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2024-04-20 15:04:46

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年4月27日

週間マーケット展望 2015年4月27日

先週の振返り

先週は、週前半に主要な経済指標の発表が少なかったことから、やや新規材料に乏しく、序盤から株価動向などに左右される動きとなった。その後、米国の経済指標の悪化が続いたことから、ドルは主要通貨に対して下落する動きとなった。一方、週後半は比較的堅調な株価動向となったことから、クロス円は堅調な動きが続いた。注目されたギリシャ支援に関する協議も進展が見られなかったものの、目先の返済資金が確保できたことで、デフォルト懸念が一旦後退したことから、ややユーロの下げが一服している。

今週の展望

今週は、日銀の金融政策決定会合(30日)や米FOMC(30日)など、日米の重要イベントに注目が集まっている。自民党衆院議員が、金融政策決定会合で追加緩和を行う必要があると指摘したことや、展望リポートで2015年度の物価見通しを下方修正する可能性もあり、タイミング的にも多少サプライズを警戒する向きもある。一方、米FOMCでは、議長の会見もなく、前回ポイントとなった文言が削除されていることや、最速の利上げの可能性が6月との見方から、今回は注目度が低い。ただ、米経済に関する認識には注目したい。そして、日本では週後半から大型連休を控えており、上昇局面では輸出企業からドル売りが予想される一方、下げ局面では輸入企業のドル買いも予想されるなど、実需筋の動きが活発となる可能性も考えられることから、動きには注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

118.34 〜 120.35

 

今週の予想

先週は、序盤に主要な米経済指標の発表がなかったものの、堅調な株価動向などを受けて、週明けから上昇する動きとなった。そして、米中古住宅販売件数が市場予想を上回ったことを受けて、ドル/円は120.10まで上昇する動きとなった。しかし、その後に発表された住宅関連、雇用関連など米経済指標が軒並み悪化したことから、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。
今週は、やや上値の重い展開が予想される。引き続き米経済指標の悪化も続いており、天候だけの問題ではないとの見方も出ている。特に、今週は29日の米GDP、30日のFOMCに注目が集まっている。第1四半期の米GDPは、以前から天候悪化の影響で低下するとの予想が出ていることから、予想通り低下した場合でもある程度織り込まれていることから、下げ幅は限定的となることが予想される。ただ、予想以上の低下となる場合には注意したい。また、FOMCでは、今回注目されるポイントがないことや、議長会見もないことから、市場の注目度はやや低い。ただ、経済指標の鈍化が目立っていることから、声明文に米経済に対する認識など、何らかの示唆があるのかどうか見極めたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

127.45 〜 130.59

 

今週の予想

先週は、週明けにギリシャ政府が、地方政府の資金を中央銀行に移管させる政令を出したことで、支払い資金確保に苦慮しており、デフォルトの可能性が意識されたことから、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなった。その後は、5月のIMFへの返済資金の目処が立ったことや、ギリシャ支援に関する協議が進展するとの期待感から、値を戻す動きとなった。ユーロ/円は、週末に130円台まで上昇する動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。ギリシャは、IMFへの約10億ユーロの返済資金を確保しており、5月のデフォルト懸念は後退している。ただ、ギリシャ支援に関する協議は合意しておらず、楽観視できないことから、値を戻す動きも一時的と考えられる。ギリシャに債権者が求める措置や、ユーロ参加持続の是非を問う国民投票の実施の可能性を指摘する声もあり、早急に支援に関する協議が合意できるのか注目される(緊縮財政策の継続をギリシャ側が了承するのかどうか)。また、日米の金融政策の内容にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

178.48 〜 181.80

 

今週の予想

先週は、週明けにギリシャ問題に対する懸念などから、リスク回避の動きも見られ、上値の重い動きとなった。ただ、英中銀が公表した4月前半のMPC(金融政策委員会)の議事録では、全会一致で政策金利の据え置きを決定したものの、ユーロ圏経済の明るい見通しを示すとともに、英インフレ率が来年大幅に上昇する可能性を指摘したことを受けて、英ポンドは堅調な動きとなった。ポンド/円は、週明けの177.20台から181.02まで上昇する動きとなった。ただ、英小売売上高が予想を下回る結果となったこともあり、ポンドの上値はやや限定的となった。
今週は、底固い展開が予想される。英中銀は、英経済指標は概ね予想に沿った結果が出ており、ユーロ圏経済も予想より回復が進んでいるとの認識を示したことから、このまま明るいニュースが続けば、利上げ期待も再び高まる可能性も考えられる。そして、週明けは比較的堅調な動きが予想されるものの、28日の英GDPの結果や、30日の日米の金融政策発表の結果次第では、方向性が変わる可能性も想定しておきたい。また、英総選挙(5月7日)も来週に迫っており、世論調査の結果も依然として拮抗している。そのため、不透明感も残っており、引き続き世論調査の数字や、要人発言にも注意したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

90.50 〜 93.82

 

今週の予想

先週は、週明けに豪中銀総裁が、利下げの可能性に言及し、豪ドルの一段と下落の可能性を示唆したことを受けて、豪ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。豪ドル/円は、93円台から91円台まで下げる動きとなった。その後は、堅調な株価動向や、米経済指標の悪化による利上げ期待の後退を背景に、対ドルなどで上昇となり、豪ドル/円も93.27まで上昇し、3月27日以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。豪州の主要な経済指標の発表が少ないものの、日本の金融政策発表や米FOMC、GDPなどが予定されており、外部要因で動く可能性が考えられる。そのため、週明け序盤は様子見ムードが強まり、小動きの展開が続く可能性もあるだろう。日米ともに、サプライズ発表がない限り、動きは一時的と考えられる。ただ、来週6日には、豪中銀の金融政策発表が予定されており、過熱気味の住宅価格などを背景に、現状で0.25%の利下げが予想されている。そのため、やや上値は限定的と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.69 〜 10.00

 

今週の予想

先週は、南アの経済指標がまちまちの結果となったことなどから、南ア・ランドは序盤から小動きの展開が続いた。ただ、黒田日銀総裁の発言を受けて、日本の追加緩和期待が後退したとの見方から、ランド/円は一時9.75まで下落し、3月16日以来の安値を付ける場面もあった。しかし、週後半には、南ア主要株価が連日最高値を更新する動きとなったことなどを好感して、南ア・ランド/円は底固い展開が続いた。
今週は、やや堅調な動きも予想される。決定的な材料に乏しい中で、ランド/円は月前半から軟調な動きが続いたことから、やや値を戻す動きも考えられる。注目材料は、30日の南アフリカの貿易収支、財政収支、そして日本の金融政策発表である。前回は、貿易赤字が大きく減少し、財政収支は黒字に転換しており、この流れが続くようなら一段の上昇もあるだろう。そして、一部で懸念されている日本の追加緩和の有無にも注目が集まっている。南ア経済においては、引き続き南ア電力公社による計画停電(ステージ2毎日2時間半の停電)が続いており、南ア経済の足枷になっていることから、上値は限定的と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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