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2024-04-26 08:43:47

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年8月17日

週間マーケット展望 2015年8月17日

先週の振返り

先週は、中国人民銀行(中央銀行)が3日連続で事実上の人民元の切り下げを実施したことから、中国経済に対する懸念が高まり、株式市場や資源価格などが下落し、投資家のリスク回避の動きが強まる場面もあった。特に、中国との貿易上の関係が深いことから豪州通貨や、資源需要の減速懸念から資源国通貨が大きく下げる動きとなり、円やドルといった安全通貨や年内利上げ期待のある英ポンド、ギリシャ支援が進んでいるユーロも買われる動きとなった。ただ、内外では夏季休暇シーズンであることから、マーケット参加者も少なく、やや値動きは限定的となった。

今週の展望

今週は、週明けからもみ合いの展開も考えられる。先週は、中国の通貨切り下げの動きが出たが、週替わりということで一服感も出て、新規材料待ちの展開が考えられる。その中で、日本のGDPの発表が週明けにあることから、一応注目しておきたい。また、米国の主要な経済指標の発表も続くことから、結果を受けて利上げ時期の思惑が交錯して動きがでる可能性もあることから、注意したい。また、先週下落した株価やコモディティ価格が値を戻す動きとなるかどうかにも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル安

週間予想レンジ

123.50 〜 125.30

 

今週の予想

先週は、週明けから当局者の発言を受けて思惑が交錯し、上下に動く場面もあったが、比較的堅調な動きとなった。そして、中国当局が事実上の人民元切り下げ実施したことを受けて、中国経済に対する懸念が高まり、投資家のリスク回避の動きが強まったことから、ドルは堅調な動きとなった。しかし、中国経済の懸念が高まったことで、その影響を受けて米国の利上げ開始時期が遅れるとの見方も広がり、ドル/円は一段の下落となる場面もあった。
今週は、底固い展開が予想される。引き続き利上げ時期に関する思惑が交錯しており、当局者の発言で動くケースもあるが、基本的には大きく崩れる要素は少ないだろう。今週は、住宅関連の米経済指標が多く予定されているが、最近の米経済の回復基調の牽引役ともなっていることから、引き続き好調な結果となるようなら、早期の利上げ期待も高まる可能性も考えられることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

136.79 〜 140.03

 

今週の予想

先週は、週明けに米当局者が物価動向に懸念を示したことから、米国の利上げ期待が後退し、ユーロが対ドルで上昇したことから、ユーロ/円も堅調な動きとなった。また、ギリシャとEUなどの債権団が第3次救済策の条件で合意したことを好感して、ユーロは主要通貨に対して堅調な動きとなり、ユーロ/円は週明けの136円台から138円台後半まで上昇し、6/25以来の高値を付ける動きとなった。ただ、週末には、利益確定などの売りも入り、やや上値の重い動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。ギリシャ問題では基本合意がされたことから、最近では、材料に取り上げられなくなったが、EUは先週末にも臨時のユーロ圏財務相会合を開いており、具体的な融資を検討している。ギリシャは20日にECBに対する約32億ユーロの国債償還を控えており、新規融資は欠かせない状況だけに、20日までに融資が決定する可能性がある。材料としてはやや新鮮味に欠けるものの、一時的には好感される場面もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

191.99 〜 195.26

 

今週の予想

先週は、週明けから堅調な株価動向などを背景に、ポンド/円も堅調な動きとなった。そして、中国人民銀行(中央銀行)が人民元を事実上切り下げたことから、中国経済に対する懸念も高まり、投資家のリスク回避の動きが強まる展開となった。その中で、安全な資産とされる円やドル、そして米国と同様に年内利上げ期待の高い英ポンドも買われる動きとなり、ポンド/円は週明けの192円台から195円台まで上昇する動きとなった。その後はやや一服となり、上値の重い動きが続いた。
今週は、底固い動きが予想される。195円台近辺では、やや高値警戒感もあり上値の重い動きが見られるものの、大きく崩れる要因もない。引き続き年内の利上げ期待があり、この期待が後退するようなら、一時的に下落する場面もあるだろう。今週は、18日に物価関連、20日に小売売上高などの英国の主要な経済指標の発表が予定されており、結果で思惑が交錯する可能性もあることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

89.50 〜 92.69

 

今週の予想

先週は、週明けから世界的に堅調な株価動向を受けて、序盤から豪ドル/円も堅調な動きとなった。しかし、中国人民銀行が事実上の人民元の切り下げを3日連続で実施したことから、中国経済への懸念も高まり、貿易上で影響のある豪ドルは軟調な動きとなった。また、資源価格が下落したことも影響し、豪ドル/円は92円台後半から90円台前半まで下落する動きとなった。その後は、休暇シーズンで薄商いも影響して、やや小動きの展開が週末まで続いた。
今週は、底固い展開が予想される。豪州国内では、経済の回復の兆しから、豪ドル高への牽制トーンが和らぎ、追加利下げ観測も後退、成長率見通しも引き上げられていることから、基本的には底固い動きが考えられる。ただ、中国経済に関しては、やや一服感が出ているものの楽観視はできないことや、資源価格も国際商品指数であるCRB指数が依然として低水準にあることから、上値も重いだろう。また、米国の利上げ期待が高まるようなら、さらに上値の圧迫要因となることから、目先の動きには注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.57 〜 9.80

 

今週の予想

先週は、週明けやや堅調な動きとなったものの、中国が3日連続で事実上の人民元切り下げを実施したことから、中国経済に対する懸念が高まり、資源国通貨の南ア・ランドは軟調な動きとなった。また、南ア国内外の株価下落なども影響して、ランド/円は一時9.66まで下落し、7/9以来約1ヵ月ぶりの安値を付ける動きとなった。ただ、夏季休暇シーズンで市場参加者も少なく、やや値動きは限定的となった。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。米国の利上げや中国の経済成長の鈍化は、南ア経済にも影響を及ぼす可能性があり、ましてや南ア国内では引き続き労使問題や電力問題を抱えていることから、当面は上値の重い動きが考えられる。また、一部で指摘されている南アの追加利上げに関しては、内外の情勢次第であり、当面様子見だろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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