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2024-04-24 17:00:26

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年3月9日

週間マーケット展望  2015年3月9日

先週の振返り

先週は、主要国の政策金利発表や、主要な経済指標の発表を控えて様子見ムードも強く、主要通貨は序盤から比較的小動きの展開となった。そして、ECB理事会後の会見で、ECB総裁が9日からの債券購入を発表したことを受けて、改めてユーロが下落する動きとなった。一方、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を大きく上回る結果となったことから、米国の利上げ期待が一段と高まり、ドルが大半の主要通貨に対して上昇する動きとなった。

今週の展望

今週は、各国の金融政策に関する思惑が交錯する可能性が考えられ、指標結果や要人発言などには注目したい。週序盤は、ECB理事会や米雇用統計などの重要なイベントが終了したことから、やや小動きの展開となる可能性も考えられる。週前半は米国の主要な経済指標の発表がないものの、日本のGDPやマネーストック、機械受注の発表が予定されており、これらの結果を受けて日本の金融政策に対する思惑が交錯する可能性が考えられる。一方、米国では、注目されるFOMCを翌週に控えており、指標結果や要人発言などを受けて利上げ時期に対する思惑が交錯する可能性が考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

119.39 〜 122.00

 

今週の予想

先週は、米長期債利回りが上昇したことを受けて、日米の金利差拡大が意識され、週明けからドル/円は堅調な動きとなった。その後、日本の内閣官房参与が、ドル/円は適性水準の上限に達しているとの見方を示したとの報道を受けて、一時ドル/円は下落する場面もあった。しかし、週末の米雇用統計の改善を受けて、米国の早期利上げ期待が高まったことから、ドルが主要通貨に対して上昇となり、ドル/円も一時121.29まで上昇し、昨年12月8日以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。週明けは引き続き米国の利上げ期待が意識され、堅調な動きが考えられる。ただ、週前半は、米国の主要な経済指標の発表もなく、やや取引材料に乏しい中、一服感から上値の重い動きとなる可能性も考えられる。そして、週後半には主要な経済指標の発表が予定されているが、最近の米経済指標は予想を下回る結果が続いていることから、今週も市場予想を下回る結果となるようなら、一旦の調整となる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

129.79 〜 133.85

 

今週の予想

先週は、週明け堅調な動きとなったものの、ECB理事会で量的緩和策の開始が発表されるとの思惑から、主要通貨に対して軟調な動きとなった。その後は、値を戻す動きが見られたものの、ECB総裁が会見で9日から債券購入を開始すると発表したことから、改めてユーロが売られる展開となった。また、週末には米雇用統計の改善を受けて、米国の利上げ期待が高まったことから、ドル買い・ユーロ売りが優勢となり、ユーロ/円も130.90まで下落し、1月26日以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。やや材料出尽くし感から、ユーロ下落も一服し、底固い動きとなる可能性も考えられるが、実際の債券購入に伴う影響が出るかどうかを見極めたい。混乱がなければ、比較的落ち着いた動きとなる可能性も考えられる。ただ、マーケットでは、追加緩和の可能性を指摘する声も多く、米国との金融政策の違いが意識されて、やや上値は限定的だろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

179.15 〜 185.04

 

今週の予想

先週は、前週末に堅調な動きが続いた反動もあり、序盤からやや上値の重い動きとなった。その後、英経済指標がまちまちの結果が続いたことや、英金融政策委員会で政策金利が過去最低水準に維持されたことを受けて、主要通貨に対して軟調な動きとなった。そして、週末には一段の下げとなり、一時181円台まで下落し2月20以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。やや英国の独自材料にインパクトがなく、英国の利上げ期待も停滞している。ポンドは、緩和策を決定した欧州のユーロに対しては堅調な動きとなっているものの、利上げ期待の高まっている米国のドルに対しては軟調な動きが続いている。円に対しては、上値の重い動きが続いているが、今週は主要な英国の経済指標の発表が予定されており、大半は改善が予想されていることから結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

92.18 〜 94.62

 

今週の予想

先週は、序盤から小動きの展開で始まったが、注目された豪中銀の政策金利発表では、利下げが予想されていたが、据え置きとなったことを受けて、一段の上昇となる場面もあった。ただ、利下げが先送りされただけとの見方から、やや上値は限定的となった。その後は、豪GDPが予想を下回ったことや、貿易赤字が拡大したことを受けて、上値の重い動きとなった。週末には、一時1月28日以来の高値を付ける動きとなったものの、米雇用統計の結果を受けて米国の利上げ期待が高まったことから、豪ドルは軟調な動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。週明けは前週末の流れを受けて、上値の重い動きが考えられる。その後は、12日の豪州雇用統計に注目したい。前回、雇用者数の伸びがマイナスとなり、豪ドルは一段の下落となった。ただ、今回の市場予想では、その反動が予想されており、予想通りの結果となるようなら、豪ドルの上昇も期待できるだろう。ただ、先週利下げが見送られたものの、依然として追加利下げに対する思惑があることや、先週豪ドル相場は約2%過大評価されているとの豪中銀の認識が明らかになったこともあり、上値は限定的と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.95 〜 10.20

 

今週の予想

先週は、前週末の南アの貿易収支の悪化(過去最大の赤字額)が引き続き材料視され、ランドは序盤から軟調な動きとなった。また、製造業関連の経済指標が予想を下回ったことを嫌気して、ランド/円は軟調な動きとなった。そして、週末の米雇用統計で雇用者数の伸びが予想を上回る結果となったことから、米国の早期利上げが意識され、ランド/円は10.01まで下げる動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。週明けは、前週末の米雇用統計の結果が材料視され、上値の重い動きが予想される。その後は、南アの貿易収支の悪化や、その後の経済指標の悪化が続いたことから、改めて南アの経済指標が注目される。特に、12日に発表される南アフリカの金・鉱物生産量、製造業生産の結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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