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2024-04-25 06:11:47

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年5月18日

週間マーケット展望 2015年5月18日

先週の振返り

先週は、引き続き米国の経済指標が予想を下回るケースが続いたことから、利上げ開始時期を巡る思惑がやや後退しており、ドルが主要通貨に対して軟調な動きとなった。一方で、欧州の長期債利回りの上昇が続いたことから、ユーロなどは対ドルで堅調な動きとなった。また、米国の早期利上げ期待が後退していることから、新興国通貨や、資源国通貨も堅調な動きとなった。

今週の展望

今週は、やや底固い展開が予想される。先週の流れを引き継ぎ、序盤からドル円・クロス円は底固い展開が続く可能性が考えられる。そして、注目は20日のFOMC議事録であり、より楽観的な見方が示される場合には、期待が薄れた6月利上げ説も浮上することも考えられる。その場合には、ドルが堅調な動きとなる可能性が考えられる。ただ、楽観的と受け取れない場合には、最近の米経済の鈍化懸念から早期利上げ期待が後退し、ドルが主要通貨に対して軟調な動きとなる可能性もあるだろう。また、堅調な動きが続いているユーロだが、先週ECB総裁が来年9月までの資産購入を完全実施する意向を示したことから、ここまでユーロ上昇を支えてきた欧州の長期債利回りが低下する動きとなる場合には、ユーロは反落する可能性もあるだろう。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

118.34 〜 120.85

 

今週の予想

先週は、週明けやや堅調な動きとなったものの、米国の主要な経済指標が市場予想を下回る結果が続いたことから、4月以降も米国の経済成長率の伸びが抑制されるとの見方も広がり、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ドル/円は118.89まで下げたものの、118円台では底固い動きが続いた。
今週は、底固い展開が予想される。引き続き、米国の経済指標は芳しくない結果が続いており、この流れが今週も続くようなら、利上げ開始時期を巡る思惑が後ずれするなど、上値の重い展開が続くだろう。そして、20日には、FOMCの議事録(4月28-29日開催)が公開されることから、内容に注目したい。声明では、「景気減速は天候悪化による一過性」との認識が示されたが、先週当局者が「より楽観的なトーンが強まる」と発言している。発言通りに、より楽観的な見方が示される場合には、後退していた早期利上げ期待が高まる可能性もあるだろう。ただ、楽観的と取れない場合には、最近の経済指標の悪化などから、4月以降も経済成長率の伸びが抑制されるとの見方が再び強まり、ドルは上値の重い展開が続く可能性も考えられる。ただ、その場合でもある程度織り込まれていることから、下値は限定的だろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

133.10 〜 137.64

 

今週の予想

先週は、ユーロ圏財務相会合がギリシャ支援で合意するのはまだ先との見方から、週明けから主要通貨に対して軟調な動きとなった。しかし、ギリシャが予定通りIMFに返済を実施したことや、昨年末以降続いた下落の流れに対する調整の動きが続いていることから、ユーロ/円は136.59まで上昇し、2月12日以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。引き続き、ユーロショートの巻き戻し続く可能性が考えられるが、ここまでユーロ上昇の一因となっていたドイツなどの長期債利回りが低下し始めている。先週、ドラギECB総裁が、債券購入プログラムを完全に実施する意向を示したこともあり、欧州長期債利回りの低下が続くようなら、ユーロ下落となる可能性も考えられる。また、米経済指標の結果などを受けて、米国の利上げ期待が高まるようなら、対ドルでの調整終了となる可能性もあるだろう。価格的には、目先、136.71を完全に上抜ける動きとなるようなら、一段の上昇も考えられるが、抜け切れない場合には、方向性が転換する可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

186.05 〜 189.73

 

今週の予想

先週は、前週の流れを引き継ぎ、週明けから堅調な動きとなった。そして、英経済指標の良好な結果が続いたことから、ポンドが主要通貨に対して堅調な動きとなった。ポンド/円は、一時188.61まで上昇し12月9日以来の高値を付ける動きとなった。しかし、英中銀の四半期インフレ報告で、今後3年のGDP伸び率見通しを引き下げたことや、利上げ開始に関して慎重な姿勢を示したことを受けて、やや上値の重い展開が続いた。
今週は、底固い展開が予想される。カーニー総裁は、先週の会見で、注目されているインフレ率が目先一時的にマイナスになる可能性があるとしたものの、最近の経済指標ではやや改善を示す結果も出ている。そのため、今週発表される物価関連の経済指標の結果次第では、一段の上昇となる可能性もあるだろう。しかし、4月中旬以降上昇が続いていることから、一旦調整の動きを誘発する結果となるようなら、注意も必要だろう。目先、直近の高値を上抜ける動きとなる場合には、190.50台が上値目標となるが、186円台を下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

94.39 〜 98.30

 

今週の予想

先週は、週序盤に企業関連の経済指標が悪化したことなどから、やや軟調な動きとなった。しかし、豪政府が豪州のGDPの見通しを引き上げたことや、原油価格が再び61ドル台まで上昇したことを受けて、豪ドル/円は堅調な動きとなった。また、米国の経済指標が予想を下回るケースが続いており、利上げ開始時期が後退するとの見方が広がったことなどから、豪ドル/円は97.29まで上昇し、1月20日以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。豪州の利下げのサイクルが止まったとの見方や、米国の利上げ期待が後退しているとの見方を背景に、堅調な展開が続いており、この流れが続く可能性が考えられる。目先、96円台を完全に割り込む展開とならなければ、上値目標の98円台を目指す動きも考えられるが、4月中旬以降堅調な展開が続いていることから、利益確定などの動きからやや一服となる可能性も想定しておきたい。また、今週発表される米経済指標が改善を示す結果が続くようなら、米国の利上げ期待も回復し、豪ドルは上値の重い動きとなる可能性もあるだろう。特に、20日のFOMCの議事録の内容にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.88 〜 10.24

 

今週の予想

先週は、前週末の中国で経済指標が悪化したことや、政策金利が引き下げられたことが影響して、週明けからやや軟調な動きとなった。また、主要国の株価が軟調な動きとなったこともあり、ランド/円は9.88まで下げる動きとなった。しかし、南アフリカの製造業生産や、金・鉱物生産が予想以上に改善したことを受けて、10.15まで上昇する動きとなった。また、米国の経済指標が悪化し、対ドルで上昇したことも支援材料となった。
今週は、底固い展開が予想される。米国の経済指標が予想を下回るケースが続いており、利上げ開始時期を巡る思惑が後ずれしつつあることや、ECB総裁が来年9月までの資産購入を完全実施する意向を示したことなどを受けて、底固い展開が続く可能性が考えられる。目先、10.15を上抜ける場合には10.24までの上昇も考えられる。ただ、米経済指標が堅調な結果が続く場合や、FOMC議事録の内容次第では、軟調な動きとなる可能性も想定しておきたい。また、21日には南アの政策金利発表が予定されており、一部では利上げ期待があるものの、据え置き予想がコンセンサスとなっている。金利先物市場では、8月までの0.50%の利上げ確率が98%となる水準で推移しており、引き続き金利市場では利上げ期待の高さも伺える。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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