続いたことで、米景気の先行き不透明感が広がったことも、ドルの圧迫要因となった。週後半には、株価や原油価格が大きく上昇したことから、ドルの買い戻しの動きも強まり、118円台後半まで上昇する動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週後半は、値頃感の買いや調整の動きからドルが押し上げられたものの、先週発表された米経済指標は、半数以上が市場予想を下回る結果となり、米経済の先行き不安も広がっている。また、原油価格の下落などで世界的に株価が不安定な動きとなったことから、その影響が1/27の米FOMCでの声明に現れるのか注目したい。金利などは据え置き予想で、FRB議長の会見もないものの、声明文などでハト派的なニュアンスが出れば、ドルは反落の可能性も考えられる。また、主要な経済指標の発表も多いことから、こちらの結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

126.79 〜 129.04

 

今週の予想

先週は、週序盤に堅調な動きとなったものの、このところ続いた127円台から128円台のレンジ内の動きが意識され、引き続きレンジ内の動きが続いた。その後、注目されていたECB理事会後の定例会見で、ドラギECB総裁が次回3月の理事会で追加緩和を打ち出す可能性を示唆したことを受けて、ユーロ/円は126.18まで下落し、2015年4月以来の安値を付ける動きとなった。その後は、下落が続いた原油価格や株価が大きく上昇したことを受けて、週末には128円台まで上昇した。
今週は、底固い動きが予想される。先週は、ECB総裁が追加緩和の可能性も示唆したものの、事前に予想されていたこともあり、下げは一時的となった。引き続き、127円台から128円台のレンジ内の展開が考えられるが、米FOMCでハト派的な声明が出るようなら、対ドルで上昇となり、対円でも堅調な動きとなる可能性も考えられる。また、引き続き原油価格や株価が下落し、リスク回避の動きが強まる場合には、円と同様に主要通貨に対して上昇となり、対円でも比較的底固い動きも考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

166.30 〜 171.30

 

今週の予想

先週は、前週末に大幅下落となったこともあり、値頃感の買い戻しが入るなど、週前半は底固い動きとなった。しかし、カーニー英中銀総裁が「今はまだ利上げの時期ではない」と発言をしたことを受けて、ポンドが大半の主要通貨に対して下落し、対ドルでは2009年3月以来約7年ぶりの安値を付け、対円でも2014年2月以来の安値を付ける動きとなった。週後半には、英国の雇用関連指標が改善したことや、下落していた原油価格や株価が大きく反発したことから、ポンド/円は170.37まで上昇する動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。先月から20円以上の下落となったが、英国の利上げ期待が後退したことや、投機的なポンド売りが加速したことが、ここまで下げ幅が大きくなった要因である。ただ、先週は、安値から反発が見られており、値を戻す動きも考えられるが、英中銀総裁が金融政策の正常化に向かうのはまだ早いと発言したことの影響は大きく、上値は限定的となるだろう。そして、英国の経済指標の改善が続けば、風向きも徐々に変わる可能性もあることから、まず1/28の英GDPの結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

81.00 〜 85.40

 

今週の予想

先週は、前週末に80円台を割り込んで引けたことを受けて、週明けから値頃感の買い戻しが先行した。しかし、原油価格の大幅下落が続いたことや、世界的に株価が大きく下落したことを受けて、資源国・新興国通貨が下落、豪ドル/円は79.21まで下落し、2012年6月以来の安値を付ける動きとなった。週後半には原油価格が反発し、株価も大きく上昇したことを受けて、週末には83.53まで上昇する動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。原油価格の下げが一服していることや、先週末に株価も大きく反発していることから、週明けは引き続き底固い動きが考えられる。ただ、需給問題を抱える原油市場だが、問題解消への動きがあれば堅調な動きが続き、豪ドルにもフォローとなるが、そうでなければ反落の可能性も考えられる。そのため、関連の報道などには注目したい。また、1/27には米FOMCが予定されており、政策の変更なしがコンセンサスとなっているが、最近の金融市場の不安定もあり、ハト派的な声明が出る場合には利上げ期待の後退観測から、豪ドルは対ドルで堅調な動きとなる可能性も考えられることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.00 〜 7.54

 

今週の予想

先週は、週明けに欧州株が堅調な動きとなったことから、投資家のリスク回避の動きが和らぎ、南ア・ランドは底固い動きとなった。その後は、原油価格の下落が続いたことや、世界的に株価が下落したことを受けて、ランド/円は週前半の高値の7.12から6.82まで下落する動きとなった。しかし、週後半は株価が反発となったことや、ECB総裁が追加緩和の可能性を示唆したこと、また原油価格が反発したことも加わり、投資家のリスク回避の動きが後退し、ランド/円は週末に7.25まで上昇する動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。引き続き、不安定な動きが続く原油価格や株価の動向に左右される可能性が考えられる。先週、南アフリカ中銀総裁が、経済成長鈍化とインフレ率上昇に対する懸念を表明したが、南アは通貨安と干ばつによる食品価格の上昇の影響でインフレが加速している。このことから、マーケットでは1/28の南アの政策金利発表で、11月に続き利上げが決定される可能性も高まっている。昨年は、0.25%の利上げが2回だったが、通貨安の影響もあり効果は半減しており今回は、0.50%の利上げがコンセンサスとなっている。また、1/29の南アの貿易・財政収支の結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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