SBIグループサービス
- お金の管理
- SBI新生銀行
- 住信SBIネット銀行
- 海外送金ならSBIレミット
2024-03-29 03:26:49
マーケット > レポート > 週間マーケット展望 2015年11月2日 週間マーケット展望 2015年11月2日先週の振返り先週は、日米の金融政策発表を控えて、やや方向感に乏しい動きが予想されたものの、米経済指標の悪化や株価の下落、また南シナ海における米中の緊張なども影響し、序盤は安全資産とされる円が買われる動きとなった。そして、FOMCでは、利上げが見送られたが、「米経済は緩やかなペースで拡大している」との米経済の見通しが維持されたことや、「12月会合で利上げの是非を検討する」と、年内の利上げの可能性が残されたことを受けて、ドルが主要通貨に対して上昇する動きとなった。一方、日銀の金融政策発表では、金融政策の現状維持が決定されたことを受けて円が買われる場面もあったが、2015年度補正予算案を総額で3兆円を超える規模にする方向で政府が調整に入ったとの報道を受けて、円売りが優勢となる場面もあった。しかし、物価見通しが下方修正されたことなどから、再び円が買われる動きも見られるなど、思惑が交錯する動きとなった。 今週の展望今週は、米国の主要な経済指標の発表が注目されており、結果を受けて動きが出る可能性も考えられる。米国の利上げ判断が先送りされたことから、主要な経済指標の結果に加えて、FOMCの声明で「雇用の拡大ペースは減速した」との見方が示されたことから、週末の米雇用統計の結果にも注目したい。また、南シナ海における米中の緊張が高まるようなら、リスク回避の動きが強まる可能性も想定しておきたい。ただ、米国の年内利上げ観測や日銀の追加緩和期待がドル/円下値を支える要因となる可能性もあり、逆に、資源国・新興国通貨の上値を圧迫する要因となるだろう。日本では、4日に郵政グループ3社の上場が予定されており、売出し金額は合計1.4兆円と大規模である。また、本邦企業の決算発表も続くことから、株価が刺激されて為替市場も影響を受ける可能性もあるため当日の東京市場での動きにも注目したい。 通貨毎の展望を確認!米ドル/円
FX総合分析チャート 日足 ユーロ/円
FX総合分析チャート 日足 ポンド/円
FX総合分析チャート 日足 豪ドル/円
FX総合分析チャート 日足 南アランド/円
FX総合分析チャート 日足 提供:SBIリクイディティ・マーケット社 ご注意事項
|
|