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2024-04-20 15:41:18

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年12月7日

週間マーケット展望 2015年12月7日

先週の振返り

先週は、ECB理事会や週末の米雇用統計の発表を控えて様子見ムードも強まり、週序盤はやや限定的な動きとなった。ECBの政策発表では、発表前に据え置きとの誤報が流れ、ユーロ/円が1円以上急騰する場面もあった。そして、追加緩和策が予想より小規模だったことから、ユーロは一段の上昇となった。ただ、ドルは対ユーロで下落するなど、主要通貨に対して軟調な動きとなった。そして、米雇用統計では、雇用者数が予想を上回り、ドルは一時上昇したものの、上値は限定的となった。

今週の展望

今週は、やや限定的な動きが予想される。先週末の米雇用統計の結果を受けて、来週のFOMCでの利上げの可能性が高まった(先週末の金利先物市場では約80%の利上げ確率)ものの、反応は限定的だった。市場では、すでに利上げを織り込んでおり、2回目以降の利上げのペースに目が移り始めているのではないか。ただ、利上げ発表時には一時的に動く可能性もあるだろう。当面は、来週のFOMCが注目されるが、今週は、各国の経済指標に注目したい。特に12/8に貿易収支、12/9に消費者物価指数、12/12に小売売上高と鉱工業生産など、中国の経済指標の発表が予定されており、結果によって動きが出る可能性も想定しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル安

週間予想レンジ

122.23 〜 123.76

 

今週の予想

先週は、ECB理事会や米雇用統計、イエレンFRB議長の議会証言などを控えて様子見ムードも強く、週明けから小動きの展開となった。そして、ADP雇用統計など米雇用関連の経済指標が良好な結果となったことを受けて、米国の早期利上げが意識され、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。ドル/円は、一時123.68まで上昇し、2週間ぶりに高値を付ける動きとなった。ただ、ECBが追加緩和策を発表したが、緩和策の規模が予想より小さかったことから、ユーロ買い・ドル売りが優勢となり、また米経済指標が悪化したことも加わり、ドルは一段の下げとなった。週末の米雇用統計では、雇用者数が市場予想を上回ったものの、上値は限定的となった。
今週は、もみ合いの展開が予想される。来週のFOMCでは、利上げが決定されるとの見方も強まっているが、すでにある程度織り込んでおり、雇用統計の結果を受けても値動きは限定的だった。先週後半は乱高下したこともあり、当面は、米経済指標などを受けて動く可能性はあるものの、来週のFOMCまではやや小休止で限定的な動きが考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

132.13 〜 134.50

 

今週の予想

先週は、前週までの軟調な流れが一服し、序盤から堅調な動きとなった。ユーロはECB理事会での追加緩和観測を背景に、神経質な動きが見られたものの、ここまで下落基調が続いたこともあり、一旦値を戻す動きとなった。そして、注目されたECB理事会の政策発表では、預金金利の引き下げなど、追加緩和策が発表されたが、予想より規模が小さかったことから、ユーロは主要通貨に対して堅調な動きとなり、ユーロ/円は129円台から134円台まで急騰する動きとなった。
今週は、やや上値の重い展開が予想される。追加緩和観測を背景に、ユーロ売りのポジションが積み上がっていたことから、大きな反発につながったと考えられる。ただ、ほぼ10月終盤の水準まで値を戻していることや、ECBがさらなる措置を講じる用意を示唆していることから、再び反落となる可能性もあるだろう。また、米国の利上げ期待が高まっていることから、金融政策の違いが意識される場合もあるだろう。今週は、12/8にユーロ圏GDPの発表も予定されており、結果に注目したい。そして、ユーロ売りポジションがある程度解消されたことで、再び売り余地が生じるとの見方もあり、急な動きには注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

184.50 〜 186.99

 

今週の予想

先週は、週明けは比較的堅調な動きとなったものの、建設関連の英国経済指標が予想を大きく下回る結果となったことから、英ポンドは一段の下落となり、ポンド/円は185円台から183円台まで下げる動きとなった。また、米国の早期利上げが意識され、対ドルで大きく下落したことも影響した。その後、ECBの追加緩和の規模が予想より小さかったことから、ユーロが対ドルで大きく上昇し、ポンドも対ドルで大きく反発、また堅調な英経済指標もあり、ポンド/円は週末には186円台まで上昇する動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。英国の経済指標の結果には敏感に反応しており、特に悪化となる場合には、金融政策に対する懸念も噴出する。今週は、12/10に貿易収支、金融政策発表が予定されている。金融政策発表では、引き続き政策の変更は無いものの、前回はしばらく最低金利を維持する必要があるとの認識が示されており、ややネガティブな認識から好転するのか、また前回の8対1から体制に変化があるのかにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

88.90 〜 91.50

 

今週の予想

先週は、週明けから豪州の経済指標が良好な結果が続いたことから、豪ドルも比較的堅調な動きとなった。また、金融政策発表では、金利が据え置きで、向こう数ヵ月の経済回復がさえない内容となれば、追加利下げの余地もあるとの見方が示されたが、その後の豪州GDPや小売売上高が予想を上回る結果となったことから、利下げの可能性が後退し、豪ドルは堅調な動きとなった。豪ドル/円は、週末に90.72まで上昇し、8/20以来の高値を付ける動きとなった。今週は、底固い展開も予想される。当面の懸念は、米国の利上げ決定だが、すでに金利市場では、12月の利上げ確率が80%近い水準で推移しており、織り込みつつある。その中で、豪ドルは対ドルでも比較的堅調に推移していることから、利上げ決定までは、利上げ期待が高まったとしても反応は限定的と考えられる。そのため、来週のFOMCまでは、豪州経済指標や、株価動向がポイントとなるだろう。今週は、12/9に企業関連の指標、12/10は豪州雇用統計の発表が予定されており、先週の指標改善で利下げの可能性も後退していることから、今週もいい流れを維持できるのか注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.49 〜 8.75

 

今週の予想

先週は、ECBの金融政策発表や米雇用統計を控えて様子見ムードも強く、序盤から小動きの展開となった。ただ、南アの財政収支や貿易収支が市場予想を上回る赤字額となったことから、上値の重い動きとなった。その後、ECB理事会で追加緩和が発表されたが、予想より規模が小さかったことを受けて、株価が下落したことから、ランドは反落したが、米雇用統計を受けて株価が反発したことから、再び上昇するなど底固い動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。米国の利上げはやや織り込みつつあることから、影響はFOMC前後まで限定的と考えられる。そのため、今週は、南アの経済指標や世界の株価状況などに注目したい。経済指標では、12/8に鉱物生産量、12/9に消費者物価、小売売上高など比較的主要な指標発表が予定されている。また、資源価格も反転しかけていることから、資源価格の動きにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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