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2024-04-20 05:36:04

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年2月16日

週間マーケット展望  2015年2月16日

先週の振返り

先週は、序盤から堅調な株価動向や、ギリシャ支援に関する楽観的な見方を背景に、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。また、ウクライナ情勢に関して停戦が合意されたことも、リスク回避の動きを和らげる要因となった。しかし、ギリシャ支援に関する協議が合意しなかったことや、米経済指標の悪化が続いたことから、週後半はややリスク回避の動きが強まる動きとなった。

今週の展望

今週は、上値の重い動きが予想される。注目は、16日のギリシャ金融支援延長協議の行方であり、ここで合意されれば、ユーロを中心にクロス円の上昇も考えられる。しかし、合意されない場合には、ギリシャのユーロ圏離脱に対する懸念が高まり、リスク回避の動きが強まる可能性も考えられる。また、日銀金融政策決定会合後の黒田総裁の会見や、米FOMC議事録にも注目したい。先日、日銀が追加緩和に消極的との報道で円高に振れたことから、黒田総裁は必要があれば追加緩和を辞さない姿勢をあらためて示す可能性もあり、その場合は円相場も改めて反応する可能性もあるだろう。また、米国でも当局者がFOMCで3月利上げを支持したと発言したことから、タカ派的な議論がされたと見方もあり、議事録の内容に注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

116.88 〜 120.83

 

今週の予想

先週は、米長期金利が上昇したことを受けて、日米の金利差拡大が意識されたことや、米当局者の発言を受けて米国の利上げ期待が高まったことから、ドルが主要通貨に対して上昇する動きとなった。ドル/円は一時120円台まで上昇し、1月5日以来の高値を付ける動きとなった。しかし、米国の主要な経済指標が軒並み悪化したことから、米経済の回復ペースに対する不透明感が高まり、終盤には118円台まで下げる動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。最近の米国の経済指標の結果にはやや懸念が残るものの、年初から世界で10ヵ国以上の中銀が追加緩和に動いており、その中で米当局は利上げのタイミングを計っている。各国との金融政策の違いから、引き続き底固い展開が続く可能性が考えられる。今週も、週明けから主要な米国の経済指標の発表が予定されており、結果には注目したい。特に、18日のFOMC議事録では、タカ派的な意見が交わされたことが明らかとなる公算がある。先週、金融当局者が明らかにしており、どこまで踏み込んだ議論がされているかがポイントとなり、その場合改めて材料視される可能性も考えられるため注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

132.31 〜 138.90

 

今週の予想

先週は、ギリシャ支援やウクライナ情勢に関する協議をそれぞれ控えて、序盤から上値の重い展開が続いた。そして、ウクライナと親ロシア派の停戦が合意されたことを受けて、ユーロ/円は、一時136円台後半まで上昇し、1月22日以来の高値を付ける動きとなった。しかし、ギリシャ支援に関する協議が合意しなかったことから、上値の重い動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。週明け16日の協議で、2月28日に期限を迎えるギリシャの第2次金融支援の延長が合意されるかどうか注目される。合意される場合には、ユーロにとって支援材料となるものの、合意されない場合には、ギリシャのユーロ圏離脱に対する懸念が強まり、一段の下落につながる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

179.59 〜 184.45

 

今週の予想

先週は、週明けにギリシャ支援やウクライナ情勢の緊迫化を受けて、週序盤はやや軟調な動きとなった。その後、英中銀総裁は、インフレ率が今後数ヵ月はマイナスとなるとの見方を示したことや、インフレ下振れリスクが顕在化した場合には一段の利下げや資産購入の再開も可能と発言したことを受けて、ポンド/円は183円台から181円台まで急落する動きとなった。しかし、インフレ率の低下は原油安が主因であり、圧力は増していると指摘したことで、迅速な利上げがありうるとの見方が広がり、184円台まで反発する動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。先週は、英中銀総裁が利下げなどの可能性を示唆したものの、英国の利下げは自国にはあまり利益がないため、実施の可能性は少ないとの楽観的な見方もある。しかし、週明けのギリシャ支援に関する協議が決裂となる場合には、リスク回避の動きが強まる可能性があることから、やや上値の重い動きが予想される。また、やや失速気味の英経済だが、改善する指標も見られており、今週発表される17日の英国の物価関連、18日の英雇用統計、20日の英小売売上の結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

90.71 〜 94.62

 

今週の予想

先週は、ギリシャ問題を討議するユーロ圏の臨時財務相会合などを控えて様子見ムードも強く、週明けは小動きの展開となった。そして、序盤に発表された豪州の消費者信頼感指数が13ヵ月ぶりの高水準となったものの、やや反応は限定的となった。しかし、豪州雇用統計で、失業率が悪化したことや、雇用者数の伸びがマイナスとなったことを受けて、豪ドル/円は大きく下落する動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。先週発表された豪州の雇用統計の悪化を受けて、豪中銀による追加利下げ観測も強まっている。また、金利低下に伴い、住宅投資向けの融資が増加しており、今後投機目的の借り入れが増える可能性も懸念されている。住宅バブルに対して、豪中銀が警戒を強める可能性も考えられることから、豪ドルは上値の重い展開が考えられる。また、ギリシャ支援に関する協議の結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

10.03 〜 10.43

 

今週の予想

先週は、8日に発表された中国の貿易収支で、輸入が大幅に落ち込んだことから、資源需要に対する懸念から資源国通貨が軟調な動きとなり、南ア・ランドも軟調な動きとなった。その後、南アフリカの失業率や、製造業関連の経済指標が改善したものの、ギリシャの債務問題やウクライナ情勢に対する懸念からリスク回避の動きが強まり、新興国・資源国通貨が軟調な動きとなり、ランド/円は週明けの10.37から10.05まで下げる動きとなった。
今週は、やや上値の重い展開が予想される。ギリシャやウクライナの問題は、改善に向けた協議が実施されているものの、未だに懸念が残っている。また、南アフリカのプラチナ生産大手の決算で46%の減益となったことや、資源価格が軟調な動きが続いていることから、引き続き軟調な展開も考えられる。ただ、先週南アフリカの経済指標の改善が見られたことは支援材料であり、今週発表される南アフリカの消費者物価や小売売上高の結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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