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2024-04-19 09:10:36

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年2月2日

週間マーケット展望  2015年2月2日

先週の振返り

先週は、主要国の株価が軟調な動きが続いたことや、金融緩和に踏み切る国が相次いだことを背景に、投資家のリスク回避の動きが優勢となり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ただ、米国は、年内の利上げが予想されるなど、他国との金融政策の違いもあり、比較的底固い動きとなった。一方、ユーロは新政権誕生となったギリシャにおいて、金融支援に関する交渉が難航し、一部ではユーロ圏離脱の可能性を指摘する見方も出ており、上値の重い展開が続いた。

今週の展望

今週は、やや上値の重い展開が予想される。今週も、米国と世界の金融政策の違いがクローズアップされるだろう。世界的に利下げなどの金融緩和に踏み切る国が相次ぐ中、今週は、豪州など主要国の政策金利発表が予定されている。一方、米国は雇用統計が予定されており、一段の改善が示される場合には、米国の利上げ期待が高まる可能性が考えられる。目先の金融政策の違いからドルは引き続き底固い展開が予想される。ただ、ギリシャの交渉が難航する場合などは、リスク回避の動きが強まる可能性も考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

115.86 〜 119.32

 

今週の予想

先週は、米国の経済指標が強弱まちまちの結果となったことから、やや方向感に欠ける動きとなった。また、FOMCでも、米景気と労働市場に対する判断が引き上げられたものの、インフレ率は短期的に一段と低下するとの見通しが示されたことも方向感を示し難くする要因となった。ドル/円は、117.20台から118.60台でのもみ合いの展開が続いた。
今週は、底固い展開が予想される。米国の経済指標が市場予想を下回るなど、米経済の先行きに対する不透明感も出始めている。しかし、世界的に利下げなどの金融緩和に踏み切る国が相次ぐ中、米国は年内利上げが予想されている。このことから、ドルは底固い動きが続いている。そして、今週は週末に米雇用統計が予定されており、週前半から雇用関連の指標や指数が発表される。ここでFOMCの声明通り「一段の改善」が示される場合には、米国の利上げ期待が高まる可能性が考えられる。ただ、経済指標の悪化が続く場合は、利上げの先送り観測が強まり、相場を圧迫する可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

127.97 〜 135.05

 

今週の予想

先週は、週明けからギャップダウンして始まり、一時130.15まで下落し、2013年9月6日以来の安値を付ける動きとなった。しかし、このところのユーロ下落の反動もあり、その後は値を戻す動きとなった。また、スイス中銀の副総裁が、今も介入する意思があると発言したとの報道もユーロの買い戻しの要因となった。ユーロ/円は134円台まで上昇したものの、ギリシャ問題に関する懸念から、週末には再び132円台まで下げる動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。ギリシャ新政権の閣僚などの発言から、金融支援の条件をめぐり、EUなどとの交渉が難航するとの懸念が強まっている。また、EUやIMFの調査団の訪問を拒否する意向が関係者から示されるなど、この問題の動向によっては、ユーロ売り圧力になる可能性が考えられる。そのため、関連する要人発言には注目したい。また、米国の雇用統計の発表も予定されており、欧米の金融政策の違いが改めて示される場合にもユーロを圧迫する要因となるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

175.44 〜 179.43

 

今週の予想

先週は、週明けから堅調な動きとなり、序盤は175円台から179円台まで上昇する動きとなった。しかし、英国のGDPが市場予想を下回る結果となったことや、欧米の株価が大きく下落したことを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、ポンド/円は176円台まで下げる動きとなった。また、英国の利上げ観測が後退したことも影響した。
今週は、上値の重い展開が予想される。英国の利上げ観測が後退していることがポンド相場に影響しており、今週発表される英中銀の金融政策発表に注目したい。政策の変更はほとんど可能性が低いものの、前回同様に、政策の据え置きを全会一致で決定する場合には、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。前々回までは2名の委員が利上げを支持していたものの、1月に全会一致となったことから、利上げ期待が後退している。特に、英国の物価やGDPの低下を背景に、今回も全会一致が予想されている。また、米国の雇用統計の結果次第では、米国の利上げ観測が高まる可能性もあり、その場合には対ドルで一段の下落につながり、対円でも上値の重い動きとなる可能性が考えられる。そして、下値のポイントとなる175.70〜175.65を下抜ける場合には注意したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

89.57 〜 93.30

 

今週の予想

先週は、週明けから世界的に株価が上昇したことを好感して、豪ドル/円は堅調な動きとなった。また、豪州中銀が注目している消費者物価指数のトリム平均値が市場予想を上回る結果となったことから、豪ドル/円は週明けの安値である92.16から94.62まで上昇する動きとなった。しかし、その後に発表された、物価関連の経済指標が悪化したことや、株価が大きく下落したことから、豪ドル/円は軟調な動きとなった。そして、終末には90.87まで下落し、2014年3月4日以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、3日の豪中銀の金融政策発表に注目したい。1月に入って新興国やカナダ、ロシアなどの資源国が利下げに踏み切っており、豪州も利下げに踏み切るのではないかとの思惑が高まっている。金利先物市場では、政策金利を下回っており、0.25%の利下げ確率が40%の水準で推移している。また、週末には米雇用統計も予定されており、結果を受けて米国の利上げ期待が高まる場合には、豪州との金利差縮小観測が意識され、対ドルで軟調な動きとなる可能性もあるだろう。そして、対円でも一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

10.00 〜 10.27

 

今週の予想

週明けは、やや材料に乏しい中、世界的に株価が上昇したことから、ランド/円は堅調な動きとなった。その後も南ア株は大きく上昇したものの、欧米など主要国の株価が大きく下落する動きとなったことや、南アフリカの物価関連の経済指標が予想より悪化したことから、南ア・ランドは軟調な動きとなった。そして、終盤には再び堅調な動きが見られたものの、週末には10.08まで下落し、1月19日以来約2週間ぶりの安値となった。
今週は、上値の重い展開が予想される。ECBの量的緩和策決定や、ギリシャ総選挙の結果には目立った反応はなかった。ただ、これからの展開には引き続き注目だが、年初から堅調な展開が続いていた貴金属価格が、ここにきてやや失速していることの方が影響する可能性がある。また、米国の利上げ期待が高まる場合には、対ドルでの下落が続く可能性も考えられ、今週の米雇用統計には注目したい。そして、米国の利上げ期待が高まる場合には、株価の下落につながる可能性もあり、その場合には対円でも上値の重い展開が続く可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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