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2024-03-29 15:30:03

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年1月26日

週間マーケット展望  2015年1月26日

先週の振返り

先週は、週明けから主要国の株価が堅調な動きとなったことから、投資家のリスク志向の動きが強まり、ドル円・クロス円は序盤から堅調な動きとなった。また、それまで続いたスイス中銀によるスイスフランの対ユーロ相場の上限撤廃に絡む混乱が一服したことも、リスク回避の動きが和らぐ要因となった。しかし、その後ECBが理事会で量的緩和策を決定したことや、原油価格下落を背景にしたインフレ率の低下、資源国通貨の下落などから、再び円を買う動きが強まった。

今週の展望

今週は、底固い展開が予想される。ECBによる量的緩和策が決定したことで、注目されたイベントが終了した。それまでユーロ売りの要因となっていたが、その後はやや一服感も出ている。また、今週はFOMCが予定されているが、それほど混乱も予想されていない。その為、やや円買いの動きが一服する可能性が考えられる。ただ、下落が続いた原油価格が落ち着きを見せているが、再び下落するようだと、投資家のセンチメントも悪化する可能性も考えられるため、原油相場にも注目したい。また今月に入り、インド、スイス、デンマーク、トルコ、カナダなどが利下げに踏み切っており、今週予定されている各国の政策金利発表にも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

115.86 〜 119.97

 

今週の予想

先週は、週明けキング牧師生誕記念日の祝日で米国市場が休場となり、取引材料に乏しい中、週序盤は小動きの展開となった。その後、日銀やECB理事会で追加緩和が決定されるとの見方を背景に、ドル買いが優勢となり、米ドル/円は一段の上昇となった。ただ、やや上値は限定的となり、週後半はレンジ内のもみ合いの展開が続いた。
今週は、底固い展開が予想される。28日のFOMCには注目したい。米国の利上げ時期のコンセンサスは6月から7月頃とみられているが、声明などにより思惑が交錯する可能性も考えられる。ただ、ECBが量的緩和策を決定したことを受けて、米国と日欧との金融政策の違いが分かれており、当面は利上げが近いドルを買う動きが続く可能性も考えられる。ただ、118円台後半では上値の重い展開が続いたことから、ここを上抜けるかどうかがポイントとなるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

129.30 〜 137.64

 

今週の予想

先週は、堅調な株価動向や、ユーロ圏主要国であるドイツの経済指標が改善したことを受けて、ユーロは堅調な動きとなった。また、ここまでスイス中銀によるスイスフランの対ユーロ相場の上限撤廃に絡む混乱からユーロ下落が続いていたが、一服感から買い戻しの動きも見られた。しかし、ECB理事会でQE(量的金融緩和)を導入することが決定されたことを受けて、再びユーロ売りが強まった。ユーロ/円は、137円台から130円台まで下落し、2013年9月以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。ECB理事会で量的緩和策が決定されたが、やや材料出尽くし感から一旦値動きも落ち着く可能性が考えられる。また、元来スイス中銀の決定も、ECBの発表を見越した措置であることから、イベント終了ムードが高まる可能性が考えられる。ただ週明けは、ギリシャ総選挙の結果を受けた動きが予想されることから注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

175.23 〜 178.88

 

今週の予想

先週は、週明け米国市場が休場となったことで取引材料に乏しく、序盤はやや小動きの展開となった。しかし、主要株価が堅調な動きとなったことで、投資家のリスク回避の動きが和らぎ、ポンド/円は堅調な動きとなった。一時、180円台まで上昇したものの、その後英中銀が公表した1月の金融政策委員会の議事録で、全会一致で金利が据え置かれたことが明らかとなり、利上げ期待が一段と後退したことから、週末には176円台まで下げる動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。8月以降利上げを主張していた英金融政策委員会の委員2人が、政策金利の据え置きを支持したことから、英国の利上げ時期が一段と先送りされるとの見方が広がっており、当面は積極的に買い難い展開が続く可能性が考えられる。特に、原油安を背景にインフレ率が低下していることが原因であることから、目先は原油価格の動向にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

91.76 〜 95.00

 

今週の予想

先週は、序盤から世界的に株価が上昇したことを好感して、豪ドル/円は堅調な動きとなった。しかし、ECBの追加緩和観測や、資源国や新興国の利下げが続いたことを受けて、豪ドルは軟調な動きとなった。そして、ECBの量的緩和が発表されたことや、カナダなどが利下げを実施したことを受けて、豪州の利下げ懸念も高まり、豪ドル/円は週前半の97円台から93円台まで下げる動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。今月に入り、インドやスイス、トルコ、カナダなどが相次いで利下げしたことを受けて、兼ねてから利下げの可能性が指摘されていた豪州も利下げをするのではないか、との懸念も強まっている。豪州の政策金利発表は来週だが、金利先物市場では豪州金利が政策金利を下回る水準に低下している。このことから、豪ドルは上値の重い展開が続く可能性が考えられる。今週は、豪州の物価関連の指標発表が週後半に続くことから、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

10.18 〜 10.51

 

今週の予想

先週は、週明け米国市場が休場となったこともあり、やや材料に乏しく、上値の重い展開となった。その後は、南アフリカの経済指標が予想を下回る結果が続いたものの、堅調な株価動向を背景に、ランド/円は底固い動きとなった。そして、ECBが量的緩和策を決定したことから一段と株価が上昇となり、ランド/円は10.42まで上昇し、12月5日以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。29日に南ア政策金利発表、30日に貿易収支、財政収支の発表が予定されており、結果に注目したい。原油価格下落を背景に、新興国通貨の下落も見られており、今年に入って新興国などで利下げ決定が相次いでいる。一部では、南アの利下げも予想されているものの、南アにとって原油安は経済にプラスである。また、南ア中銀総裁が、原油価格下落の波及効果を待って政策対応をする考えを示したことから、今回は政策金利を5.75%に据え置く可能性が考えられる。そして、その後の貿易収支は1年ぶり、財政収支は半年ぶりのプラス予想となっており、マイナスから脱却できるのか注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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