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2024-04-20 04:40:20

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年1月19日

週間マーケット展望  2015年1月19日

先週の振返り

先週は、序盤から株価が軟調な動きとなったことから、投資家のリスク回避の動きが先行し、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。また、ECB理事会で量的緩和策に踏み切るとの観測から、ユーロが主要通貨に対して軟調な動きとなった。そして、スイス中銀が対ユーロ相場の防衛ラインとしていた上限を廃止すると発表したことを受けてスイス・フランが急騰し、為替市場が不安定な動きとなったことから、投資リスクを回避させる動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

今週の展望

今週は、日銀の金融政策発表、ECB理事会の結果に注目したい。日銀の金融政策発表では、物価や成長率の見通しが改めて示されるが、原油相場の下落などで今年のインフレ目標の1.7%を維持することが難しく、修正される可能性も指摘されている。仮に下方修正される場合には、目標を達成する可能性が低下し、追加緩和の必要性も出てくるだろう。また、ECB理事会では、QE(国債購入を含む量的緩和)に踏み切る可能性も予想されており、ここまでのユーロ下落の要因にもなっている。そのため、政策発表やドラギECB総裁の会見には注目したい。日銀のインフレ見通しの下方修正や、ECBが量的緩和に踏み切る場合には、円売り、ユーロ売りとなり、ドルが押し上げられる可能性も考えられる。また、株価が上昇となれば、豪ドル/円などにはフォローとなる可能性もある。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

115.57 〜 120.07

 

今週の予想

先週は、週明けから株価が下落となり、リスク回避の動きが強まったことから、ドル/円は序盤から軟調な動きとなった。また、米小売売上高が3ヵ月ぶりのマイナスとなり、11ヵ月ぶりの大幅な下げとなったことから、ドルは主要通貨に対して下落となり、ドル/円は115.86まで下落し12月16日以来の安値を付ける動きとなった。ただ、週末にはやや値を戻している。
今週は、底固い展開が予想される。週明けは米国が祝日となるが、休み明けには、米大統領の一般教書が予定されている。現状では、為替市場を動かすほどのインパクトはないとの予想である。むしろ、日銀金融政策決定会合(20日-21日)、ECB理事会(22日)の方が注目されており、前者において、物価や成長率の見通しが下方修正される場合や、後者でQEに踏み切る場合、ドルが押し上げられる可能性がある。ただ、先週の米経済指標の鈍化から、利上げ時期の先送りとの見方も出ており、今週発表される主要な経済指標の結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

132.02 〜 138.90

 

今週の予想

先週は、週明けから世界的に株価が下落したことや、ギリシャ情勢の緊迫化、ECBがQE(量的金融緩和)に踏み切るとの観測を背景に、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなった。また、スイス中銀が対ユーロ相場の上限を廃止したことを受けて、スイス買い・ユーロ売りとなり、ユーロは一段の下落となった。また、ユーロ/円も134.72まで下落し、10月16日以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。22日のECB理事会で、QE(国債購入含む量的緩和)に踏み切るのかどうかが注目されている。スイス中銀は、QEに踏み切った場合を想定して、ユーロが大きく下落した場合、ユーロ買い(介入)を続けることには限界があることから、これまでの上限を廃止しており、これがスイス・フランのパニックにつながっている。そのため、政策発表やドラギ総裁の会見で再びユーロが大きく変動する可能性も考えられる。QEに踏み切る場合にはユーロ下落が予想されるものの、ここまで織り込んで下落していることから、下げは一時的との見方もある。また、ギリシャ総選挙(25日)を控えていることから、QEを先延ばしするとの見方もあることから、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

174.68 〜 180.95

 

今週の予想

先週は、週明けから株価や原油価格の下落が続いたことから、英ポンドは軟調な動きとなった。また、英国の消費者物価指数が約14年ぶりの低水準となったことや、スイス中銀が対ユーロ相場の上限を廃止すると発表したことで、対スイスで大きく下落となり、対円でも下落する動きとなった。ポンド/円は、週明けの180円台から175円台まで下落し、10月24日以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。インフレ率が低下していることから、英中銀の利上げ観測も後退している。また、下振れリスクに対する懸念から、積極的にポンドを買い難い状況である。ただ、物価の低下は個人消費の期待につながり、原油価格の低下は英国経済にも影響する。そして、原油価格や株価が引き続き軟調な動きとなる場合には、ポンド/円は上値の重い展開が続く可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

93.56 〜 97.30

 

今週の予想

先週は、週明けから世界的に株価の下落が続いたことや、原油など資源価格の下落を背景に、投資家のリスク回避の動きが強まり、比較的安全な通貨とされる円を買う動きが優勢となった。豪ドル/円は、一時94.25まで下落し、10月24日以来の安値を付ける動きとなった。その後、豪州の雇用統計で、雇用者数の伸びが予想を上回る結果となったことを好感して、96円台後半まで値を戻したものの、スイス中銀が対ユーロ相場の上限を廃止すると発表したことに端を発し、リスク回避の動きが強まり、再び95円台まで下げる動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。資源価格の下落が続いていることで、豪州経済の失速から財政赤字の拡大も懸念されており、その場合には格下げの可能性も一部で指摘されている。また、世界銀行が2015年の世界経済の成長率見通しを引き下げたことで、資源需要の減少懸念も圧迫要因となるだろう。そのため、今週も、株価や資源価格の動向に左右される展開が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.95 〜 10.40

 

今週の予想

先週は、序盤から株価や、原油価格が大きく下落したことを受けて、エマージング通貨も下落となり、投資家のリスク回避の動きが強まったことから、ランド/円は軟調な動きとなった。その後、原油価格が反発したことや、南アの経済指標が予想を上回る結果となったことから、値を戻す動きも見られた。しかし、スイス中銀が対ユーロ相場の上限を廃止すると発表したのを受けて、再びリスク回避の動きが強まり、ランド/円は10.03まで下落し、12月17日以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。先週発表された南アの経済指標は、強弱まちまちの結果となったが、特に製造業関連の指標悪化が続いたことは、今後に懸念が残る。また、一旦値を戻している原油価格が再び軟調な動きとなる場合には、ランド相場にも影響が出るだろう。そして、今週は、南アの鉱物生産(20日)、消費者物価指数(21日)の発表が予定されており、市場予想は前回から悪化が予想されていることから、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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