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2024-04-20 04:52:56

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年7月21日

週間マーケット展望 2015年7月21日

先週の振返り

先週は、ギリシャ支援問題が合意したことから、ギリシャに対する市場の不安が後退し、安全資産とされる円を売る動きが強まり、週明けからドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、各国の議会で承認などの手続きもあり、懸念も残っていた。そして、米国ではFRB議長の議会証言を受けて、利上げ期待が高まったことから堅調な動きとなり、英ポンドも中銀総裁の利上げに関する発言を受けて堅調な動きとなった。一方、ECB総裁が、資産購入を期限いっぱいまで継続する意向を示したことから、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きが続いた。

今週の展望

これまでギリシャ支援問題がマーケットの中心材料となっていたが、一定の結果が出たことから、マーケットの注目は各国の金融政策などに移り始めている。特に、先週は主要国の中銀総裁の発言が相次いであり、それぞれに反応する動きとなった。このことから、今後は各国の経済情勢や金融政策などで動きが出る可能性が考えられる。そのため、各国の経済指標の結果や、当局者の発言に注目したい。また、中国株の下落を背景とした問題も一旦落ち着きを見せているが、根本的な解決には至ってないことから、引き続き注意が必要だろう。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル安

週間予想レンジ

122.42 〜 124.74

 

今週の予想

先週は、米国の利上げ開始のネックにもなっていたギリシャ支援問題が合意したことを好感して、9月利上げ開始が意識されたことを背景に、週明けから堅調な動きとなった。また、注目されたイエレンFRB議長の議会証言では、年内に利上げを開始する方針を再度表明したことも好感され、ドル/円は124.24まで上昇し、6/24以来の高値を付ける動きとなった。また、米経済指標の結果が比較的堅調な結果が続いたことも、ドルの押し上げ要因となった。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。目先の懸念が払拭されたものの、先週後半には上値の重い動きとなった。マーケットでは、9月利上げの可能性を支持する見方があるものの、年末から来年との慎重な見方もある。やはり、ネックとなっている賃金の上昇や、物価上昇が明確に確認できないことから、現行水準からの積極的な買いにはやや躊躇してしまう。前回の125円台乗せは、雇用統計で予想以上の結果が出た勢いがあったが、現状ではそこまでのインパクトのある材料はない。また、FRB議長も、年内利上げ開始との方針を示したものの、全体的にはややハト派的だったことから、強気にはなれない。やはり、来週28-29日のFOMCや8/7の米雇用統計を見極めてからだろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

133.31 〜 135.87

 

今週の予想

先週は、ギリシャ支援が合意したことから、週明けは比較的堅調な動きとなった。ユーロ/円は137.80まで上昇し、6/29以来の高値を付ける動きとなった。ただ、最終的な決定(ギリシャ議会やその他ユーロ圏各国の議会での承認)まで見極めたいとの思惑もあり、上値の重い展開が続いた。また、ドラギECB総裁が資産購入プログラムをしっかり実施すると発言したことなどから、ユーロは終盤まで上値の重い展開が続いた。
今週は、上値の重い展開が予想される。ギリシャ支援問題では、つなぎ融資も承認されるなど、一旦懸念は後退しており、マーケットの注目はユーロ圏の経済情勢や金融政策に移っている。そして、ギリシャ問題の行方を背景に、ユーロのボラティリティは上がっていたが、落ち着いて来れば、ユーロ圏のマイナス金利がネックになり、ユーロ・キャリー・トレード(金利の安いユーロを売って、高金利通貨を買う動き)が拡大する可能性も考えられ、ユーロの軟調な動きが強まる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

190.59 〜 195.89

 

今週の予想

先週は、世界的に下落した株価が反発する動きとなったことや、英中銀総裁が「利上げを開始する時点は近づきつつある」と発言したことを好感して、ポンドは主要通貨に対して堅調な動きとなった。さらに、利上げ時期の決定について、年末頃にかけてより明確になるとの見方を示したこともあり、ポンド/円は194.39まで上昇し、6/26以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。先週は、英中銀総裁の相次ぐ利上げに関する発言を受けて堅調な動きとなった。賃金の上昇が加速したことや、やや後退気味だった英経済の回復が見られ始めたこと、また目先のリスク要因だったギリシャ問題に対する懸念が後退したことも追い風になっている。ただ、5月から6月にかけて約1ヵ月以上かけて上昇した値幅(約9円)を、今回はわずか7営業日で上昇するなど、上昇ペースが急角度となっていることから、調整の動きとなる場合には、想定以上の動きとなる可能性もあることから注意したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

89.16 〜 93.50

 

今週の予想

先週は、中国を中心に下落が続いた株価が反発したことや、豪州の企業関連の経済指標が改善したことを受けて、豪ドルは堅調な動きとなった。また、中国のGDPなどの主要な経済指標が予想より改善したことも押し上げ要因となり、豪ドル/円は92.43まで上昇した。しかし、イエレンFRB議長の年内利上げ開始発言や、同じ資源国であるカナダの中銀が利下げを発表したことを受けて、91.00まで下げる動きとなった。その後は、ギリシャ不安が和らいだとの見方や、堅調な株価動向を背景に、再び92円台まで上昇する場面もあった。
今週は、底固い展開が予想される。世界的に株価や資源価格が値を戻す動きとなったことや、ギリシャや中国の目先の懸念が後退したとの見方から、底固い展開が予想される。ただ、豪州の主力輸出資源の価格も一時的な戻りが見られるものの、トレンドは下落基調であることから、これからの動きに注目したい。ただ、一旦値を戻した中国株が再び下落する場合や、資源価格の下落が続くようなら、豪州の一段の利下げが意識される可能性もあり、その場合には豪ドルの下落となる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.88 〜 10.20

 

今週の予想

先週は、大きく下落していた中国株が下げ一服となり、やや値を戻す動きとなったことから、南ア主要株価や資源価格も反発、南ア・ランド/円も比較的堅調な動きとなった。その後、南アの小売売上高が市場予想を下回る結果となったことから、上値の重い動きも見られた。しかし、ギリシャ情勢の進展などもあり、ランド/円は、週末に10.08まで上昇し、2週間ぶりの高値を付ける動きとなった。
今週は、やや底固い展開が予想される。政府の強硬策などで一旦上昇している中国株にはまだ不安要素もあり、上昇は一時的との見方もある。そのため、中国株が下落する場合には、資源価格や新興国通貨にも影響する可能性があることから、株価の動向には注目したい。また、最近の南アの経済指標結果を見ても、南ア経済の先行きに不安が残る結果が続いている。今週は、南アの消費者物価(22日)や政策金利発表(23日)が予定されていることから、結果には注目したい。特に、南アでは、物価の上昇傾向が続いており、22日の消費者物価も上昇が予想されている。22日の結果次第のところもあるが、予想通り物価上昇となる場合には、23日の政策発表(据え置き予想)では、利上げに舵を切る可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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